外付けグラフィックボード人気おすすめランキング14選｜ノートPCの性能アップ！取り付け方法は？

グラフィックボードがあれば、性能に応じてゲーム・配信・動画編集など、さまざまな用途で処理落ちのない映像を楽しめます。

グラフィックボードは本来、デスクトップパソコン内部に設置する必要があります。しかし、外付けグラフィックボードならノートパソコンでもケーブルで接続するだけで、簡単にグラフィックボードを使えるようになります。

本記事ではグラフィックボードをの選び方とおすすめ商品、取り付け方法までご紹介します。ぜひ参考にして、ご自分の用途に最適な外付け外付けグラフィックボードを見つけてください。

外付けのグラボがほしいけれどどれがいいかわからない…

高いグラボを買って後悔したくない！

と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

一見複雑に見える外付けグラボ選びは

①ゲーミングPC購入と比較検討する

②使い方に応じたGPUを選ぶ

この2点を意識するだけで、専門的な知識がなくても大きく失敗することはまず無くなります。

詳細はこのあと述べますが、

【結論】

• 手持ちノートPCのグラフィック性能を気軽に上げられるが高コスト
  →別途ゲーミングPCを購入する方がコスパが優れる場合も
• 使い方に応じたタイプとグラフィックボードを選ぶ
  →本格的なゲーム利用：GPU BOXのみタイプ。高性能グラボを別途購入。
  →ライトなゲーム、ムービー制作・CADなど：グラボ内蔵タイプ
• 手持ちパソコンとの相性を確認
  →CPUとの相性
  →thunderbolt端子が必要
  →対応OSを確認
  

これがパソコン知識がなくても失敗しない外付けグラフィックボード選びの最初のステップです。

メリット

• 手持ちのノートPCでゲームなどフレキシブルに使える
• 直接搭載に比べて排熱性能が高くなる
• 簡単に取り外せるため複数のパソコンで利用可能

デメリット

• 価格が高い
• 直接搭載と比較して2-4割性能が落ちる
• 設置スペースが必要

手持ちのノートパソコンを外付けグラフィックボードに接続することでゲーミングパソコンにすることも可能です。1台のノートパソコンをフレキシブルに使えるというメリットがある一方で、外付けグラフィックボード自体の価格が高くゲーミングPCを別途購入する方がコスパがいい場合も多々あります。

またパソコンに直接搭載する場合に比べて外付けグラフィックボードは2-4割性能が低下すると言われています。 これらを踏まえて外付けグラフィックボードを導入するかゲーミングPCを別途購入するか比較検討するようにしましょう。

▼ゲーミングPCを検討する場合はこちらもチェック！▼

【結論】

• 本格的なゲーム利用：グラボ別売り(GPU BOXのみ)タイプ
  →プレイしたいゲームに応じたグラボを別途購入する
  →ゲーミングPC別途買う方がコスパに優れる場合も多い
• ライトなゲーム、ムービー制作・CADなど：グラボ内蔵タイプ
  →性能は抑えられているがコストが低い
  
  

外付けグラフィックボードには「本体を別売りしているもの（GPU BOXのみタイプ）」と「GPU BOX内に本体を搭載しているもの（グラボ内蔵タイプ）」の2種類があります。いずれも本体に搭載した場合に比べて2-4割性能が低下することを押さえておきましょう。

GPUBOXのみタイプはBOXだけで5万円程度からとコストは高め。ただしグラフィックボードを選ぶことができるため高性能グラボを搭載すれば本格的なゲーム利用も可能です。ただし、コストが高いのでゲーミングPCを別途購入する場合と比較検討しましょう。

グラボ内蔵タイプは、価格が抑えられているものもあります。その分搭載されているグラフィックボードの性能は低い場合が多いので使いたい用途に十分か確認して購入するようにしましょう。

グラフィックボード自体の性能が良くてもパソコンのCPUの性能が低いとグラフィック性能を引き出すことができません。例えば、バランスに優れた王道グラフィックボード「GeForce RTX 3060」と相性のいいCPUとして「Core i7-12700」または「Ryzen 7 5700」が挙げられます。

接続しようと考えているパソコンのCPUの性能がGPUに対して低すぎる場合は、CPUの換装も必要になります。その場合、別途ゲーミングPCを買う方がコスパに優れます。

外付けグラボに接続したいパソコンのCPU性能が十分か必ず確認しましょう。

ノートPC側にThunderbolt 3以上に対応した接続端子が必要です。

Thunderbolt 3は、USB Type-Cの「Alt Mode」を利用した技術です。このため単にUSB Type-C端子がノートPCに付いているだけでは不十分で、「Thunderbolt 3以上に適応したUSB Type-C端子」を搭載しているのが条件になります。

Thunderbolt以外の接続端子で接続可能な場合もありますが、十分に性能を発揮できないのでおすすめしません。

外付けグラフィックボードを接続するパソコンがWindows OS場合は、NVIDIA製AMD製でも接続可能です。Mac OSの場合は、AMD製にしか対応していません。NVIDIA製（GeForceシリーズ）は接続することができないので注意してください。

ここまでのおさらいをしましょう。外付けグラフィックボード選びで失敗しないためのポイントは、

①ゲーミングPC購入と比較検討する

②使い方に応じたGPUを選ぶ

たったこれだけでした。

【結論】

• 手持ちノートPCのグラフィック性能を気軽に上げられるが高コスト
  →別途ゲーミングPCを購入する方がコスパが優れる場合も
• 使い方に応じたタイプとグラフィックボードを選ぶ
  →本格的なゲーム利用：GPU BOXのみタイプ。高性能グラボを別途購入。
  →ライトなゲーム、ムービー制作・CADなど：グラボ内蔵タイプ
• 手持ちパソコンとの相性を確認
  →CPUとの相性
  →thunderbolt端子が必要
  →対応OSを確認

あまりこだわりがない方は、ここまで紹介した必要な条件の中で価格が安いものを選択すれば間違いありません。

ぜひ買ってよかったと思えるお気に入りの外付けグラボを見つけてくださいね！

もっとこだわって選びたい！これではまだ選べないという方は、以下のボタンからさらに詳しい外付けグラボ選びのポイントをご覧ください。

外付けタイプ・内蔵タイプとも、グラフィックボードの価格相場はおおよそ10万円～30万円程度です。外付けグラフィックボードにはGPU BOX内に本体を搭載しているもの・本体を別売りしているものの2種類があります。

極端に価格の安い外付けグラフィックボードは、本体が別売りである可能性が高いため注意が必要になります。自分でグラフィックボード本体を選ぶところから自作したい場合は、あえて別売りの外付けグラフィックボードを購入するのもおすすめです。

グラフィックボード別売りタイプのGPU BOXを購入した場合は、VGAカードのサイズにも気を配る必要があります。当然ながら、GPU BOXのサイズをオーバーするVGAカードはBOX内に収納できません。

VGAカードのサイズについては縦幅・横幅だけでなく、高さにも注意してください。「2スロット占有」や「2.5スロット占有」といった文言は高さを表す内容です。占有スロットが記載されている商品は初めから対応規格が決まっているため、必ず条件を満たす機種を選びましょう。

GPU BOXのサイズは搭載電源の大きさに比例します。パワフルな電源ほどサイズがかさばるため、相応にGPU BOXの器も大きくなる仕組みです。なお最新機種のように高性能のグラフィックボードは、消費電力も大きいです。

消費電力の大きいグラフィックボードには「8pin」「6pin」といった補助電源端子が付いています。手持ちのGPU BOXの電源ユニットにも、補助電源端子に対応した電源プラグが付いているのを確認しておきましょう。電力が足りているかどうかも要チェックです。

外付けグラフィックボードを利用する前に、PC環境と使用目的を正しく把握しておく必要があります。PC環境はWindowsなら特に気にしなくとも問題ありませんが、macOSの場合は基本的にGeforceのGPUをサポートしていません。

そのため、macOSでGPU BOXを利用する場合は、搭載グラフィックボードのコアアーキテクチャがRadeonもしくはQuadroであるのが条件になります。

使用目的も大事なポイントです。ゲームがメインであればGeforce・Radeon、画像・動画の編集であれば、Quadroがおすすめです。Quadroのようにマルチモニター対応のグラフィックボードであれば、複数のモニターに映像を出力できます。

グラフィックボードはLEDライトなどで色鮮やかに装飾されたものが多いですが、外付けグラフィックボードもゲーミングデバイスメーカーが製造・販売しているので、個性的なデザインの商品がたくさん販売されています。性能をチェックして同じようなスペックだった場合、気に入ったデザインのGPU BOXを選ぶのも1つの方法です。

PCケースの前面インターフェイスと同様、GPU BOXにもUSBポートが付いているのが一般的です。そのため、GPU BOXにはグラフィックデータ処理以外にUSB接続用ハブの機能もあります。パネルに搭載されているUSBポートの数が多いほどUSBハブとして有用です。

大容量の電源ユニットを内蔵したGPU BOXには、ノートPCのバッテリー充電に対応している機種もあります。仕様として明記されているものではRazerのRC21-01430100-R3J1、AKiTiOのNode Titan AKTNPTNT3などが代表的です。

外付けグラフィックボードは価格差が大きく安いものでも3万円程度、高いものだと30万円以上にもなります。中古品も含めるとさらに価格差は広がります。基本的には価格が性能に直結するため、とにかく安いものを買うわけにはいきません。激安品には注意しましょう。

性能のいい中古品を買いたい方は、中古品の①使用期間(購入時期)、②使用環境について必ず調べるようにしましょう。平均寿命は4年前後と言われていますが、使用環境によって左右されます。使用期間が短く、負荷の少ない環境で使用されているものを選びましょう。

GPU BOXとは、外付けできるグラフィックボードです。ケースのような見た目で、パソコンの適合するポートに接続すると内蔵グラフィックボードを取り付けた場合と同じようにPCの描画能力を向上させられます。注意点として、GPU BOXはUSBケーブルで接続できません。Thunderbolt3のような専用のケーブルが必要です。

GPU BOXの価格相場はBOXのみのタイプと、グラフィックボード本体込みのタイプとで異なります。BOXのみのタイプは3～5万円程度、グラフィックボード本体込みのタイプは10～30万円程度です。

GPU BOXを発売しているメーカーはグラフィックボード本体込みのタイプと、BOXのみのタイプとで2分されます。グラフィックボード本体込みのタイプでは、GPUメーカーでもあるASUS・GIGABYTE・PowerColorなどが有名です。

BOXのみのタイプではPCケースや電源ユニットなど、周辺機器のメーカーが有力。例としてはRAZER・SONNET・AKiTiOなどが挙げられます。

GPU BOXの準備が整ったら、ノートPCとの接続作業を行います。手順は下記の通りです。

1. GPU BOXの電源ポートに電源ケーブルを接続し、電源ユニットのプラグをコンセントに差し込む
2. GPU BOXとノートパソコンをThunderbolt3ケーブルで接続する。接続口はThunderbolt3対応端子
3. GPU BOXの電源を入れ、ノートPC上で認識されたメッセージ表示を確認

使用しているOSやGPU BOXによってはドライバのインストールが必要だったり、ウィザードによる設定を要求されたりします。GPU BOXの説明書にしたがって対応しましょう。

必要スペックやThunderbolt3接続などの基本的な要件を満たしていれば、デスクトップPCでも外付けグラフィックボードは使えます。ただしミドルレンジ以上のデスクトップであれば、内蔵グラフィックボードをのみを交換する方が安上がりなため、外付けする必要性は薄いです。

一方、小型PCやモニタ一体型PCの場合は拡張性が低いため、外付けグラフィックボードによるGPU性能強化は有効な選択肢になり得ます。

外付けグラフィックボードはGPU内蔵のもの・別売りのものに分かれ、メーカーによってスペックにも違いがあります。性能ばかりに注目するのではなく、総合的にバランスのいい外付けグラフィックボードを選んで、快適にパソコンを使いましょう。

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