【2024】ゲーミングモニターのメーカー比較｜人気ランキングも【評判は？】

ゲーミングモニターのメーカーは、国内外に数多くありますよね。I-O DATAやiiyamaといった国内メーカーや、ASUSやBenQなどの海外メーカーまで多くのメーカーがゲーミングモニターを製造販売しています。

ゲームプレイをする上で、どのメーカーのモニターを選ぶかはとても重要です。メーカーのブランド力に惑わされずに、それぞれの違いや特徴を把握し、プレイスタイルに合ったゲーミングモニターを選びましょう。

この記事では、ゲーミングモニターのおすすめメーカーの違い・特徴・評判などを解説します。また、海外製と日本製それぞれのおすすめモニターもご紹介。ぜひこの記事を参考に、自分に合うゲーミングモニターを選んでくださいね。

ここでは、日本製のメーカー4社と海外メーカー5社の特徴や評判を比較してまとめています。どのメーカーを選んだらいいのか迷う場合は、この内容を参考に検討してくださいね。

すべてに「ブルーリダクション」と呼ばれるブルーライト軽減機能が付いているのが特徴です。特に「ブルーリダクション2」搭載のモニターは、ブルーライトカット時に増してしまいがちな黄色を抑えるのに成功しています。色の変化がなく、目に優しい設計です。

シリーズとしては「GigaCrysta」「ギガクリライト」の2シリーズが販売されています。応答速度がよく動きがいい・目が疲れない・色鮮やかといった評判が多いです。

EIZOのゲーミングモニターは、すべてIPSと呼ばれる映像の美しさが特徴のモニターパネルを採用しているのが特徴です。加えてすべての製品に5年間の保証が付いており、安心して使える最適なメーカーといえます。

モニターを使用した方からは「画質が他のメーカーと全然違う」「映像が美しい」といった評価が圧倒的に多く、映像美を追求したい場合は外せないゲーミングモニターです。

iiyamaのゲーミングモニターは、画面左右上の段差を無くし、その上フレーム幅も8.4mmに抑えた「フレームレスフラットデザイン」が特徴です。24時間365日の電話サポートや3年間保証などのサービスも充実。

シリーズとしては「G-MASTER GB」「G-MASTER G」の2シリーズが販売されています。使用した方からは「フレーム部分が薄いのが嬉しい」「フレームが薄くて画面が大きく見える」などのコメントが多く挙がっており、見やすいと評判です。

Pixioは、画質とその動きの滑らかさに特徴があります。240HzのIPSパネルを実現させており、画質に関しては他の追随を許さないメーカーです。その代わりに、返品保証は30日、製品保証は3年と保証サービスは少々短い傾向にあります。

取り扱うモニターの半分以上が27インチと、主に大画面のモニターを販売しているメーカーです。使用した方からは、「画質も動きもいい」「コスパが非常にいい」などの評価が多く挙がっています。

BenQは、IPSパネルの採用で美麗な映像が楽しめる一方で、フリッカーフリー・ブルーライト軽減・明るさの自動調整機能付きと目に優しいのが特徴です。また、BenQ独自のHDRiによって、画像のコントラストと鮮明度が向上。より緻密なところまで表示できます。

BenQのゲーミングモニターを使用した方からは「画質が本当に綺麗」「コスパが最強」といった評価を受けており、コスパも画質も両方妥協したくない方におすすめのメーカーです。

Zowieは、BenQのゲーミングブランドです。最大240Hzまでのリフレッシュレートに対応するゲーミングモニターがあり、eスポーツ業界で活躍するプロゲーマー向けのデバイスを多く開発しています。

　BenQが独自開発したモーションブラー(残像)を低減させる機能や暗いシーンでの視認性を向上させる機能の「Black eQualizer」・よりゲームに集中するためモニターにシールドの設置が可能になっている点など、端から端までプロゲーマーのためだけに考えられたゲーミングモニターです。

ASUSは、プロゲーマー向け、動きの激しいゲームを楽しむのに特化したメーカーです。独自技術ELMBでスミア（光部分に現れる線）やブレを撤去し、シャドウブースト機能で明るい部分の露出を上げずに暗い部分のみ明るくする、といった機能が多いです。

リフレッシュレートが280Hzのものなどもあり、性能のいいメーカーの1つといえます。「画面は綺麗でドット抜けもなく良かった」「黄色が蛍光色のような発色をしている」といった日本製との違いに戸惑う声も目立ちました。

Acerも、独自機能が豊富なメーカーです。ジャンルに応じた映像モードを選べる「Gameモード」や、暗いシーンの視認性を高められる「Dark Boost機能」などが備わっています。

中には、FPSゲームに役立つ「照準表示機能」が付いているものもあり、さまざまなゲームに対応可能。実際に使った方からは「画質も良く、設定もしやすい」「コスパがいい」などの評価が多く挙がっています。

MSIは、ゲーミングパソコンやゲーミングキーボードなど、数多くのゲーミングデバイスを開発しているメーカーです。高負荷なゲームなどをするために必要なグラフィックボードも開発しており、同社のゲーミングモニターはとても高性能となっています。

4K144Hzの高画質と高リフレッシュレートを両立し、高スペックでFPSのゲームを有利にプレイ可能です。高スペックのゲーミングモニターはパソコンのスペックも求められるため、お持ちのパソコンがそこまでハイスペックでない場合は、2万円台で買えるコスパ重視のゲーミングモニターもおすすめです。

Dellは、2013年以降7年にわたり、モニター出荷台数世界第1位を獲得し続けている世界的なメーカーです。sRGBやDCI-P3のカラー カバレッジなどを活用した豊かな色彩が人気を博しています。

実際に使用した方からは「ナノIPSの高精細と発色の良さに大満足」「長く使えるいいモニター」といった評価が多く、初めて購入する場合も安心して使用できるメーカーです。

LGエレクトロニクスは、ゲームを有利に進めやすいモニターを扱うメーカーです。DASによるタイムラグ軽減、ブラックスタビライザーによる暗くて見にくい箇所の見やすさ追求の機能があり、迅速な対応が可能。1ms対応・IPSモニタ・4K画質に対応などハイクオリティのものが揃っています。

実際に使用した方からは「この価格帯では最も品質がいい」「画質も反応速度も期待してた基準を超えてる」といった感想があり、高評価です。

AOCは、主にコスパ重視のゲーミングモニターを販売しているメーカーです。3万円代で買えるリフレッシュレート240Hzのゲーミングモニターなど、低価格ながらも高性能な製品があります。

価格の強みだけでなく、暗いシーンでの視認性を向上させる機能などゲーミングモニターらしい機能もしっかりと備わっています。ゲーミングモニターをなるべく価格を抑えて購入したい方は、ぜひ一度チェックしてみる価値ありのメーカーです。

モニターのサイズは、大きく分けて6種類あります。21インチ・24インチ・27インチ・30インチ・32インチ・34インチです。ゲームに没頭するためには、24インチか27インチのゲーミングモニターがおすすめ。このサイズであれば大きく視線を動かさずゲームが楽しめます。

リフレッシュレートは、1秒間に画面が切り替わる回数を表し、数値が高ければ高いほどデータの更新も速くなります。単位はHzで表し、一般的なモニターでは60Hz、ゲーミングモニターでは144Hzや240Hzのものが多いです。

244Hzと144Hzでは1秒間に100回も更新回数が異なり、244Hzの方が圧倒的になめらかに映像が動きます。そのため、動きの激しいゲームや即座の判断が要求されるゲームをプレイする際は特に重視したい性能です。

PS4やSwitchは、リフレッシュレートが60Hzに設定されています。ゲーム機側が1秒間に60回の更新しかできないため、ゲーミングモニターについても60Hzの性能のもので十分です。

144Hzや240Hzのモニターでもきちんと動作しますが、60Hz以上の映像を映し出せません。スペックがいいほど高価になるため、必要とするリフレッシュレートに近いモニターを選びましょう。

PS5では、PS4の倍である120Hzの映像が出力可能です。そのため、ゲーミングモニターも同様の120Hz程度のスペックのものを使用すると、PS5の性能を十分に引き出せます。しかし、こちらも240Hzなどの高スペックのモニターを使用しても120Hz以上の映像を出力できないため、留意する必要があります。

FPS・バトルロワイアル・フォートナイトなどをプレイする際は、応答速度もチェックしましょう。応答速度は色が切り替わる速度を意味し、その速度が速いほど即座に色が切り替わるため、ブレが起きにくくなります。

単位はmsで表し、1msなら出力された映像を0.001秒で切り替えて表示が可能です。遅延なくゲームを楽しみたいのであれば、1msやそれ以上の性能のもの（0.5msなど）を選びましょう。

解像度は、画像の精密さを表す目安になります。画像を構成するピクセルの数で表わされ、1920×1080のフルHDが最も一般的です。また、より緻密な映像を楽しみたい場合は3840×2160の4K対応モデルのものがおすすめ。しかし、映像美が楽しめる一方で高価になるので価格とのバランスを考えてから購入しましょう。

モニターの固有機能は下記のものを主として、さまざまな機能があります。

• FPSモード……First Person Shooterの略。動かしているキャラクターの視点で、ゲームをプレイできます。
• 格闘ゲームモード……ボタンを押してから攻撃するまでの時間が短くなり、思い通りにキャラクターを動かせます。
• フリッカーフリー機能……画面上のちらつき（フリッカー）を軽減するための機能。フリッカーフリー機能があると、長時間のプレイでも目が疲れにくくなります。

一瞬一瞬の判断が重要なバトルロワイアル系やアドベンチャーゲームは、映像の更新速度の速いもの＝リフレッシュレートの高いものを選びましょう。リフレッシュレートが低いものよりも高いもののほうが映像はなめらかに動き、優位にプレイできます。「〇〇hz」の数値を確認してください。

自分や相手の動きを正しく把握するのが重要な格闘対戦ゲームでは、画像のブレが少ないもの＝応答速度が速いものを選びましょう。応答速度がの遅いものを選んでしまうと、動きが把握しにくく不利な状況に立たされてしまいます。1msか、それ以上に速いものを選ぶのがおすすめです。

レースゲームでは、リフレッシュレート、応答速度ともに性能のいいモニターを選びましょう。レースゲームはそのスピード感から判断のスピーディさが求められる上、画像がブレてしまっては位置関係を把握しにくくプレイの妨げになってしまいます。また、レースゲームの場合は視野の確保のため、ウルトラワイドのモニターを選ぶのがおすすめです。

モニターの性能がいくら良くても、元々の映像データがその分の更新をしていなければ性能を生かしきれません。たとえば、ゲーム機側で60Hzで更新される映像を240Hzのモニターで出力しても、60Hz以上の映像にはなりませんよね。そのため、モニターを購入する前にゲーム機側の映像データ（FPS）がどれくらいの更新速度なのかを確認してください。

ゲーミングモニターのメーカーの違い・特徴・評判などを解説しました。メーカーやモニターにはそれぞれ特徴があり、得意とする部分も変わります。ゲームのジャンルとの相性も関係してくるため、ポイントを抑えたモニター選びが重要です。ぜひこの記事を参考にして、あなたにぴったりのモニターを見つけてださいね。