【2023最新】白いマザーボードのおすすめ8選｜Intel・AMD用を紹介

マザーボードは、CPUやグラフィックボードなどの電子部品をセットする電子回路の基盤で、パソコンの土台と呼ばれるほど重要なパーツです。しかし、価格・スペック・搭載できるCPUなどが異なるため、どれを選べばいいか悩みますよね。

また、パソコン周りをおしゃれに揃える場合、機能性を重視するだけでなく色を統一することも重要です。本記事では、パソコンを自作する方向けに、白基盤のおしゃれなマザーボードのおすすめ商品を紹介します。

安いものからIntel第12世代CPU対応マザーボードまで選び方や購入前に確認すること・白い基盤のマザーボードの比較表・取り付け方なども紹介するので、パソコンを自作する予定のある方は、ぜひ参考にしてください。

マザーボードを選ぶ際には、CPUやサイズを事前に決めましょう。CPUやサイズをチェックせずに購入すると、CPUがマザーボードに装着できないトラブルが起こることがあります。ここからは、それぞれについて詳しく解説します。

CPUソケットとは、CPUを装着するための部品のことです。同じメーカーのものでも、開発世代によってソケット形状が異なる場合があります。マザーボード側とCPU側のソケットが同じでないと装着できないため、購入前に必ず確認してください。

Intelの代表的なCPUソケットは、「Socket478」「LGA775」「LGA1156」です。このCPUソケットの数字はピンの数を表しているもので、数字が大きいほど世代が新しいわけではありません。そして、Intelの第9世代Coreシリーズ向けには、Intel 300シリーズチップセットがおすすめです。

AMDは、1999年に独自のCPUバスとCPUソケットを採用した製品を生み出したメーカーです。最新のAMDソケットAM4は、最速のDDR4メモリーとNVMeとグラフィックスのための「PCIe® 4.0」を備えています。AMDの第3世代Ryzenには、X570チップセットがおすすめです。

ATXは、「Advanced Technology eXtended」の頭文字を取ったもので、マザーボードで主流のフォームファクタです。サイズは、横が最大で305mm・縦が最大で244mm。主に、フルタワーやミドルタワーなどの大型PCに採用されることが多いです。

Micro-ATXは、ATXよりも一回り小さい244mm×244mmのフォームファクタです。主に、ミニタワーやミドルタワーなどの小型のPC用マザーボードとして使われます。拡張スロットは最大4基まででメモリースロットは2～4なので、ATXの約半分くらいの容量です。

Mini ITXのサイズは、主流の規格の中で最も小さい170mm×170mmです。拡張スロットは1基と拡張性が低いので、主に超小型パソコン向けのフォームファクタとして使用されます。単行本サイズの小型PCも作成可能なので、サブPCとして使われることも。

チップセットとは、パソコンにつながれている機器の橋渡しをする役割がある重要なパーツで、ブリッジとも呼ばれます。機器の管理やデータの送信などを行うため、チップセットによってパソコンの性能が左右されることも。

マザーボードのスロットには、メモリスロット・拡張スロット・M.2スロットなどさまざまな種類があります。さらに、コネクタもUSB3.0・USB3.1・USB Type-Cなど種類が豊富です。スロットや端子によって役割が異なるので、作りたいパソコンをイメージして選びましょう。

マザーボードは機器の拡張によって、さまざまな機能を付加できる点がメリットです。しかし、最初から搭載された機能で運用する方が動作が安定したり、パソコンの内部をすっきり整頓できたりするメリットもあります。そのため、購入前にはマザーボードの標準搭載機能もチェックしましょう。

マザーボードを選ぶ時は、最初に使用用途を明確にすると選びやすいです。ここでは、ゲーム・動画編集・ネットサーフィン・動画視聴など、それぞれの用途ごとにおすすめなモデルを紹介します。

処理が重いゲームや動画編集に使う場合は、スペックの高いハイエンドモデルがおすすめです。ハイエンドマザーボードには、「マルチGPU」や「オーバークロック」など、パソコンの処理能力を向上させるさまざまな機能が搭載されています。

ネットサーフィンや動画視聴など、比較的軽い作業をする場合は、ミドルレンジモデルかローエンドモデルがおすすめです。この2つに大差はありませんが、価格の安さを重視したい方はローエンドモデル、パフォーマンスの高さを重視するならミドルレンジを選びましょう。

ASUSは、主にパソコン関連の製品を扱っている台湾の大手メーカー。マザーボードでは、世界トップクラスのシェアを占めているほどの人気です。ローエンドモデルからハイエンドモデルまで幅広いモデルを取り扱っているため、初心者のみならずプロの方からも愛用されています。

MIL規格に対応した堅牢な作りのマザーボードもあり、耐久性に優れています。コストパフォーマンスも抜群なので、初めてパソコンを作る方にもおすすめです。

MSIは、主にパソコン関連商品を取り扱っている台湾のメーカーです。ゲーミングマザーボードの種類が豊富なのが大きな特徴で、MEGシリーズ・MPGシリーズ・MAGシリーズの3種類のゲーミングマザーボードを販売しています。

MEGシリーズは、最新のテクノロジーと機能を搭載したハイエンドモデルです。強力な電源回路を搭載しているので、ゲーミングシーンでも動作が安定します。さらに、コネクタを補強して電磁干渉を防御する「Steel Armor」を搭載したモデルもあるので、気になる方はチェックしてください。

AsROCKは、マザーボードの製造をメインに行っている台湾のメーカーです。特に「Phantom Gaming」シリーズが人気で、多くのゲーマーに高く評価されています。また、完全水冷式の「AQUA」シリーズも好評です。

「AQUA」シリーズには、洗練された設計のウォーターブロックが搭載されています。また、AsROCK独自の全銅冷却ブロックがCPUやチップセットを冷却することで、高い安全性を保ち続けるのも魅力です。

GIGABYTEは台湾に本社があり、主にマザーボードとグラフィックボードを取り扱っているメーカーです。GIGABYTEのマザーボードには、AORUS Gamingシリーズ・GIGBYTE Gamingシリーズ・Ultra Durable™シリーズなどさまざまな種類のものがあります。

AORUS Gamingシリーズは、堅牢性と耐久性が高いのが特徴。GIGBYTE Gamingシリーズは大型放熱ヒートシンク搭載で、冷却能力が非常に高いです。また、Ultra Durable™シリーズは拡張性の高いグラフィックスを搭載しています。

白いマザーボードを使うのであれば、白いPCケースを合わせて選ぶのもおすすめです。統一感が出ることで、よりすっきりとした印象になります。白いPCケースもさまざまな種類があるので、詳しくは下記の記事を確認してください。

マザーボードの取り付けにはちょっとしたコツが必要です。パソコンケースのパネルを開き、I/Oパネルを取り付けたらスペーサーねじを取り付けます。マザーボードの取り付け方についても知りたい方は、以下のリンクから飛べる記事で確認してください。

中古のマザーボードは、動作に支障がなければ問題ありません。マザーボードをお手軽価格で手に入れたいなら、中古を検討しましょう。パソコンを初めて自作するなど練習用にもおすすめです。中古のマザーボードの選び方はこちらの記事で詳しく解説しているので合わせてご覧ください。

今回は白い基盤のマザーボードについて紹介しました。白いマザーボードを活用して、インテリアとしても映えるパソコンを自作しましょう。また、白で統一するなら白いPCケースもおすすめなので、ぜひチェックしてください。