NECルーターおすすめ10選｜繋がらない？Atermアクティブランプが点滅・消灯

光回線を利用するのに欠かせない無線LANルーターを選ぶなら、安くて通信の安定性に優れたものを選びたいですよね。そんな方におすすめなのが、NECのAtermシリーズのルーターです。リーズナブルな価格で購入できるにも関わらず、高い通信安定性を誇ります。

しかし初めて接続を行う時にクイック設定Webを活用する必要があり、うまく通信設定を行わないと繋がらない場合もあるため困る方も多いです。またシンプルな外観の製品が多く、機種ごとの機能の違いも分かりづらいため、商品選びで迷う方も多いですよね。

そこで今回は、NECのルーターの選び方・おすすめの商品を紹介した上で、接続方法についても詳しく説明します。緑点滅・赤点滅・消灯などの、ACTIVE（アクティブ）ランプの状態の概要についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

今回は、NECの無線LANルーターの特徴について、分かりやすくまとめてみました。Wi-Fi設定を簡単に行えて、通信が繋がらない状態になりづらいため、インターネット初心者の方にもおすすめできます。

• WPS機能を活用するだけで自動的に接続機器に関する情報を引き継げる
• 5GHz帯の通信状態が悪い時は2.4GHz帯に切り替わるので通信の安定性も高い
• アンテナが内蔵されていて見た目がすっきりしている

通信速度が遅いと快適にインターネットを楽しめません。特にゲームや動画の閲覧をしたい場合は、通信速度が速いモデルを選びましょう。また、通信速度は有線と無線の両方を確認してください。

Wi-Fi6は無線LANの最新の規格です。従来の規格よりも高速化され、複数端末を接続する際の混雑にも強くなっています。

IPv6は従来のIPアドレスであるIPv4の枯渇問題により新たに開発された新しいIPアドレスです。IPv6に対応している通信サービスであれば、従来よりもストレスなく快適に通信ができます。

MU-MIMOとは無線LANルーターにスマホやタブレットなど複数の端末をつなげた際の速度低下を防ぐ機能です。これまでは端末1台1台ごとに順番に切り替えながら通信する方式でしたが、MU-MIMOだと順番待ちが発生しません。

複数の端末を使用している人は「MU-MIMO機能」の機能がついているかチェックしましょう。

無線LANルーターによる電波の送受信では、アンテナが多いと電波は届きやすくなるため、快適に通信するためには重要な役割です。

NECのルーターはアンテナ内蔵のタイプが多いですが、内蔵アンテナの場合も内蔵されているアンテナの周波数や本数が異なります。自分の使う環境に合わせたアンテナ本数のルーターを選びましょう。

無線LANルーターを選ぶ際は、間取りと接続できる機器の数をチェックしましょう。2階建てや3階建ての場合や、部屋数が多い場合は中継機の設置も検討してください。

また、使用する端末が多いと混雑して快適に使えない場合があります。メーカーのサイトにも推奨の間取りと接続台数が記載されていますが、スペックに余裕があるモデルを選ぶと安心です。

無線LANルーターを新しいものに買い換える場合、複数の端末を設定しなおす必要があります。しかし、Wi-Fi設定引越し機能が搭載されているルーターであれば、入れ替えの際も既存の親機で使用していたWi-Fiの設定内容を引き継げます。

ルーターの買い換えを検討している人で面倒な引継ぎをしたくない場合は、Wi-Fi引っ越し機能が搭載されているルーターを選びましょう。

ルーターは360度の球状に電波を放射しているため、部屋の中心に置くのが理想です。しかし現実的には難しい場合もあるため、見渡せる場所に置くのをおすすめします。部屋の隅に置くと、電波の半分が外に出てしまうので、避けたいところです。

パソコンやスマホでWi-Fi設定をしたい場合、ネットワーク名（SSID）と暗号化キーを選択・入力して接続する方法と、WPSボタンで接続する方法があります。ネットワーク名（SSID）と暗号化キーで設定する場合は、Aterm親機のラベルに記載されている初期値を設定の際に入力すれば、端末でWi-Fiを利用できます。

WPSボタンで接続する場合、ルーター親機と端末側もWPSに対応している必要があります。端末側でWi-Fi設定の画面を開いたあと、Aterm親機のWPSボタンを押すだけで簡単に設定できます。

ACTIVEランプが消灯している場合は、ケーブルがきちんと接続されているか、Aterm背面のLANポート側に間違えてケーブルを差していないかを確認しましょう。

Atermをローカルルータモードで設定した場合、WANポート側に接続されているブロードバンドモデムや終端装置とIPアドレス体系が競合されて保存されてしまった可能性があります。初期化を行い最初から設定をやり直してください。

また、IPv4 over IPv6通信に対応したサービスに加入している場合、IPv4 over IPv6通信が確率できなかった場合にランプが消灯することもあります。AtermのWANケーブルの抜き差しまたは再起動を行ってください。再起動の方法は次のサイトも参考にしてください。

動作モードがIPv4 over IPv6通信モードの場合、赤点滅になることがあります。その場合は以下のような対処法があります。

• IPv4 over IPv6通信接続サービスの使用手続きをプロバイダに正式に行った上で、有効になっていることを確認

• 加入している回線にAtermが対応していない可能性があるため、IPv6（IPoE/IPv4 over IPv6）接続確認済みリストで対応可否を確認

• AtermのWANポート側に接続されているインターネット接続機器には、Aterm以外をLANケーブルに接続しないで設定を行う

• AtermのWANポート側に接続されているインターネット接続機器側にIPv4 over IPv6通信接続サービスの接続設定がある場合は、Atermはブリッジモードに切り替えて使用する

状況を確認したうえで、上記の方法で対処してください。

ACTIVランプがオレンジ色に点灯している場合はブリッジモードで使用している状態です。この状態でインターネットに繋がらない場合はまず、プロバイダ提供の機器が使用できる状態か確認しましょう。サーバーメンテナンスなどで一時的に使用できない可能性があります。

また、Atermをルーターモードで使用する必要がないかも確認しましょう。電源を切って切替スイッチをRTにして電源を入れ直し、インターネットに繋がるか試してください。

ACTIVEランプが約1秒間隔で緑点滅している場合は、プロバイダから提供されたIDとパスワードが間違っているため認証エラーになっています。クイック設定Webを開き、プロバイダ（事業者）から提供されたIDとパスワードを入力し直してください。

IDとパスワードは入力する場合は、大文字小文字の間違いがないように注意してください。また、契約しているプロバイダにIDとパスワードに誤りがないかを確認しましょう。

ACTIVEランプが緑点滅を繰り返したり消灯したりする場合は、ブロードバンドモデムや終端装置側に問題があります。LANポートがある端末を持っている場合は、LANケーブルでブロードバンドモデムや終端装置に直接接続してインターネット接続ができるか確認しましょう。

接続が行えない場合は、ブロードバンドモデムや終端装置側の設定を見直してください。見直しを行っても改善されない場合は、加入しているプロバイダへ問い合わせましょう。

NECのAtermは、比較的安価なルーターであるのにも関わらず、安定した通信ができる機能が多数搭載されています。製品スペックの選び方だけでなく、NECのルーターの接続方法もしっかり理解して、快適にインターネットを使えるようにしましょう。