PC用VRゴーグルのおすすめ7選｜臨場感のあるVR動画を楽しもう！

PC用VRゴーグルは最近販売され始めたばかりの商品なので、どの商品を選んだらいいか分からないという人も多いのではないでしょうか。スマホ用のVRゴーグルよりも基本性能が高く迫力のある映像を楽しめますが、価格が高いので購入する際に迷う人もいるでしょう。

最近の動画サイトではVRに対応している動画も多いです。VRゴーグルによって目の前で場面が繰り広げられているような臨場感と迫力を味わえます。しかし、高価な商品が多いので購入後に後悔したくありませんよね。

今記事では初めてPC用VRゴーグルを購入する人に向けて、機能や選び方を詳しく解説します。後半ではPC用VRゴーグルおすすめ商品7選・ゴーグルの接続方法・使い方についても説明します。自分に合ったPC用VRゴーグルを選ぶ際の参考にしてください。

PC用のVRゴーグルとは名前の通りPCに接続してVR動画を楽しむ製品であり、スマホ用VRゴーグルよりも迫力のある映像を楽しめるのが特徴です。一体型（スタンドアロン型）VRゴーグルと異なり、VRゴーグル単体では使えません。価格の高い製品が多いのでVR動画を気軽に体験したいという人は、まずスマホ用VRゴーグルを選ぶといいでしょう。

なお、PC用VRゴーグルを利用するには所定のスペック水準を満たす必要があります。スペックが不足すると正常に動作しない場合があるため、商品ごとの要求スペックを確認しましょう。多くの場合、PCと有線接続する必要がある点も要チェックです。

PC用VRゴーグルの片目の縦方向の解像度は1,440ドット〜1,920ドットです。スマホ用VRゴーグルと比べて解像度が高く、美しくて迫力ある映像を楽しめます。ただし、PC用ゴーグルでもスクリーンドア効果が発生するので、ピクセル間のスペースが目立つことがあります。没入感を重視する人はより解像度の高い製品を選びましょう。

一般的なPC用VRゴーグルの視野角は110°程度ですが、高性能なVRゴーグルの中には130°の視野角を持つ製品もあります。視野角が広ければ広いほど臨場感のある映像を楽しめるので、映像の迫力を重視する人は視野角の広い製品がおすすめです。ただし、視野角が広いと映像の歪みも大きくなるので注意してください。

一般的なPCモニターのリフレッシュレートが60～72Hzであるのに対し、PC用VRゴーグルでは90Hzまで対応した製品が多いので、普通の用途では気にする必要がありません。ただし、ゲーミングモニターでは120Hz以上のレートを持つものもあるので、より快適にゲームを楽しみたい人はリフレッシュレートの高い製品を選びましょう。

VRゴーグルは、製品によってフェイスパッドの形状や対応する眼鏡の大きさが異なります。スペックやデザインだけで購入を決めると、自分の顔にうまくフィットしない恐れもあります。ここからはVRゴーグルの着けやすさに着目した選び方を紹介します。

大体のPC用VRゴーグルはベルトで長さを調節できるので、頭に装着できないという問題はほとんどありません。ただし、フェイスパッドが自分の顔にフィットしないことがあるので、使用する前に着用感を確認しましょう。また、VRゴーグルの重さによって疲労感に違いが出ます。長時間装着する人は重量が軽い製品がおすすめです。

多くのVRゴーグルは眼鏡に対応していますが、眼鏡の大きさによっては装着できない製品もあります。大きめの眼鏡をかけている人は、可能であれば試着をして実際に装着できるかどうかチェックしましょう。また、眼鏡の有無に関わらず、映像がピンぼけする場合もあります。焦点を合わせるピント調整機能も重要な機能です。

PC用VRゴーグルの接続方法は、USB Type-C・DisplayPort・オーディオジャックの3種類があります。USB Type-Cの製品はPCに接続しやすいので手軽さを重視する人におすすめです。

DisplayPortは接続の安定性が高いので、VR動画の遅延が気になる人はこの形式を選ぶといいでしょう。オーディオジャックが付いた製品はスマホの音源も聴けるので、音楽も楽しめるのが特徴です。

ピント調節機能はVR動画の画質に大きく関わります。焦点距離は人によって異なるので、ピント調節機能が付いていないVRゴーグルでは、ピンぼけが発生してVR映像を十分に楽しめない恐れがあります。高画質なPC用VRゴーグルを求めている人は、ピント調節機能が付いた製品を選びましょう。

DofとはDegree of freedomの略称で、「自由度」を表します。 VRの場合、DofはVR体験で感知できる動きの方向数を意味します。一般的なVRゴーグルの映像は3Dof程度で、頭を傾けても映像がほとんど動きません。

PC用VRゴーグルには6Dofと自由度の高い製品も存在します。頭の傾きに合わせて動くので、リアルで迫力ある映像を楽しめます。PCゲームに利用する人は6Dof対応のVRゴーグルを選ぶといいでしょう。

PC用VRゴーグルには専用のコントローラーが付属しており、その接続方法は有線タイプとコードレスタイプの2種類があります。自由に動ける使い勝手のよさを重視する人はコードレスタイプがおすすめです。

スマホ用のVRゴーグルと異なり、PC用のVRゴーグルを動かすためには、PC側でグラフィックを処理するグラフィックボード(GPU)が高性能である必要があります。つまりPCのスペックが不十分だと起動自体できません。VR映像を楽しむためにメーカーの公式サイトで、GPUの推奨スペックと最小スペックは必ずチェックしましょう。また、GPU以外でもスペックの制限に気を付けてください。

Oculus（オキュラス）の製品は、解像度が高く高画質な上にお手頃な価格で購入できることから、人気の高いメーカーです。Quest2に搭載されたOculus Linkを使うと、さまざまな機器に接続できることも魅力と言えます。PC専用のVRゴーグルであるRift Sの他に、Quest2というスタンドアロン型のVRゴーグルも販売しています。

HTC（エイチ・ティー・シー）はPC用VRゴーグルのラインナップが豊富で、顔全体を覆うヘッドセットが一体型になっており装着感がいいことが特徴です。ハイレゾに対応しているので音質にこだわる人にもおすすめできます。また、トラッキング性能が高く激しく動いても映像が性格に動くのも魅力です。

VALVE（バルブ）のPC用VRゴーグルは性能の高さが最大の特徴です。リフレッシュレートが144Hzと高いので、PCゲームで使用したい人におすすめです。視野角も130°と広いので臨場感のあるVR動画を楽しめます。ただし、OculusやHTCの製品よりも価格が高いので、購入費用を抑えたい人には不向きです。

PC用VRゴーグルの選び方について解説しましたが、いかがでしたか？初めて購入する人はまず手に入りやすい価格の商品から試すのもいいでしょう。すでに経験したことがある人は、高性能なゲーミングPCの選び方にもこだわって快適にVR動画を楽しんでください。