タッチパネル搭載モバイルディスプレイ（モバイルモニター）おすすめ9選｜小型も

モバイルディスプレイ(モバイルモニター)は、手軽にどこでも動画の視聴や、ゲームができ人気の高いアイテムです。小型タイプなど種類が豊富にありますが、中でもタッチパネル対応のものなら操作が簡単なので、作業効率アップも可能です。

タッチパネル対応のモバイルディスプレイはラインナップが豊富で機能性・スペック・サイズなども機種により大きく異なります。そのため自分の用途や利用スタイルを確認しながら、慎重に選ぶのが重要です。

この記事ではタッチパネル対応(タッチ対応)のモバイルディスプレイのおすすめ9選を紹介します。モバイルディスプレイの魅力や必要性・選び方・人気のメーカー・無線での接続設定方法についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

モバイルディスプレイとはどんなものなのか知れば、製品ならではの特色について確認できます。こちらではタブレットとの違いも解説するので、ぜひ参考にしてください。

モバイルモニターは、持ち運びもできる液晶モニターです。パソコンやゲーム機などと接続すると、簡単に大きな画面で動画やゲームを楽しめます。また、サブモニターとしても使用できるので、ビジネスシーンでも大活躍します。

モバイルディスプレイの中でもタッチ操作が可能なものが「タッチパネル対応モバイルディスプレイ」として販売されているのもポイントです。

モバイルディスプレイとタブレットの決定的な違いはOSの有無です。OSとはコンピューターを管理するソフトウェアで、タブレットにはOSが搭載されている分アプリやインターネットの閲覧などが行えます。WindowsやMacなどが有名です。

一方、モバイルディスプレイはOSが搭載されていないのでアプリの活用はできず、モニターとしての用途でしか使えません。

タッチパネル対応のモバイルディスプレイを選ぶ際はインチ数も重要なポイントです。持ち運びの頻度が多い場合は13インチ・14インチのモバイルディスプレイを選びましょう。13インチ・14インチはノートPCと同じくらいのサイズなのでカバンにも入りやすく携帯性の高さが魅力です。

また持ち運びやすさを重視する場合は目安として「300g以下」程度のモバイルモニターがおすすめです。

一方で持ち運びの頻度はあまり高くなく画面の見やすさを重視する場合は、15インチ・16インの大きめのインチ数を選ぶと快適に使用できます。またゲームや動画鑑賞に使いたい場合は数は少ないですが20インチ以上のモバイルモニターもおすすめです。

HDMIは、PS4やSwitchなど主にゲーム機との接続の際に必須となります。そのため、ゲームがメインの用途の場合は、必ずHDMI端子を搭載しているかを購入前に確認しましょう。

USB type-Cは、スマホ・タブレットなどのデバイスと接続したい場合に必要な端子です。USB Type-C対応のスマホはAndroidであり、iPhoneはLightningケーブルで接続できます。

また、USB type-C対応のMacBookなどのノートパソコンとも接続ができるので、ビジネスシーンにも安心です。しかし、他の接続方法に比べて不安定なデメリットがあります。

VGAは、昔からある接続端子で遅延の少ない安定した接続が魅力です。しかし、4Kには対応しておらず、搭載されているモデルも少ないのがデメリットになります。

モバイルディスプレイにはワイヤレスで接続できるBluetoothタイプもあります。ワイヤレスで接続するため、コードを挿す必要がなく机の上をスッキリできます。しかし、Bluetoothタイプのモバイルディスプレイは現状数が少ないです。

モバイルディスプレイはバッテリー搭載・非搭載の2タイプがあります。バッテリー搭載モデルは駆動時間をチェックして最低6時間以上のものを選べば、長時間の使用も安心です。

また、バッテリー非搭載の場合、USB端子で接続機器（PCとか）から給電するタイプ・AC電源から給電するタイプがあります。バッテリー非搭載の製品は外出先でコンセントに挿して使う必要があるので、使用場所が限られてしまいます。

映像を楽しむためのアイテムである、モバイルディスプレイは解像度も重要です。解像度は、映像の繊細さやなめらかさなどの画質を大きく左右します。フルHDの1929×1080の解像度のものが一般的ですが、画質にこだわりたい場合、話題の4Kに対応したものがおすすめです。

ゲームに使うなら、リフレッシュレートと応答速度を確認するのが大切です。リフレッシュレート・応答速度の特色と、選び方のコツは以下のようになります。

モバイルディスプレイで、動画の視聴がメイン用途となる場合は、スタンド付きのものだと角度調整なども手軽にできるので、画面が見やすく快適に視聴できます。目の疲れの防止にも繋がるため、スタンド付きだと長時間の動画視聴にもおすすめです。

モバイルディスプレイは「グレアタイプ」と「ノングレアタイプ」の2種類です。

グレアタイプは液晶のコントラストが高く、鮮やかに表示できます。多くのディスプレイに採用されているタイプで、デメリットとしては傷がつきやすく、画面の反射が多い点が挙げられます。対してノングレアタイプは画面の反射を抑え、明るい場所でも見やすいのがメリットです。しかしノングレアタイプは画面が白っぽいため、娯楽用途で使うのには不向きです。

2種類のタイプのメリット・デメリットを見極めたうえで自分の用途に適しているディスプレイを選びましょう。

手書きのイラストや文字を描きたい方は、タッチペン対応のモバイルディスプレイを選びましょう。タッチペンを使うとより直感的な操作が可能です。中には筆圧検知に対応しているモバイルディスプレイも発売されており、色の濃さを細かく表現できるのでより本格的にイラストを楽しめます。

モバイルディスプレイをiPhone対応させたい場合、基本的にLightning接続に対応しているモバイルディスプレイは少ないため、純正のLightning-Digital AVアダプタで変換して使用するのが一般的です。

LightningからHDMIへの変換アダプタはAppleの公式で販売されているので、iPhoneユーザーの場合は合わせてチェックしておきましょう。

ASUSは、台湾のパソコン周辺機器メーカーです。タッチパネル対応のモバイルディスプレイの分野では、フルHDに対応した高画質なアイテムを豊富に取り扱っています。スリムで軽量なコンパクトタイプのものなど、持ち運びしやすい機種が多いのも特徴です。

2画面出力や画面の自動回転機能など、機能性も優れているので、ビジネスシーンを始め、さまざまな場面に役立ちます。

I-O DATAは、日本の精密機器メーカーです。モバイルディスプレイ分野では、5年保証が付いており、購入後のサポートも充実しているのが魅力です。また、超解像技術を全モデルに搭載していて、高画質の映像を楽しめます。

折りたたみ式のスタンドケースも付いてくるので、快適に動画が視聴できるのも嬉しいポイントです。

Lenovoは香港のパソコンメーカーです。モバイルディスプレイの分野では、ノートパソコンと併用して、サブディスプレイとしての使用を想定して開発されており、作業効率が求められるビジネスシーンに向いています。持ち運びしやすいコンパクト＆軽量モデルも多く、出張などの外出にもおすすめです。

EVICIVは、中国のモバイルモニターメーカーです。スリムで軽量なモバイルモニターを多く販売しています。お手頃価格なアイテムが多く、コスパに優れているのも魅力です。

高画質で超極細フレーム採用のモデルも多く、迫力のあるきれいな映像を楽しめます。PS4のようなゲーム機にも対応しているので、ゲームがメインの場合にも最適です。

山善は大阪市に本社をもつ日本のメーカーです。扇風機や調理家電・テレビなど主に家電製品を製造しています。山善のモバイルモニターは、4K対応の高精細な製品やビジネスからゲームまで幅広く使える製品を販売しています。

日本製のモバイルモニターは非常に数が少ないため、国内メーカーのモバイルモニターが欲しい方や品質が高くて価格が安い製品が欲しい方におすすめです。

話題の「Astro4k」は、世界初となる高画質の4K映像をワイヤレスで楽しめるモバイルディスプレイ（ワイヤレスモニター）です。バッテリー駆動時間は8時間と長く、スマホやゲーム機など幅広い機器に対応しているのも魅力です。

公式にはまだ発売はされていませんが、クラウドファンティングで支援購入できます。（現在はプロジェクト終了）また、「Astro4k」は4K対応以外にフルHD対応のものもあります。

ワイヤレスで機器と接続できるモバイルディスプレイはまだ少ないため、有線で接続して使うのが基本です。しかし、アダプターを利用すれば有線接続のみ対応しているモバイルディスプレイでもワイヤレス接続が可能になります。

ワイヤレス接続にはネット環境（Wi-Fi）は不要なので、屋外など使える場所の自由度が高くなるのもポイントです。

リサイクルショップやゲーム屋、フリマアプリなどで売られている中古品であればモバイルモニターを安く購入できます。安い分、傷がついている可能性や保証がない場合があるので購入の際は気をつけましょう。下記のリンクにて中古のモバイルモニターを詳しく解説していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

タッチパネル対応のモバイルディスプレイが必要な人は、スマホ・タブレットのように指で操作がしたい方やイラスト・文字を描きたい方です。しかしタッチパネル対応のモバイルディスプレイはタッチパネル非対応の製品と比べると少し高価となっています。

タッチパネルはいらないと感じる方や価格を抑えてモバイルディスプレイを購入したい方は、低価格のモバイルディスプレイがおすすめです。以下の記事にておすすめの安いモバイルディスプレイについてご紹介していますのでぜひご覧ください。

タッチパネル対応のモバイルディスプレイを使うときは、はじめに接続したい機器と接続するためのケーブルを用意してください。モバイルディスプレイによっては、USB Type-Cでの接続時のみタッチ操作が使えるといった制約ががあります。

ケーブルで接続を行うと、接続しているデバイスの画面をタッチできるようになります。また、通常ではタッチに対応していないMacOSのデバイスも、モバイルディスプレイによってはタッチ操作が可能です。

タッチパネル対応のモバイルディスプレイは、高性能で使いやすいものが豊富にあります。サイズや画質なども、製品により異なるため慎重に選ぶのが大切です。しっかりと見極めて、最適なタッチパネル対応外付けモニターで充実した生活を送りましょう。