Wi-Fi中継機は効果ある？おすすめ機種10選も｜効果ないって本当？設置場所も解説

インターネットが普及している現代において、Wi-Fiなどの無線LANは需要が高まっています。Wi-Fiが届かない部屋があって在宅ワークの効率が下がる方にはWi-Fi中継機の導入がおすすめです。ケーブル接続なしでインターネットを利用できる最強アイテムとも言えます。

しかし、Wi-Fi中継機の効果に疑問がある方もいるのではないでしょうか。Wi-Fi中継機の効果を感じられない場合、設置場所に問題があることも。実は、Wi-Fi中継機は適切な場所に設置しないと、そのパフォーマンスを発揮できません。

今回はWi-Fi中継機の効果に疑問がある方に向けて、適切な設置場所や口コミを紹介します。その他にも、おすすめのWi-Fi中継器15選なども紹介するので必見です。本記事を読んで、Wi-Fi中継器の魅力を知ってもらえたら嬉しいです。

Wi-Fi中継器とはルーターから発された電波を受信後、それをさらに遠い場所にあるPCやスマホに中継する機器です。Wi-Fiが1階にあるため2階の通信状況が悪い・Wi-Fiのある部屋から離れた部屋だと通信が途切れがちになります。

Wi-Fi中継器があれば、ルーターの電波が届く範囲が拡大され通信状況を改善できて便利です。しかし、Wi-Fi中継器はルーターとセットでないと使用できません。単体では意味ないため、購入前にしっかり把握しておきましょう。

「Wi-Fi中継機は知っているけど、実際は効果ないのでは？」と導入を躊躇っている方もいると思います。ここでは実際に購入した方のレビューを紹介するので、本当に効果があるか不安な方はぜひチェックしてみてください。実際はどれくらいの範囲まで届くのか気になる方も必見です。

Wi-Fi中継機はWi-Fiの電波を届ける範囲を広げるのに便利なアイテムですが、設置場所を誤ると効果を発揮できません。実は、Wi-Fi中継機を設置する場所を決める際に気を付けてほしいポイントがあります。

Wi-Fi中継機は、Wi-Fiルーターから遠すぎても近すぎても効果を発揮しません。Wi-Fiを安定して受信できるギリギリの場所で設置するのがポイントです。また、Wi-Fiルーターと中継機の間に鉄筋コンクリートや金属などでできたものがあると、電波が通りにくくなります。電波を遮るものがないか確認しておきましょう。

Wi-Fi中継機を購入する際は、通信規格と最大通信速度を必ずチェックしてください。まず、Wi-FiにはIEEE 802.11という標準規格が国際的に定められています。また、IEEE 802.11aやIEEE 802.11bなど合計で5種類の通信規格があり、それぞれ周波数帯や最大通信速度も違うのが特徴です。

また、Wi-Fiの最大通信速度は理論上の数値ではありますが、通信スピードを確認する時に目安になります。このようにWi-Fiには通信規格があり、規格によって通信スピードも異なるのでWi-Fi中継機を選ぶ際の重要なポイントです。

ただ、Wi-Fi中継機はWi-Fiルーター以上のパフォーマンスは発揮できません。Wi-Fi中継機を購入する前にルーターのスペックや通信規格などを確認しておくのがおすすめです。

そもそもWi-Fi通信の周波数帯には、障害物に強くて繋がりやすい2.4GHzと、通信速度が速くて大容量のデータ送信が得意な5GHzがあります。この2.4GHzと5GHzの両方の周波数帯に対応できる、デュアルバンド同時接続方式を採用したWi-Fi中継機が特におすすめです。

デュアルバンド同時接続方式は、ルーターと中継機・中継機と接続したい機器それぞれの区間で使用する周波数帯を変えて接続します。1つの周波数帯だけを使用するデュアルバンド切り替え方式は通信速度が落ちるのが弱点でしたが、デュアルバンド同時接続の場合は通信速度が落ちません。

Wi-Fi中継機には、コンセントに直接差し込むタイプと据え置きタイプがあります。設置場所や部屋の間取りによって使いやすさは変わるので、それぞれの特徴を押さえて選びましょう。まず、コンセントに直接差し込むタイプは省スペースで設置できるのがメリットです。ただ、上下左右のポートを塞いでしまうこともあります。

次に、据え置きタイプはケーブルが届く範囲の中であれば、比較的自由に設置できるのがポイントです。設置場所を変更しやすいので、電波の状況に合わせて調整できます。コンセントの位置が微妙な場合は、据え置きタイプがおすすめです。

Wi-Fi中継機の中には、有線LANポートを搭載したものもあります。有線LANポートが搭載されていれば、Wi-Fiに対応していないテレビやレコーダーでもインターネット接続できるのがメリットです。

また、Wi-Fiの通信状態が不安定な時も活躍します。通信速度が落ちてしまっても、有線LANポートがあれば安定したインターネット環境を整えられるのでおすすめです。

1899年に創立した、日本でも有数の電機メーカーです。Wi-Fiルーターや各種通信機器の開発・販売を行っており、確かな実績があるので安心。Wi-Fiルーターや中継器は、「Aterm」シリーズが有名ですね。デュアルバンド中継機能やTVモード中継機能など、便利な機能も要チェックです。

1975年に創業した、パソコン周辺機器や家電を取り扱っているメーカーです。「AirStation」シリーズが有名で、複雑な作業をせずワンタッチで設定が完了する手軽さがポイント。白を基調にしたシンプルなデザインで、住まいになじみやすいのも特徴です。

パソコン周辺機器を取り扱っていることで有名なメーカーです。リーズナブルなものから高機能なものまで、さまざまなWi-Fi中継器を非常に幅広い値段帯で展開しているのがポイント。自分の予算と性能に合わせた製品を見つけやすいのが嬉しいですね。

家庭用から法人用まで、幅広く製品を展開しているメーカーです。比較的低価格ながら、必要十分な性能をしっかり備えているのが特徴。小型で場所を取らないものも多いため、設置場所に苦心する場面が少ないのもポイントです。コスパのいい中継器をお求めの方にピッタリですよ。

本記事ではWi-Fi中継機の効果や正しい設置場所、選び方などを解説しました。Wi-Fi中継機はスペックはもちろん、設置するのに適切な場所をしっかりと見極めることが大切です。本記事を参考にしながら、より快適なインターネット環境を作ってください。