【最新】Amazonで買えるグラフィックボードおすすめ10選｜中古品はある？

モニターに画像や映像を表示したり演算処理をしたりするパーツであるグラフィックボード。パソコンのCPUによってはグラフィックボードが内蔵されているものがあるので、自分で購入したことがないという方も多いです。

しかし、動画編集や3Dゲームをする時には適切なグラフィックボードが必要です。スペックの低いグラフィックボードでは作業に時間がかかるだけでなく、起動すら困難なこともあります。しかし、作業内容によっておすすめのグラフィックボードが異なるため、どれを買えばいいのか分かりにくいですよね。

そこで当記事では、グラフィックボードの選び方を紹介しながら、通販サイト大手のAmazonで購入する際の注意点を詳しく解説します。さらに、おすすめ商品10選も紹介。初めて購入する方も交換予定の方も、ぜひ参考にして最適な1台を見つけてください。

グラフィックボードはさまざまなメーカーから販売されていますが、チップメーカーはNVIDIAとAMDの2社だけです。それぞれで特徴が異なるので、自分の用途に合わせてチップメーカーを選びましょう。

アメリカに本社を置く半導体をメインで製造する企業で、1999年に開発したGeForce256を皮切りに一気に知名度を上げたメーカーです。多くのPCゲームで安定した動作や描画スピードを発揮し、ゲーマーであれば持っておきたいと思わせる性能があります。

ゲームプレイにはGeForce、クリエイター作業にはQuadroがおすすめです。GeForceのグレードはGT・GTX・RTXの順に高くなり、末尾に「Ti」が付いているとさらに性能が高くなります。

CPUメーカーとしてIntelと市場を独占しているAMD。AMDが販売するグラフィックボードはゲーム向けがRadeon、クリエイター向けがFireです。RadeonシリーズはGeForceに対抗して作られたGPUで、一時はシェアを奪われていたものの、最近では人気が再熱しています。

また、Radeonシリーズは高い性能でありながらリーズナブルな価格設定が魅力。費用を抑えてゲームや作業を快適にしたい方におすすめのメーカーです。

グラフィックボードの用途が定まっている場合、要求スペックを満たす機種を選ぶ必要があります。たとえばPC用ゲームの場合、必要スペック・推奨スペックを定めているのが一般的です。

必要スペックはあくまで最低限の動作をこなせる程度の水準であり、満たしたとしても十分とはいえません。安定した動作環境を実現するためには、推奨スペック以上のパフォーマンスを発揮できる機種を選びましょう。

グラフィックボードは基本的にPCケースに入れて使うものなので、サイズの確認が重要になります。商品によって小型のものから大型のものまでサイズはさまざまで、「買ったはいいけどケースに入らない」といったミスも起きかねません。

また、PCIeスロットをいくつ覆ってしまうかを示す「専有スロット」の確認も重要です。グラフィックボードだけを搭載するのなら問題ありませんが、別のパーツをPCIeで接続する際に使えなくなる可能性があるので注意しましょう。

グラフィックボードの中には補助電源を必要としないものもありますが、高負荷作業ができるものは電源ユニットから電力を供給しなければなりません。そのため、補助電源用の数とピン数の確認が必要です。

また、グラフィックボードだけでなく電源ユニットも確認する必要があります。一般的に使用するユニットでは補助電源のピン数が足りず使えないこともあるため、電源ユニットとグラフィックボードの補助電源をチェックしましょう。

グラフィックボードは温度が高くなるとパフォーマンスが下がります。使い始めはよくても負荷が高くなるにつれて徐々に性能が下がっていき、最悪の場合シャットダウンしてしまうことも。そのため、グラフィックボードに搭載されているファン・ヒートシンク・ヒートパイプの性能が重要になります。

ただし、ファンが大きいものでは音がうるさく感じることもあるので、冷却性能だけでなく静音性も注目してください。

最近のパソコンパーツは消費電力の少ないものが増えてきました。グラフィックボードも例外ではなく、以前のモデルより性能がいい上に消費電力が少ない省エネタイプのものがあります。

しかし、基本的にグラフィックボードを使うと電気代は高くなるので注意してください。ただし、搭載しただけでは電気代は変わらず、負荷をかけて作業するときのみ高い消費電力になります。

グラフィックボードには出力端子が複数搭載されています。最近のモデルではHDMIとDisplayPortが主流です。モニターと端子が異なると変換ケーブルやアダプタなどを用意する手間がかかるので、同じ端子のグラフィックボードを選びましょう。また、マルチモニターにする際は、どの端子がいくつ搭載されているかも重要です。

AmazonではAmazonが発送する方法と、販売者が自ら発送する方法の2種類があります。個人や企業が発送する場合は商品を送らなかったり、偽物を送ってきたりする場合があるため注意しましょう。見極め方は商品ページに「この商品はAmazonが発送します」という文言があるかどうかです。

また、購入の際は送料も重要です。商品価格は安いのに送料が法外な価格のものもあるため、必ず送料もチェックしておきましょう。

Amazonは新品だけでなく中古品も扱っています。中古がある商品は商品ページに「こちらからもご購入いただけます。○点の中古品と新品」という文言があるため、そちらをチェックしてください。

中古は新品よりも安いのが一般的ですが、中には新品よりも高い価格設定にしている個人や業者もいるため、中古品を購入する際は出品者の評価も確認しましょう。

Amazonの商品価格は常に一定ではありません。「ある時に見たら○円だったのに、今日見たら安くなっていた・高くなっていた」ということがあります。需要と供給・ニーズに合わせて価格が日々変動するため、欲しい商品がある場合は自分が納得できる金額のときに購入しましょう。

今回はAmazonで売れているグラフィックボードについて紹介しました。グラフィックボードはPCゲームや高負荷作業をするときには欠かせないPCパーツです。商品によって特徴が異なるので、じっくりと選んでから購入しましょう。