4Kモバイルディスプレイ（モバイルモニター）のおすすめ17選｜必要性は？

モバイルディスプレイはコンパクトで持ち運びが可能なモニターで、モバイルモニターとも呼ばれます。仕事用のサブモニターとしてはもちろん、映画鑑賞やゲームなどさまざまな場面で活躍するアイテムです。

最近は144Hz・4K画質に対応したモバイルディスプレイも多く販売されています。4K対応モデルであれば映像・文字ともに鮮明に映るので、外出先でのPC作業が多い方やゲームを美しい映像で楽しみたい方におすすめです。

本記事では、4Kモバイルディスプレイの特徴や必要性・選び方を詳しく解説します。また、おすすめの4Kモバイルディスプレイや口コミ・日本製の製品についても紹介しますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

モバイルディスプレイを使う必要性はあるのか、メリットとデメリットを参考に選びましょう。また、高画質がゆえの弱点があるので購入する際は慎重に選んでください。

4Kモバイルディスプレイの解像度は3840×2160であり、これはフルHD画質の4倍に相当します。圧倒的な描画性能で色彩やコントラストを鮮明に表現できるため、PCで映画などを見る機会が多い方におすすめです。

また、4Kモバイルディスプレイは画像のみならず、文字もハッキリ映せます。この利点はエクセルでの作業などビジネスシーンで活躍するので、映像鑑賞の趣味がない方もぜひ購入を検討してください。

4Kモバイルディスプレイは下位画質モデルに比べて消費電力が多く、その分大きめのバッテリーを搭載する必要があります。さらに4Kモデルは基盤自体も大きいため、本体のサイズ・重量が大きいものがほとんどです。

また、高画質モデルの場合は画面が小さすぎると文字が潰れるなどの問題が生じるので、4Kモバイルディスプレイを選ぶ際は、携帯性を追求しすぎないようにしましょう。

4Kモバイルディスプレイはサブモニターとしての利便性が高く、ノートPCなどに繋いで手軽に導入できます。資料ファイルを見ながら別画面で編集ソフトを操作したり、オンライン会議中に別画面でメモを取ったりと、2画面環境のメリットはとても多いです。

ウィンドウを切り替える手間が省けて作業速度が向上するので、テレワークでの作業がしにくいと感じているなら、4Kモバイルディスプレイの導入をおすすめします。

4Kモバイルディスプレイは設置場所を選ばないため、カメラに繋げば商用撮影や記念写真などにおいても活躍が期待できます。撮影中の映像を大きなディスプレイで確認でき、カメラの液晶画面だけを見るよりも実際の映り方が分かりやすいので、写真のクオリティにこだわりたい方におすすめです。

4KモバイルディスプレイはSwitchなどのゲーム機にも繋げられるので、ケーブル1本で外出先でも大画面でゲームを楽しめます。スマホに繋げば、スマホゲームも高画質でプレイできます。ただし、ゲームプレイ中はディスプレイ本体のバッテリー消費が非常に早くなるので、必ずPD対応USBケーブルで別途電源を確保してください。

4KモバイルディスプレイはPCやカメラなどに繋いで使うため、こうした接続先の機器と端子を一致させることが必要です。HDMI端子が備わっていれば大抵の情報機器に繋げますが、スマホやゲーム機などUSB端子が必要になる場合も多々あります。また、外出先でゲームに使う場合は、USB-PDケーブルおよびPD対応充電器を用意しましょう。

4Kモバイルディスプレイのモニターサイズは、15～17インチ程度が丁度いいと言われています。モニターサイズが小さすぎると、文字やアイコンが潰れて見えにくくなるからです。一方で、20インチなど大きなサイズになると、薄さも失われ、重くて持ち運びづらいといった欠点が生じます。

携帯性と4K画質の再現性を両立するためにも、なるべくモニターサイズは15～17インチに収めるようにしましょう。

画面の光沢は用途に合わせて選ぶようにしましょう。モバイルディスプレイの画面には、光沢があるグレアパネルと光沢がないノングレアパネルがあります。

グレアパネルは、画面に光が入ることで映像がきれいに見えるのが特徴です。一方で、ノングレアパネルは画面が見やすく長時間の視聴でも目が疲れにくいです。それぞれの特徴を踏まえて、利用目的に合わせて光沢の有無を選びましょう。

4Kモバイルディスプレイにはバッテリー搭載モデルと非搭載モデルがあり、搭載している場合は1回の充電で平均6時間前後使えます。中には10時間以上駆動する製品もあり、遠出の多い方におすすめです。

バッテリー非搭載モデルの場合は、ACアダプターやUSBバスパワーなどで別途電源を供給する必要があります。バッテリーがない分本体の重量が軽くなるので、長距離移動の際も持ち運びに疲れません。

4Kモバイルディスプレイをスマホに繋いで使う場合は、タッチパネル式の製品がおすすめです。スマホと同じ感覚で使用できるので、スマホゲームからカメラ機能まであらゆる操作が格段に楽になります。画面の指紋汚れが気になる方は、タッチペンの購入もあわせて検討してください。

モバイルディスプレイでゲームをプレイする場合は、15インチ以上の大画面サイズと高リフレッシュレートの製品を選ぶのがおすすめです。15インチ以上のモバイルディスプレイであれば、画面が大きいためゲームが非常にプレイしやすいです。

リフレッシュレートとは、「1秒間に画面が更新される回数」を60Hzや120Hzといった数値で表し、数値が高いほど画面が滑らかに動きます。PS5など性能が高いゲーム機に接続する際は120Hzの高リフレッシュレートの効果を受けられます。

コスパを重視するならEVICIV（エビシブ）がおすすめです。エビシブは2019年に設立された中国のIT機器メーカー。低価格にもかかわらず高スペックな商品を取り扱っています。Amazonのディスプレイランキングでは常に上位にランクインするほど人気です。

価格が安い4Kディスプレイモニターがほしい方は、JAPAN NEXT（ジャパンネクスト）がおすすめです。ジャパンネクストは2006年に設立された日本のPCモニターメーカー。広告費をかけずにネット販売をメインにしてコストを抑えており、低価格でモバイルモニターを提供しています。

ゲーム・動画編集・デスクワークなどさまざまな用途で使用したい方には、DELL（デル）をおすすめします。デルはアメリカに本社を置く世界市場トップシェアのコンピュータシステムメーカーです。また専用ソフト「Dell Display Maneger」を使用すれば、より快適にモニターを使用できます。

4Kモバイルディスプレイの販売はほぼ中国をはじめとする海外メーカーが占めています。4Kモバイルディスプレイは基本、中国メーカーから選ぶことになりますが、日本メーカーでも取り扱いがあります。

しかし、現状発売されているものは日本メーカーではありますが、製品自体は中国製です。尚、外国産4Kモバイルディスプレイの中では、EVICIV・cocoparといった中国メーカーの高性能モデルが人気です。レビュー件数も多く製品の全容が分かりやすいので、まずはこの2社の製品をチェックしてください。

モニターを中古で購入する際に気をつけたいポイントとして、パーツの不揃いや保証期限の切れのリスクです。新品購入時に同梱されていたケーブルなどが、中古で付属してない可能性もあります。

また、基本は新規購入の日を基準に保証期間が定められているため、中古では保証期限が切れている可能性も。中古で購入すると、新規購入より安価に済みますが、これらのリスクも承知の上で購入しましょう。

4Kモバイルディスプレイが1台あれば、PC作業やゲームプレイの幅を格段に広げられます。持ち運びも簡単なので、外出先での作業効率も向上しますよ。4Kモバイルディスプレイに興味を持たれた方は、本記事で挙げた選び方をぜひ参考にして、自分に合った製品を探してください。