【2024年最新】モバイルディスプレイおすすめ5選｜タッチパネル対応も

モバイルディスプレイは、持ち運びができるディスプレイです。どこにいても手軽にオフィスのような作業環境が作れるため、近年では在宅ワークでも使用されています。仕事だけではなく、Switchやタブレットなどのデバイスと繋いでサブモニターとしても活用可能です。

パソコンと繋いでデュアルモニター環境にすることで作業効率アップを図れるほか、外出先でプレゼンをする時にも活躍します。そんな便利なモバイルディスプレイですが、さまざまなメーカーから販売されていて、選ぶときに悩んでしまいますよね。

そこでこの記事では、モバイルディスプレイを選ぶ時のポイントを詳しく解説します。モバイルディスプレイの魅力やおすすめのモバイルディスプレイ12選も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

モバイルディスプレイにはどんな機能があるのでしょうか。ここでは、モバイルディスプレイを使用するメリットを解説します。

タブレット端末と見た目は似ていますが、用途が異なります。モバイルディスプレイは、あくまで持ち運びができる「モニター」です。

タブレットとは違い本体にOSは入っておらず、モニターとしての機能だけを備えています。携帯性・画質・操作性といった機能が重視されたアイテムです。サイズ展開も豊富で、7~15インチを超えるサイズの中から好みの大きさを選べます。

シンプルな操作性は、モバイルディスプレイのメリットです。複雑な操作なしにパソコンやタブレット、スマホなどのさまざまなデバイスと簡単に接続できます。軽量なタイプが多く楽に持ち運べるので、いつでもどこでもデュアルモニター環境を作ることが可能です。

価格帯もOSの入ったタブレット端末に比べて安い商品が多く、ビジネス用としてもゲームや動画視聴などのエンタメ用としても使えます。

モバイルディスプレイの価格は、安い機種だと1万円以下、高級な機種だと10万円以上と価格差が大きいです。一般的な相場は、18,000円～35,000円程度で、2万円台の機種が売れている傾向にあります。

常設のディスプレイと比較しても安価なアイテムが豊富ですが、業務用の高級品になれば50万を超えるモバイルディスプレイも。メーカー・画面サイズ・画質など、総合的な機能面で価格は変わるので、あくまで参考価格としてください。

モバイルディスプレイの使い勝手は、どれだけ自分の使用シーンにマッチした商品を選べるかで大きく左右されます。モバイルディスプレイを購入する前に、選ぶ時の大切なポイントを確認しましょう。

画面のサイズによって、持ち運びやすさに差がでます。持ち運ぶことが多いなら、13～15インチが標準的でおすすめです。13インチは大体A4サイズと同じくらいなので、ビジネスバッグや通学カバンにも収納できます。

持ち運びはせず、パソコンのサブモニターとして作業のしやすさや、ゲーム・動画の臨場感を味わいたい方には17～20インチの大型が適しています。また、臨場感が味わいたいのであれば、解像度にも注目しましょう。画質にこだわりたい場合は4K・8Kといった高画質モデルもあります。

接続端子の形式は、事前に必ずチェックしてください。モバイルディスプレイを繋げるデバイスに応じた端子でないと、使用することができません。HDMI・USB(Type-A/Type-C)・VGAなど、どのタイプが接続可能か確認しましょう。

複数のデバイスで使う場合は、端子が多い方が汎用性が高くなります。iPhoneで使う場合は「Lightning-HDMIの変換アダプタ」を別途購入しなくてはいけない場合がほとんどです。

重量も扱いやすさを決める大切なポイントです。持ち運ぶ場合はできるだけ軽量なものを選びましょう。また、外出先での使用が多い方には「スタンドケース付き」がおすすめです。モバイルディスプレイを自立させるだけでなく、傷や衝撃から守ることができます。

モニターアームへの取り付けを想定されている場合は、「VESA規格」対応のものを選択しましょう。VESA規格の表記があるものなら、どのタイプのモニターアームにも設置可能です。(自作を除く)

電源のない外で使用することが多い方には、バッテリー搭載型をおすすめします。バッテリー容量が大きいものなら、長時間使用する場合も安心です。

一方、テレビの代わりやデスクトップ型パソコンのサブモニターとして電源が確保できる場所に常設する場合は、バッテリーにこだわる必要はありません。

持ち運ぶ可能性が捨てきれないのであれば、USBケーブルのものがおすすめです。ACアダプターに比べてノートPCに繋ぐなど、電源を確保しやすくなります。

タッチ機能があれば、直観的な操作ができます。作業の効率化に繋がる上に、スマートフォンを繋げる際にも便利な機能です。タッチ機能があるディスプレイは画面の表面に光沢がある「グレア」がほとんどですが、まれに光沢のない「ノングレア」も存在します。

鮮やかな画像を堪能したい場合はグレア、長時間の使用でも目が疲れにくいタイプがほしい場合はノングレアがおすすめです。

たくさんのメーカーがモバイルディスプレイを販売しています。ここでは、おすすめのメーカー4社にスポットを当てて、それぞれの特徴をご紹介します。

I-O DATAは、日本のコンピュータ周辺機器の製造・販売をしている老舗メーカーです。I-O DATAのモバイルディスプレイは5年保証がついており、長期間安心して使えます。

21インチ以上の大型のモバイルディスプレイが多く展開されているのが特徴です。また、ブルーライトカットやタッチ機能搭載など、機能面にもこだわりがあります。

レノボは、ノートパソコンの「Tinkpad」が有名な、香港のPCメーカーです。USB-TypeCポートの位置が両サイドにあり、仕事の効率化に特化したものが多いのが特徴です。薄型・軽量・コンパクトなモデルも多く、持ち運びや外出先で仕事をする機会が多い人に向いています。

とにかくコスパのいいメーカーと言えばASUSです。ブルーライトカット機能や、どの角度からも綺麗な映像を観ることができる広視野角機能など、機能面でも充実しています。価格は抑えたいけれど、機能は妥協したくないという方にもおすすめできるメーカーです。

ゲシックは台湾のメーカーで、他で販売していないようなユニークな製品を開発しています。特に、持ち運べる液晶モニターの「on-lap」シリーズは注目されているアイテムです。低価格なものが多いですが、機能性にも優れており、縦置きが可能なものやタッチパネル機能など、高性能で使いやすいモバイルディスプレイが豊富にラインナップされています。

近年人気再熱のモバイルディスプレイですが、PC環境をデュアルモニターにすることで作業効率が42%アップするというデータもあり、試してみる価値は大いにあります。仕事以外にも活躍するので、ぜひこの機会に検討してください。