軽量モバイルディスプレイおすすめ9選｜1万円以下の安いものも

モバイルディスプレイ（モバイルモニター）があればパソコンのサブモニターとして活用でき、好きな場所でゲームをプレイできます。最近は、Nintendo Switch用にモバイルモニターを購入する方も多いです。

持ち運びがしやすいモバイルディスプレイですが、「軽い＝性能が低い」と思う方も多くいます。しかし、実際は高性能で携帯性と使いやすさを両立させた製品が多く存在します。モバイルディスプレイを選ぶなら、できるだけ軽量の製品を選ぶのがおすすめです。

この記事では軽量のモバイルディスプレイに焦点を当て、モバイルディスプレイ全般の重量の傾向・価格・性能などに触れつつ選び方のポイントを解説します。軽量モバイルディスプレイのおすすめ商品も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

モバイルモニターのメリットは、手軽にノートPCの画面をデュアルディスプレイにできることや、Nintendo Switchなどのゲーム機やFire TV Stickなどと接続して、ゲームや動画を楽しむめるなど、多様な用途で使えることです。縦画面でも使えるため、作業の効率化が捗ります。

家の中で使うだけでなく外出先にも簡単に持ち運べるため、プレゼンなど仕事の用途でもモバイルモニターは大活躍します。仕事とプライベートどちらでも役に立つアイテムなので、一台持っておくと重宝するアイテムです。

デメリットとしてはモバイルディスプレイは軽量にするため、薄型で材質がプラスチックのものも多くあります。そのため、衝撃に弱く破損しやすい点です。また、軽いので安定性に欠けます。安定性を良くしたいなら別途スタンドなどと併用するのがおすすめです。

モバイルディスプレイの人気製品の価格帯は平均的に2～3万円前後ですが、より高価格なモデルや1万円前後で購入できるモデルもあります。しかし、1万円前後で購入できる安いモデルは、「画面サイズが小さい」「中古品」「無名メーカー」のいずれかの特徴を持っています。

画面サイズが小さくて安い製品は使いづらさを感じる可能性も。デュアルディスプレイで補助的なモニターとしての活用や、画像表示がメインの場合にはおすすめです。

また、中古品の場合はスペック・商品状態などをしっかりチェックしてください。公式サイトのない所在不明メーカーは、耐久性・信頼性・サポートの面で不安要素が大きいため、避けた方が無難です。

画面のサイズは持ち運びやすさや見やすさによって選ぶ基準が変わります。軽量でもできるだけ見やすいディスプレイを選びたい方はサイズや解像度をチェックしましょう。

モバイルディスプレイの主流の画面サイズは15.6インチで、ビジネスバッグに収まりやすいサイズです。重量も幅が広く、そのほかの性能もさまざまで選びやすいのが魅力です。しかし17～20インチは画面が大きくて見やすい反面、1kgを超える重量の製品も多いので軽量重視してる方は気を付けましょう。

小型のものでは7～8インチ、300g前後の製品もあります。持ち運びやすさを最優先に考える方におすすめです。

モバイルディスプレイの解像度はフルHD(1920×1080)の製品が主流です。解像度が高いほどより細部まで鮮明に表示できるので、高解像にこだわるなら4K(3840×2160)対応の製品をチェックしましょう。

画面サイズが小さめのディスプレイの場合、解像度が高いと文字が小さくて見づらい場合もあります。テキストを表示する機会が多い方は画面サイズと解像度のバランスも考慮して選ぶのをおすすめします。

ディスプレイにはグレア（光沢）とノングレア（非光沢）の二種類があります。屋内で使い分けても大きな差はありません。屋外で使用する場合を考えると、光の映り込みがしないノングレアタイプが使いやすいです。

グレアタイプのメリットは、静止画、動画ともにコントラスが高く、鮮やかな色を表示できます。そのため、写真編集や動画編集などの、色を重要視するような作業に向いています。しかし、傷がつきやすく、光沢があるため画面に映り込みがしやすいのがデメリットです。

ノングレアタイプは、長時間の作業でも目に負担が少ないのがメリットです。しかし、やや白っぽく見えるので、色を重要視した作業には向いていません。一般的なオフィスワークであればノングレアタイプがおすすめです。

接続する機器に合った端子を搭載している製品を選びましょう。HDMIは音声信号と映像信号をケーブル1本で品質を保ったまま出力できる接続方法です。また、近年ではMacなどUSB Type-Cによる接続も増えてきました。

映像出力が可能なオルタネイティブモード対応のType-C端子は、Display Portロゴが端子の傍に記載されているので、お手持ちの機器を確認してください。新しいモバイルディスプレイの中には、Wi-Fi DirectやBluetoothによるワイヤレスに対応している場合もあります。ケーブル不要で使いたいときにすぐ使える手軽さが魅力です。

モバイルディスプレイの中にはバッテリーを搭載している製品もあります。バッテリーを搭載している分、重量はありますが、電源を確保できない場所でも使用できるので場所を気にする必要がありません。

また、USB PD対応製品ならパソコンやゲーム機の給電も可能です。一方、バッテリー非搭載のタイプはUSBで給電する必要があります。ただし、電源を確保できる場所は限られるので、使用シーンに合わせて選びましょう。

タッチパネル対応のモバイルディスプレイなら、スマホのようにスワイプやスクロールなどの直感的な操作が可能です。作業内容によってマウスとタッチパネルを使い分けるとより効率的に作業できます。

タッチパネル対応の製品の中には、10点マルチタッチ対応のモバイルディスプレイもあります。10ヶ所のタッチを認識できるので、シーケンスソフトやゲームなどの操作も快適です。

モバイルディスプレイには保護ケース(カバー)とスタンドケースが付属している場合があります。外出先で手軽に使いたい方は、持ち運びしやすいスタンドケースがおすすめです。

また、モニターアームに取り付けたい場合は、ディスプレイ背面のネジの配置とモニターアームのネジの配置が対応している必要があります。ネジの配置はVESA規格で決まっており、主に「VESA75(75×75mm)」や「VESA100(100×100mm)」などです。

モバイルディスプレイの価格帯は、2万～4万円くらいです。価格だけでチョイスするのもアリですが、何に使用するか・どこで使用するかを考慮して選択するのがおすすめです。必要な機能性や持ち運ぶなら軽さなど用途や目的に合わせて選んでください。

近年では、折りたたみ式のモバイルモニターも発売されています。モニターが3面ついていて、3面鏡のような形で利用できます。持ち運ぶ時はコンパクトになるのは、嬉しいポイントです。中央モニターで作業をして、左右のモニターで資料を開くなど多種多様な使用方法があります。

1万円以下でモバイルモニターを購入したいときには、中古も視野に入れましょう。中古なら購入費用が抑えられます。中古でモバイルモニターを購入する際は、実際に店舗に行って購入するかネットショップがおすすめです。

以下の記事では中古のモバイルディスプレイのおすすめや、購入時の注意点を紹介しています。合わせてご覧ください。

モバイルディスプレイを接続する方法は、Type-Cケーブルでサブモニターやゲーム機に差し込むだけです。 iPhone・ipadなどのApple製品への繋ぎ方は、変換アダプタを用意してください。

PS45への繋ぎ方はHDMIケーブルを使用して接続します。接続したい機器によって異なるため、対応しているケーブル等を確認すればOKです。

軽量のモバイルディスプレイを紹介しました。持ち運ぶのに負担感のないモバイルディスプレイなら、さまざまな用途に有効活用しやすくなります。本記事を参考にして、仕事の効率化や迫力のゲームプレイなどで軽量のモバイルディスプレイを使いましょう。