パンタグラフキーボード人気おすすめランキング10選｜キーボードの外し方・掃除方法も紹介

ノートPCでよく見られる、キーが薄いタイプがパンタグラフキーボードです。

キーも本体も薄型・軽量で、スッキリとしたデザインになっています。普段からノートPCのキーボードに慣れている人や、キーボードを持ち運ぶ機会のある人におすすめです。

キーが薄い分押し込みも浅めで、打鍵感や打鍵時の音もかなり控えめになっています。タイピングするのに力がいらないので長時間使っていても疲れにくいのはメリット。価格目安も3,000円程度と低価格で、予算を抑えたい人にもおすすめです。

この記事ではパンタグラフキーボードの選び方・おすすめキーボードを紹介しています。パンタグラフキーボードの外し方などお手入れ方法も紹介しているのでぜひ参考にしてください！

接続方式を有線・無線どちらにするか迷ったら、現在よく売れている商品の主流・無線(ワイヤレス)キーボードがおすすめです。
接続方式の違いによる価格差はなく、以前は無線の方が劣っていると言われていた入力の反応速度・安定性もほとんど変わりません。選ぶ際は単純に使い勝手を重視すればOKです。

パンタグラフキーボードは基本的に薄型のものが多い種類のキーボードですが、カバンに入れて持ち運ぶ機会が多い人はより薄くて軽量なものを選びましょう。ただし、薄いキーボードはキーの耐久性が低い場合も。用途ごとに使い分けるのもおすすめです。

キー配列も、テンキー付きのフルキーボードは横幅が大きくなります。普段使っているカバンやケースに入るかどうか、ノートパソコンやタブレットと一緒に持ち歩いて邪魔にならないかチェックしましょう。

キープラーとは、キートップ引き抜き工具とも呼ばれており、キーボードのキーを引き抜く専用の工具です。先端につまみが2つ付いているのが特徴で、キーを両側に引っかけて引くだけで取り外せます。平等な力でキーを外すので、破損のリスクがかなり低いです。

キープラでパンタグラフキーボードを取り外す手順は、以下の通りです。

1. キーにキープラーのつまみを差し込む
2. 少し上に持ち上がる
3. 左か右に向けて斜め45°にキーを引っ張る

成功するとパチッと取り外せます。ただ、無理に外そうとするとキーが壊れるので注意しましょう。

パンタグラフキーボードのような薄いキーボードの場合、プラスドライバー・マイナスドライバーも有効。キープラのーようにキーの両側を引っかける手間がなく、素早い取り外しが可能です。

マイナスドライバー・プラスドライバーでキーを取り外す手順は、以下の通りです。

1. キーの間にドライバーの先端を差し込む
2. マイナスドライバーの場合はドライバーを回す、プラスドライバーの場合はてこの原理で持ち上げる

マイナスドライバー・プラスドライバーは差し込んで回すだけなので、簡単に取り外せます。マイナスドライバー・プラスドライバーは先端が硬く作られているため、乱暴に扱うとキーが壊れる場合があります。優しい力で取り外してください。

キーを外すツールが何もない場合は、素手でもキーを取り外せます。何も準備しなくていいのがメリットですが、力を加えすぎるとキーが壊れてしまいます。また、爪が短いとキーを上手く取り外せない場合があります。そのため、数ある手段の中でも難易度が特に高いのでおすすめできません。

素手でパンタグラフキーボードを取り外す手順は、以下の通りです。

1. キーの間に爪を引っかける
2. 右か左に斜め45°に持ち上げる

パンタグラフキーボードによっては留め具が硬く作られており、素手で外せない場合も。また、キーが壊れないように力加減に気をつけて取り外してください。

ここからは、取り外したキー・キーボードの掃除手順を解説します。必要な道具を用意すれば手軽に行えますが、精密機器のため慎重に行ってください。

【用意するもの】

• メラミンスポンジ
• エアダスター
• アルコールウェットティッシュ
• 無水エタノール
• 綿棒

【掃除手順】

1. 取り外したキーをメラミンスポンジで掃除する
2. エアダスターをキーの裏側に吹きかけて、入り込んだホコリ・ごみを除去する
3. キーを取り外したキーボードを、アルコールウェットティッシュで拭く
4. 細かい部分の掃除は無水エタノールをつけた綿棒で行う
5. 手順4まで行い全体的にきれいになったら、キーを丁寧に1つずつはめこむ

取り外したキーの汚れがひどくメラミンスポンジでは落ち切らない場合は、洗濯ネットに入れて中性洗剤でもみ洗いする方法もあります。その際、洗った後はしっかりと乾燥させてからキーを取り付けてください。水分が残っている状態で付けてしまうと故障につながる可能性があるため、気をつけましょう。

キーを分解して掃除する方法は手間だったり、中には壊さないか心配で行えない方もいますよね。そんな方におすすめなのが、掃除用スライムやエアダスターを使った分解しないで行う掃除方法です。その手順を以下で解説します。

 【掃除用スライム】

1. スライムを使用する前に付属のブラシなどで、キーボード表面のホコリを取り払う
2. スライムを手に取りキーボードにのせて、優しく押し当てる
3. スライムをはがし、クロスなどでキーボードの表面を拭く

【エアダスター】

1. ホコリが気になるところにエアダスターを吹きかける
2. 飛び出たホコリ・ごみを卓上クリーナーなどで掃除する
3. エアダスターで除去できないゴミは、ピンセットでつまみ取る

キーの押し込みが最も深く、耐久性に優れているのがメカニカルキーボードです。キー1つひとつが独立した構造になっていて、他のキーボードとは違い部分的に壊れても交換が可能です。入力の反応速度も速いため、ゲーミングキーボードとしても主流なキータイプです。

構造が他のタイプよりも複雑で高性能な分、予算目安は約12,000円と高額。用途が明確な人・打鍵感にこだわりのある人に特におすすめできます。

また、キーボードのスイッチ部分(軸)によって打鍵感が分かれているのも特徴。それぞれの違いは以下の通りです。

• 茶軸→打鍵感が適度にある初心者向けのスタンダードなタイプ
• 赤軸→静音性が高く最も軽い打鍵感
• 青軸→最も打鍵感・音が強くゲーマーに人気！
• 黒軸→赤軸と同程度の静音性で打鍵感がしっかり重め

上記の他にも、銀軸・透明軸、緑やオレンジなどさまざまなタイプに分かれています。

ゲーミングキーボードについてもっと知りたい方は以下の記事もあわせて参考にしてください。

静電容量無接点式とは、無接点＝打鍵時に電極が接しない構造になっているキーボードのことです。

打鍵時に物理的な接触がない分壊れにくく、チャタリング(キーを押した際に別のキーも反応してしまう誤入力)も発生しにくいのが特徴です。
打鍵感も軽めで負担が負担が少ないことから、大量のデータ入力や文章の執筆、プログラミングなどで長時間タイピングをする人におすすめです。

デメリットは価格が26,000円程度~と高いことですが、精度・耐久性の高さや打ちやすさを考えると決してコスパが悪いわけではありません。
また、静電容量無接点式には有線のみでワイヤレスがないため、ワイヤレスにこだわる人は別タイプを検討しましょう。

キーボードは、使っているPCやタブレットのOSに対応しているものを選びましょう。
OSごとにキーの配列が異なり、違うキーボードを使うと誤入力が起きたり変換できなかったりとトラブルの原因にもなります。

複数のOSに対応しているキーボードもあるため、自宅と職場・PCとタブレットなど複数デバイスを使い分けている人はマルチに対応しているモデルがおすすめです。

キーボードの文字配列には、日本語配列と英語配列があります。日本語配列はJIS配列とも呼ばれ、「全角/半角」や「変換」など日本語を入力するためのキーがあります。初心者や日本語入力が多い方は日本語配列がおすすめです。

英語配列ではこれらのキーが無くなりますがショートカットを使えば代用可能です。英語配列ではキーの数が少ない分、ひとつひとつのキーが大きくなるため打ちやすくなると言われおり、特にゲームで使用する人に人気です。

キーピッチ=キー同士の距離、キーストローク=キーを押したときの深さを指します。

キーピッチが狭ければ、キーボード全体のサイズもコンパクトになります。主流のキーピッチは19mmですが、18mm・17mmのものは薄型・小型のモデルが多いです。ただし、自分の手のサイズに合っていないと打ちづらさ・誤入力にもつながります。

キーストロークも同様で、深さは本体サイズの違いとセットで考えられます。

• 2.0mm
  → ノートPC用・薄型のキーボードが多い
• 4.0mm
  →デスクトップPC用・キーに厚みがあり押し感が深い

外出先で作業する方は、コンパクトなモデルの方が持ち運びやすいですが、打ちやすさとのバランスも重要です。使用するスペースや状況に合わせて選びましょう。

数値入力キーをまとめて右側に設置している、電卓のようなものををテンキーと呼びます。数字を楽に打ち込めるのですが、その分キーボードが大きくなるのがデメリット。
テンキーが無くても数字入力はできるので、必要のない方はテンキーレスのモデルを選ぶとすっきりしますね。

ドリンクを飲みながら作業したい方は、防水性能のあるキーボードを選びましょう。万一こぼしてしまっても故障の可能性を減らせます。

また、キーボードは素手で触れるものなので、丸洗いできる製品なら衛生的でお手入れも簡単です。

キーボード以外にもマウス・トラックボール・ヘッドセットなど多くのPC周辺機器をリリースしている大手メーカーです。低価格から高価格帯まで製品の価格帯も幅広く、予算や用途に応じてメンブレン式・メカニカル式・ゲーミングキーボードなどさまざまなラインナップを誇っています。

丸みをもったデザイン性の高いキーボードも発売しており、打ち心地も幅広いラインナップの中から好みのものを選べます。

東プレはキーボードの国産高級メーカーとして大変有名で、キーボードシリーズ「Realforce」を展開しています。金融機関をはじめ、プロユースとして愛用されているキーボードで、高い信頼性と操作性を誇ります。

コストのかかる静電容量無接点方式を採用した業務用のキーボードで、打鍵音は静かで打ちやすく、耐久性が高いのが特徴です。

エレコムもロジクールと同じくPC周辺機器において有名なメーカーです。キーボードもワイヤレス・有線・ゲーミングキーボードなど豊富な種類があります。

ほとんどのモデルが1万円以下で買えて、安いものでは2,000円程度から。コスパ重視でキーボードを探している人はエレコムがおすすめです。

メンブレンキーボードとパンタグラフキーボードは打鍵感に違いがあります。

パンタグラフキーボードはキー自体が薄く軽い打鍵感が特徴です。メンブレンキーボードの方がより深い打鍵感・押し込み感があります。価格帯はそれほど差はないため、薄くて持ち運びやすいキーボードが好みの人はパンタグラフ・据え置きでしっかりした打鍵感が欲しい人はメンブレンキーボードを選びましょう。

高級パンタグラフキーボードと一般的なパンタグラフキーボードの場合、使いやすいさの違いもありますが、一番の大きな違いは「機能性」です。高級パンタグラフキーボードなら接続方法が複数あったり、ショートカットキーが登録できるマクロキーが搭載されていたりと、より便利で快適に使用できます。

さらに一般的なパンタグラフキーボードよりも、より静音性に優れたモデルを探しやすいのもポイント。ただ、そこまでこだわりのない方や価格重視の方は一般的なパンタグラフキーボードを選ぶといいでしょう。

自然な姿勢で長時間使えるエルゴノミクスキーボードは、肩の負担を減らし手首をあまり動かさずにキー入力ができるので、疲れにくいのが特徴です。しかし、形が独特で価格が高く、慣れるまで時間がかかるデメリットもあります。

また、慣れた後は一般的なキーボードが使いにくくなってしまう可能性もあります。疲れにくさを重視するならいいのですが、一般的な打ちやすさを重視するならあまりおすすめできません。

キーボードが突然打てなくなった・反応しなくなった場合、考えられる主な原因は以下の4つです。

• 特定の機能が有効または無効になっている
• 帯電やドライバーの不具合などPC本体が原因
• キーボードやパソコンの故障なら修理に出す
• パソコンがウイルスに感染している可能性も

以下の記事では詳しい対処方法を解説しているのでぜひチェックしてください！

キーボードがいきなり壊れた時、すぐに直してもらいたいですよね。特にパンタグラフキーボードは、キートップのみが外れた場合には自力ではめなおせますが、バネのある根本から外れてしまうと修理が必要です。パンタグラフキーボードの修理はできるのでしょうか。

キーボードは、メーカーや修理専門店への持ち込みで修理可能です。一部分のみの修理か、キーボードを丸ごと交換する修理の2種類があります。壊れ具合によって変わるため、依頼した業者に修理形態を確認しましょう。

ゲーミングキーボードに最適なキースイッチは、使った時の感触の好みや機能性によって変わります。メカニカル方式の場合間違って隣のキーを押すトラブルが発生しづらく、正確にコマンドを入力したい方におすすめです。

また、パンタグラフ式のゲーミングキーボードも展開されていて、押し込む力が少なくて済む分、素早い同時押しが求められるゲームに特に向いています。コマンドを事前に登録できるキーなどの機能が付いたキーボードもおすすめです。

パンダグラフキーボードは、機能性などそれぞれ特色が違うので、慎重に選ぶことが大切です。自分に最適なものを見極めることで、快適な打ち心地を味わうことができます。用途などを想定しながら、ポイントを1つ1つ確かめて、失敗しないように慎重に選びましょう。