Mac用キーボード人気おすすめランキング6選｜Windows兼用・両対応も！

文字入力やショートカットなど、さまざまな用途で必要になるキーボード。

Windows用のモデルは家電量販店にもたくさん売っていますが、純正以外のMac専用のキーボードは店頭では見かけずWindows・Mac兼用タイプが大半です。

Windows用・Mac用は兼用でない限り互換性がないのが大きな違いです。また、使用されているキーの配列・名称にも違いがあります。たとえば、文字を削除するのはMacでは「delete」Windowsでは「BackSpace」などです。

兼用キーボードは、メーカーによっては設定のためのソフトが必要だったりと手間もかかるため、MacユーザーはなるべくMac専用のキーボードを使用したいところです。

Mac用のキーボードが欲しいけどどれがいいかわからない
WindowsとMac両方対応のキーボードってある？

この記事にたどり着いた皆さんも、同じ悩みを抱えているのではないでしょうか？

実は、たった3つのポイントを意識するだけでMac用キーボード選びを失敗する確率がグッと下がります。

その3つのポイントとは、

【結論】

• 有線・無線での価格差はない！
  →完全に好みだけで選んでOK
• こだわりがない場合は純正品がおすすめ
  →純正ならMacに使いやすい設計で使用感◎
• 薄型のパンタグラフ方式は手が疲れにくい◎
  →キーの押し込みが浅くて負担が少ない！

これが失敗しないMac用キーボード選びの最初のステップです。

それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも【必読】がついた見出しだけはすべて目を通してください！

キーボードにこだわりがない方は、純正キーボードがおすすめです。純正品はMacに最適化されているため、macOSとの連携もスムーズで違和感なく使えます。さらに、見た目も統一感があり本体と同様スマートでおしゃれです。

しかし、純正品は種類が少ないため、打鍵感やデザインなどを選べないところが難点です。細かいこだわりがある方は、他メーカーのものをチェックしましょう。

Mac用キーボードは、「パンタグラフ」「メンブレン」「メカニカル」「静電容量無接点方式」と4種類の構造があり、それぞれ特徴が違います。以下ではそれぞれの種類ごとにメリットとデメリットをまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

【パンタグラフ】

• キーストロークが浅く軽いタッチで入力
• 長時間の入力でも手が疲れにくい
• 打鍵音が小さい 
• 耐久性がやや低い

【メンブレン】

• 打鍵感の強いしっかりとした押し心地
• 安価なモデルが多い
• 長時間の入力作業だと手が疲れてしまう

【メカニカル】

• しっかりとした押し心地
• 指にかかる負担が少なく疲れにくい
• 耐久性が高い
• 打鍵音が少し大きめ

【静電容量無接点方式】

• 壊れにくい
• 打鍵感も軽めで負担が負担が少ない
• 誤入力が発生しにくい
• 価格が高く、有線のみ

キーボードの配列には大まかに分けて日本語配列(JIS)と英語配列(US)の2種類でわけられています。日本語・ローマ字入力する人は基本的に日本語配列を選べば問題ありません。

▼日本語配列(JIS)

▼英語配列(US)

キーボードは手が直接触れる部分で、汚れが気になるポイントです。またパソコン作業をしながらちょっとした飲食をされる方も多いですが、ふと汚れがついてしまった時などに掃除が気軽にできるかどうかは重要なポイントとなります。

キーとキーの間隔が比較的ある「アイソレーションタイプ」のキーボードの場合、隙間に入ったゴミを簡単に掃除しやすいためおすすめ。反対にに液体などをこぼしてしまった場合、先述しましたがパンタグラフ式のキーボードはキーを外す際にツメが折れてしまうなどのトラブルに遭遇しやすく、キーの取り外しをしての掃除には適していません。

Macユーザーの方の中には、iPhoneやiPadなどApple製品のデバイスを複数所有されている方や、WindowsPCも別途所持している方もいます。そんな方には、「マルチデバイス対応」のキーボードがおすすめ。

デバイス毎にキーボードを用意するのも使い分けができ快適ですが、デスクが乱雑になってしまいます。マルチデバイス対応のキーボードであれば、キーボード一つで複数の機器をカバーでき、デスクをコンパクトにまとめのが可能。

基本的にはiPhoneやiPadなどのデバイスにも対応しているのが前提となっている商品が多い為、Bluetooth接続の製品が多くなります。Bluetoothの接続先を変更するスイッチが付属している製品もあるので、そういった製品を選べばスイッチ一つで切り替えができ、スムーズに入力先を変更するのが可能です。

Mac/Windows両対応のキーボードならば、どちらのOSを使用しても快適にキーボードを使用できます。家電量販店などで多く陳列されているWindows用キーボードは、Macに接続するのは特に問題なく可能です。

しかし、キー配置などの違いがあり、必要なキーボードが想定通りに反応しなかったりとデメリットが非常に多く、ソフトウェアなどで設定もできるのですが多少知識が必要かつ、手間がかかる為あまり便利とは言えません。

両対応のキーボードは接続するOSによって動作をきちんと想定したものにしてくれるため、いつもの感覚で使用できます。

持ち運びを考えている方は、折りたたみ式キーボードが便利です。折りたたみ式キーボードは基本的にパンタグラフ式が採用されており、キーストロークが浅くなりがちなモデルが多いです。しかし、その分コンパクトで、非常に軽い製品が多いところが特徴です。

またマルチデバイス対応のものも多いため、Macbook備え付けのキーボードにトラブルが発生してしまっている時や、外出時に複数のデバイスでタイピングを行いたい時など、さまざまな利用ができ便利です。普段はiPhone/iPad用として持ち歩き、何かしらのトラブル時などにMacにも使用できる安心感は大きなメリットです。

接続方式を有線・無線どちらにするか迷ったら、現在よく売れている商品の主流・無線(ワイヤレス)キーボードがおすすめです。
接続方式の違いによる価格差はなく、以前は無線の方が劣っていると言われていた入力の反応速度・安定性もほとんど変わりません。選ぶ際は単純に使い勝手を重視すればOKです。

ここまでのおさらいをしましょう。キーボード選びで失敗しないためのポイントは、

【結論】

• 有線・無線での価格差はない！
  →完全に好みだけで選んでOK
• こだわりがない場合は純正品がおすすめ
  →純正ならMacに使いやすい設計で使用感◎
• 薄型のパンタグラフ方式は手が疲れにくい◎
  →キーの押し込みが浅くて負担が少ない！

たったこれだけでした。

繰り返しになりますが、あまりこだわりがない方はここまで読んだらあとは価格が安いものを選択すれば間違いありません。

もっとこだわって選びたい！これではまだ選べないという方は、以下のボタンからさらに詳しいキーボード選びのポイントをご覧ください。

キーピッチ=キー同士の距離、キーストローク=キーを押したときの深さを指します。

キーピッチが狭ければ、キーボード全体のサイズもコンパクトになります。主流のキーピッチは19mmですが、18mm・17mmのものは薄型・小型のモデルが多いです。ただし、自分の手のサイズに合っていないと打ちづらさ・誤入力にもつながります。

キーストロークも同様で、深さは本体サイズの違いとセットで考えられます。

• 2.0mm
  → ノートPC用・薄型のキーボードが多い
• 4.0mm
  →デスクトップPC用・キーに厚みがあり押し感が深い

外出先で作業する方は、コンパクトなモデルの方が持ち運びやすいですが、打ちやすさとのバランスも重要です。使用するスペースや状況に合わせて選びましょう。

数値入力キーをまとめて右側に設置している、電卓のようなものををテンキーと呼びます。数字を楽に打ち込めるのですが、その分キーボードが大きくなるのがデメリット。
テンキーが無くても数字入力はできるので、必要のない方はテンキーレスのモデルを選ぶとすっきりしますね。

ドリンクを飲みながら作業したい方は、防水性能のあるキーボードを選びましょう。万一こぼしてしまっても故障の可能性を減らせます。

また、キーボードは素手で触れるものなので、丸洗いできる製品なら衛生的でお手入れも簡単です。

キーボード以外にもマウス・トラックボール・ヘッドセットなど多くのPC周辺機器をリリースしている大手メーカーです。低価格から高価格帯まで製品の価格帯も幅広く、予算や用途に応じてメンブレン式・メカニカル式・ゲーミングキーボードなどさまざまなラインナップを誇っています。

丸みをもったデザイン性の高いキーボードも発売しており、打ち心地も幅広いラインナップの中から好みのものを選べます。

東プレはキーボードの国産高級メーカーとして大変有名で、キーボードシリーズ「Realforce」を展開しています。金融機関をはじめ、プロユースとして愛用されているキーボードで、高い信頼性と操作性を誇ります。

コストのかかる静電容量無接点方式を採用した業務用のキーボードで、打鍵音は静かで打ちやすく、耐久性が高いのが特徴です。

エレコムもロジクールと同じくPC周辺機器において有名なメーカーです。キーボードもワイヤレス・有線・ゲーミングキーボードなど豊富な種類があります。

ほとんどのモデルが1万円以下で買えて、安いものでは2,000円程度から。コスパ重視でキーボードを探している人はエレコムがおすすめです。

自然な姿勢で長時間使えるエルゴノミクスキーボードは、肩の負担を減らし手首をあまり動かさずにキー入力ができるので、疲れにくいのが特徴です。しかし、形が独特で価格が高く、慣れるまで時間がかかるデメリットもあります。

また、慣れた後は一般的なキーボードが使いにくくなってしまう可能性もあります。疲れにくさを重視するならいいのですが、一般的な打ちやすさを重視するならあまりおすすめできません。

キーボードが突然打てなくなった・反応しなくなった場合、考えられる主な原因は以下の4つです。

• 特定の機能が有効または無効になっている
• 帯電やドライバーの不具合などPC本体が原因
• キーボードやパソコンの故障なら修理に出す
• パソコンがウイルスに感染している可能性も

以下の記事では詳しい対処方法を解説しているのでぜひチェックしてください！

打ちやすいといっても、どの要素が自分にとって打ちやすいと感じるかは人それぞれです。キースイッチごとの打ち心地であったり、キーストロークであったり、日本語や英語のキー配列であったりします。この記事を参考にご自身にあったキーボードを見つけてより快適に作業してくださいね。