【2023】ゲーミングモニター価格相場｜値段の安い中古は？おすすめランキングも

ゲーミングモニターは快適にゲームを行うための環境や構築に特化したパソコンモニター(PCモニター)です。一般的なPCモニターに比べると入力の応答速度が速く、映像の遅延も少ないので、よりゲームの世界を楽しめます。

ゲームモニターは種類が幅広いですが、モニターサイズや搭載スペックなどによって値段の違いが出てきます。購入時にはスペックなどを把握しておくのが大事です。しかし、初心者が選ぶとなるとどのようなタイプがいいのか分からない方が多いです。

そこで本記事では、ゲーミングモニターの価格相場・おすすめ製品・スペックごとの価格帯などを紹介します。240Hzや144Hzの高リフレッシュレートの製品や中古品・セールで安く買う方法も解説しますので、ぜひ購入前の参考にしてください。

ゲーミングモニターを購入する上でまず気になるのが価格の相場です。一般的には、フルHD（1920×1080）で75Hzで1〜3万円。4〜7万円ほどが144Hzのゲーミングモニターの相場です。そこへWQHD（2560x1440）や4K（3840x2160）の高解像度やモニターサイズ、スペックによって価格が変化していきます。

1万円以下のゲーミングモニターも販売されており、サイズが22インチと小さく、リフレッシュレートが75Hzと上位のゲーミングモニターと比べると性能に大きく差がありますが、初めてゲーミングモニターを試したい方にはおすすめです。

4Kのゲーミングモニターは安いもので6万円、高いもので15万円前後します。また、注目すべきスペックはリフレッシュレートの数値です。リフレッシュレートが高いとゲームを快適に楽しめます。滑らかな動きにこだわりたい方はぜひチェックしましょう。

SwitchやPS4と接続して使用する場合、SwitchやPS4の映像出力は通常1080p/60fpsとなっています。モニターとゲーム機の両方の性能を十分に発揮するためには、必ずしも高スペックなモニターがいい訳ではありません。以下のポイントを押さえましょう。

• 画質は1920×1080のフルHD（PS4 Proなら3840×2160の4Kまで対応）
• リフレッシュレートは60Hz
• 応答速度は5msまたは1ms以下

追加スペックにより価格は異なりますが、1万〜3万円の価格帯が多く安く購入ができます。

モニター選ぶときに必ずチェックするのが画面の大きさです。激しい動きのある対戦ゲームやFPSをプレイする場合、大画面は見づらい場合もあります。プロが推奨するのは2万〜5万円程度で購入できる21〜24インチの標準モデルです。モニターが大きくなると高価格となるので、使用環境や予算に合ったサイズを選びましょう。

きれいな映像にこだわりたいなら、解像度をチェックしましょう。フルHD（1920×1080）は1万円代〜5万円程度が相場でお手頃です。また、少々値段は張りますが4K（3840×2160）ならより美しく精彩な画面を楽しめます。

しかし、パソコンやゲーム機によってはモニターの性能を活かしきれない場合もあります。購入前には両方のスペックを確認するのが大切です。

モニターパネルにはTN・VA・IPSパネルの3種類があります。それぞれの特徴を以下にまとめるので参考にしてください。

• TNパネル･･･価格は安いが視野角が狭く色の再現性が悪い。応答速度は中間。
• VAパネル･･･応答速度が早い。視野角・色の再現性ともに中間。
• IPSパネル･･･視野角が広く最も映像が美しい。その分価格が高く応答速度は遅い。

モニターの応答速度も重要なポイントです。応答速度が遅いと入力した信号の反映が鈍く、アクションゲームなどでは相手の動きとタイムラグが発生する場合もあります。最低でも5ms以下のモニターを選ぶようにしましょう。

また、スピードやタイミングが勝利を左右するゲームであれば、1msもしくはそれ以下のモデルを選ぶのがおすすめです。

リフレッシュレートとは1秒間に画面を書き換える回数を指し、数値が高いほどなめらかな映像を楽しめます。一般的なPCモニターは60Hzで、ゲーム用は120Hz以上が必要です。さらに、なめらかな240Hzもありますが、パソコン側も高スペックでなければなりません。

FPSといったゲームを快適にプレイするなら144Hz以上を目安にしましょう。ただし、ゲーム機によってはスペックの数値が定められている場合もあります。購入前に性能をしっかり確認した上で予算を考慮し選びましょう。

ゲーミングモニターによっては入力端子の数や種類が異なってきます。PS4などのゲーム機に接続する場合はHDMIの搭載が必須であり、PCに接続するなら同じタイプの端子が必要です。購入前に端子の数と種類はチェックしておきましょう。

エイサーグループのディスプレイ・周辺機器部門として設立された台湾の電気メーカーBenQ。世界130ヵ国以上で製品を販売しており、多くのeスポーツ大会で公式モニターとして採用されています。

当メーカーのゲーミングモニターは、カメラ操作によるブレを抑えて残像を減らし、暗いシーンで有利になるなどと、さまざまな独自機能を搭載しています。

ASUSは、パソコンやスマートフォン、それらの周辺機器を販売する台湾のメーカーです。手頃な価格で手に入るエントリーモデルからプロ仕様のハイエンドモデルまで幅広く取り扱っており、品揃えが充実しています。

はじめてゲーミングモニターを購入するのであればASUSの製品がおすすめです。品質や性能も価格以上でコスパ抜群で、PS5との相性もぴったりのため、2万円台でも必要なスペックを備えた製品を購入できます。

電気製品業界で世界トップレベルのLGは、ゲーミングモニターにも力を注いでいます。速い応答速度や高リフレッシュレートを搭載したモデルなど、プロゲーマー向けのハイスペックなモデルを多く取り扱っているのが特徴です。

また、よりゲームに集中できるウルトラディスプレイならではの視野角の広さは、当メーカーの魅力です。大画面でも滑らかでくっきりとした映像で、大型の製品をお探しの方におすすめしたいメーカーとなっています。

アメリカを拠点とする世界的な大手パソコンメーカーのDELL。オフィス用のモニターのシェア率が非常に高く有名で、カスタマイズできるBTOパソコンや販促用のパソコンなど、ラインナップが充実しています。

一方、ゲーミングモニターの種類はそれほど多くはありませんが、低価格で十分な性能が備わった製品が販売されています。Switchなどのゲーム機に接続して使うモニターをお探しの方におすすめです。

Amazonではゲーミングモニターに限らずさまざまな電化製品を取り扱っており、品揃えが豊富です。また、他社で購入するよりも安く、保証もしっかり付いてくるので購入後も安心して使えます。

期間限定のタイムセールはもちろん、一部製品では中古品の取り扱いがあるので、コストを抑えるのにも最適です。その場合は、製品のコンディションや販売元の評価、配送日時をしっかりと確認した上で選びましょう。

メルカリやヤフオクといったフリマサイトはもちろん、ハードオフなどの店舗では中古のゲーミングモニターを安く手に入れられます。安く購入できるのは魅力的ですが、中古品は以下の注意ポイントを押さえておく必要があります。

• 商品の状態
• 付属品・性能の確認
• 保証の有無

以下の記事で中古のゲーミングモニターを詳しく解説していますので、ゲーミングモニターを安く手に入れたい方はぜひご参考にしてみてください。

本記事では、ゲーミングモニターの購入を検討している方へ向けた、価格について紹介しました。モニターの価格は搭載スペックにより大きく異なるので、ご自身の目的に合わせて必要な機能を把握してから選ぶのをおすすめします。