【最強】バッファローのWi-Fi中継機おすすめ8選｜繋がらなくなったときは？

Wi-Fi中継器（増幅器）はたくさんのメーカーが扱っていますが、特にBUFFALO（バッファロー）は性能がいいと好評のメーカーです。バッファローはWi-Fiルーターも展開しているので、セットで使いにより快適なインターネット環境を整えられます。

また、独自のメッシュ機能を搭載しており、広い家でも快適にインターネットを利用できる点もポイントです。ただし機種によって性能差があるため、バッファローのWi-Fi中継機であればなんでもいいわけではありません。

とはいえ、何を基準に選べばいいかわからないと迷ってしまいがちです。そこで、本記事ではバッファローのWi-Fi中継器の選び方や最強おすすめ商品を紹介します。記事の後半ではスマホ・パソコンとの接続方法や、つながらない場合の対処法なども紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

「自宅にWi-Fiルーターを設置しているのに、この部屋にはWi-Fiが届かない...」といったときに活躍するのがWi-Fi中継器です。Wi-Fi中継器は名前の通り、Wi-Fiルーターとスマホやタブレットなどの間で中継する役割があります。Wi-Fi中継器を設置すれば、Wi-Fiが届く範囲を広げられるのです。

一戸建住宅の場合は1階の部屋にWi-Fiルーターを置き、2階の廊下や階段にWi-Fi中継器を設置すれば2階でもインターネットを快適に利用できます。

Wi-Fi中継器を導入するメリットは、Wi-Fiが届く範囲が広がる点です。通信速度が遅かったり接続が安定しなかったりする部屋でも、Wi-Fi中継器を設置するだけで、快適にインターネットが利用できるようになります。

ただし、多くのWi-Fi中継器では同じ周波数帯で送信・受信ができません。同じ周波数帯だけを使うため、通信速度が半減するのがデメリットです。通信速度が気になる場合は、2.4GHz帯と5GHz帯を同時に使えるデュアルバンド対応モデルを用意すれば回避できます。

バッファローのWi-Fi中継器は、AOSS・WPSに対応しています。AOSS・WPS対応のルーターを使っていれば、ボタンを押すだけで簡単に設定できるのが特徴です。Wi-Fiルーターの情報を引き継ぐので、スマホやタブレットでパスワードを再入力する必要もありません。設定が簡単なため、Wi-Fi中継器を初めて使う方でも安心です。

バッファローのWi-Fi中継器には、専用アプリ内にある中継器設置ガイドを使って最適な設置場所を見つけられるモデルがあります。通信状態をスマホの画面から確認できるので、どこに設置すべきか簡単に把握できるのがメリット。初めてのWi-Fi中継器で、設置場所が分からない方にもおすすめの機能です。

バッファローのWi-Fi中継器は、機能性が高いのも特徴です。ワンタッチで接続できるAOSSシステムを開発しており、高速通信ができる11ac規格に準拠したモデルも多数揃っています。高画質動画の再生・ダウンロードもスムーズです。

また、独自のメッシュ機能を搭載したWi-Fi中継器もあります。ルーターと中継器で網目状のネットワークを構築し、独自のアルゴリズムによって最も効果的なメッシュネットワークを作る機能です。中継器の増設が簡単にでき、複数設置すれば通信速度も速くなります。

Wi-Fi中継器を選ぶ時は必ず、通信規格を確認しておきましょう。Wi-Fiには「IEEE 802.11」といった標準規格が世界的に定められています。IEEE 802.11aやIEEE 802.11acなど、5種類の規格があり、規格によって最大通信速度や周波数帯も異なるのが特徴です。

最大通信速度は理論上の数値ではありますが、アプリをダウンロードしたりSNSに写真をアップロードしたりする時の速さに関係します。通信規格を確認する時に最大通信速度もチェックしておくのがポイントです。

高スペックのWi-Fi中継器であっても、Wi-Fiルーター以上のパフォーマンスは発揮できません。Wi-Fiルーターのスペックを確認した上で、Wi-Fi中継器を選びましょう。

ただし、Wi-Fi規格には互換性があるため、これからWi-Fi中継機を買うのであれば、最新のWi-Fi6対応がおすすめです。

Wi-Fi中継器を使うと通信速度が半減する点が気になる場合は、デュアルバンド同時接続対応のモデルを選びましょう。デュアルバンド同時接続対応であれば、通信速度が半減せず、快適にインターネットを利用できます。

そもそもWi-Fi中継器は、2.4GHzと5GHZと呼ばれる2つの周波数帯を交互に使用するものが多ため、周波数帯を切り替える際に通信速度が落ちるのがデメリットでした。しかし、デュアルバンド同時接続は、2つの周波数帯を同時使用ができ、切り替える必要がないため通信速度をキープできます。

Wi-Fi中継器には、「コンセントに直接差し込むタイプ」と「据え置きタイプ」の2種類があります。まず、コンセントに直接差し込むタイプはコードレスで使用できるのがメリットです。また、本体自体もコンパクトなため、廊下や階段に設置しても通行の邪魔になりません。

次に、据え置きタイプは比較的自由に設置できるのが強みです。コンセントから離れた場所でもコードさえつないでおけば問題ないので、通信状態にあわせて設置場所を調整できます。ただし、ケーブルを邪魔に感じたり断線したりするのはデメリットです。

Wi-Fi中継器は無線でインターネットと繋ぐための機器ですが、有線LANポートが搭載されていると便利です。有線LANポートがあれば、無線LAN非対応のパソコンやテレビ・ゲーム機などもLANケーブルと繋げばインターネットを利用できます。

また、万が一Wi-Fiの通信状態が不安定になったときも、有線LANポートが活躍するのでおすすめです。有線LANポートの数は、ほとんどが1つですが中には4つ搭載したモデルもあります。用途にあわせて選びましょう。

実は、中継機能を搭載した無線LANルーターであれば、Wi-Fi中継器としても使えます。機種によって組みあわせられるものが決まっているので、取扱説明書を確認しておきましょう。中には、他社製品と接続できるものもあります。使っていないWi-Fiルーターがある方は、中継器として利用できないか調べてみてください。

バッファローのWi-Fi中継機の設定方法は、取扱説明書や公式サイトで確認できます。ここでは、2021年に発売された「WEX-733DHP2」をWPSを利用して設定する手順を紹介します。

1. Wi-Fi中継機の「AUTO/5GHz」ボタンを「AUTO」にして、Wi-Fiルーター近くのコンセントに挿す
2. 約1分経過後、全面ランプの上2つが点灯しているのを確認する
3. Wi-Fi中継機のWPSボタンを2秒以上長押しして、WPSランプが2回ずつ点滅したら手を離す
4. Wi-Fiルーターの「AOSS/WPS」ボタンをオンにしてWPS接続
5. WPS接続が完了するまで約2分待つ
6. Wi-Fi中継機の全面ランプ、上2つと一番下が緑に点灯していれば接続完了
7. 一旦、Wi-Fi中継機の電源をオフ
8. Wi-Fi中継機を設置したい場所のコンセントに挿して電源オンで設定完了

親機（Wi-Fiルーター）⇔Wi-Fi中継機⇔Wi-Fi中継機のように、Wi-Fi中継機を2台使っている際に繋がらなくなる場合があります。Wi-Fiルーターや1台目のWi-Fi中継機の電源をオフにしたり、再起動したりして並列接続になった場合に起きるトラブルです。この場合は、以下の手順で対処しましょう。

1. Wi-Fiルーター・Wi-Fi中継機2台のコンセントを抜く
2. Wi-Fiルーターの電源を入れる
3. Wi-Fiルーターのランプ点灯が落ち着いたら、1台目のWi-Fi中継機の電源を入れる
4. 1台目の親機接続ランプが点灯または点滅したら、2台目の電源を入れる
5. 2台目の親機接続ランプが点灯または点滅し、1台目の子機接続ランプが点灯
6. インターネット接続できれば完了

Wi-Fi中継機を1台のみ使っていて、繋がらない、通信が不安定などのトラブルがある場合は、以下の対処法を参考にしてください。

• Wi-Fi中継機の位置をWi-Fiルーターに近づけてみる
• 専用アプリを使って最適な位置に設置する
• Wi-Fi中継機を2台に増やす
• Wi-Fi中継機をデュアルバンド対応の製品に買い替える
• テレビ・ゲーム機など据え置きで使う機器は有線接続に切り替える

Wi-Fi中継器を使っていると「突然Wi-Fiと繋がらなくなったけど、どうしたらいいの？」など、トラブルが発生する場合もあります。取扱説明書や公式サイトのQ＆A、先ほど紹介した対処法を試しても解決しない場合は、バッファローに問いあわせましょう。

電話サポートだけでなく、LINE・チャット・メールによる相談、AIによる回答など幅広く対応しています。バッファローの取扱説明書、問い合わせ先の詳細については、以下のリンクから確認してください。

バッファローのWi-Fi中継器を設置しても効果がない場合は、配置場所が悪い可能性があります。壁や床など物理的な障害が多いと、設置しても意味のないものになりやすいので注意してください。端末に近づける、1階と2階の場合は窓際に一直線状になるよう配置するなど工夫しましょう。

バッファローのWi-Fi中継器を配置しても思うような効果がない場合は、配置場所の見直しを検討しましょう。場所を変えるのが難しい場合は、親機と子機で中継できるモデルもおすすめです。

今回はバッファローの中継器について徹底解説しました。バッファローは、ラインナップが豊富で、機能性も高いのでおすすめのメーカーです。これからWi-Fi中継器を買う方はぜひ、バッファローのWi-Fi中継器をチェックしてみてください！