無線LANルーターの人気おすすめ16選｜戸建て・一人暮らし用も！選び方は？

パソコンやスマートフォンでインターネット通信をするときに欠かせない無線LANルーター。最近はスマートスピーカーやスマート家電の登場やゲーム機の進化により、その必要性がますます高まってきたアイテムです。

ですが、無線LANルーターには部屋の間取りや接続する機器の台数によって最適なモデルが異なるので、商品を選ぶ際には注意が必要です。購入したモデルが自宅で繋がりにくいという失敗は避けたいですよね。

そこでこちらの記事では、戸建てやマンションなどで使える無線LANルーターの選び方やおすすめの商品をご紹介していきます。これから引っ越し・一人暮らしを控えていて、すぐに無線LANルーターが必要という方や安い無線ルーターをお探しの方もぜひ参考にしてみてください。

無線LANは、ケーブル不要でインターネットを使うことができるネット接続システムのことです。無線LANを使うためには、親機のルーターと子機が必要となります。近年のパソコンには、子機が標準搭載されており、親機を用意するだけで無線LAN環境が整います。

Wi-Fiは、ケーブルが必要ないネット接続システムです。無線LANと一緒のものと考えてしまう方が多いですが、Wi-Fiは無線LANの認定規格の1つで互換性のある製品のことです。つまり、無線LANの枠組みのなかにWi-Fiがあると考えると分かりやすいです。

自宅に快適なネット環境を揃えるためには、契約中のネット回線がどういったものなのかを理解することが重要です。たとえば、NURO光なら2Gbps、フレッツ光隼であれば1Gbps、フレッツ光ネクストやauひかりといった光回線サービスがあります。

無線LANルーターを購入する時は、自身が契約しているインターネット回線の速度に適した通信速度の製品を選択しましょう。

しかし通信の質が高くないVDSL方式を利用している場合は、性能がいい無線LANルーターを導入しても通信速度が上がらないので、現在の環境には注意するようにしてください。

無線LANルーターでWi-Fiを自宅で使用する場合は、利用する人数に注意が必要です。WiFiは同時に利用する人が増えると、メールを受け取ったりネットを閲覧したりする場合に送受信待ちとなることがあります。

たとえば、無線LANルーターの親機から発信された電波をスマホやゲーム機、PCで受け取ると通信が遅くなりネットやプレイ中のゲームに遅延が発生します。場合によっては、動画再生中やゲームのプレイ中に通信ができなくなり、停止したりすることが頻繁に起こるので注意してください。

自宅でWi-Fiを使用する場合に注意しておきたいのは、製品が推奨する間取りに対しての大きさです。親機である無線LANルーターとの距離が、受信側の子機と離れていると通信速度が遅くなってしまいます。

また、距離が近くても厚い壁やコンクリート壁が親機と子機の間にあると、隣の部屋であっても電波が阻害されて届きにくくなります。

もし電波が届きにくい懸念がある場合は、外部アンテナや特定の方向へ電波を発射可能なビームフォーミング機能、中継器を各部屋に設置して接続しやすくするメッシュWi-Fi対応モデルがおすすめです。

Wi-Fiルーターは、超高速Wi-Fi規格である11axに対応モデルが最新版です。無線LANは「IEEE(アイトリプルイー) 802.11」という規格が一般的に使用されてますが、複数の規格があります。規格によって周波帯「60GHz」「5GHz」「2.4GHz」と複数あり、通信速度の違いなどそれぞれに特徴があります。

Wi-Fi 6とも呼ばれる11axは大容量の無線通信が可能です。転送するときの情報量も大きいので、機器を複数台の利用が可能です。ですので、Wi-Fiルーターを購入するのであれば、最も速度が速い11axの製品を選ぶのがおすすめです。

無線LANには2.4GHzと5GHzの2つの周波数帯域があります。無線LANルーターは、どちらも使用可能であることが一般的です。では、それぞれの違いとはどのようなものなのでしょうか。2.4GHzは、障害物の影響に干渉されにくく長距離の通信が可能であるのが特徴です。

しかし2.4GHzは電子レンジやBluetoothといった多くの機器で使用されているので、障害物以外の電波干渉を起こす可能性があります。一方、5GHzは2.4GHzと違い、家電製品に使用されていない規格なので電波干渉を起こすことが少なく電波の混雑を回避するので、安定してネットを使えます。

しかし通信範囲が狭いため、障害物の影響を受けやすい一面があります。それぞれの特徴を踏まえた上で、ルーターに近い部屋で使うなら5GHz、離れた部屋で使うなら2.4GHzなど周波数帯域を切り替えて使うのがおすすめです。

無線LANルーターには、アンテナが装着される外付けタイプと内蔵タイプがあります。外付けタイプの場合、アンテナの角度を調整することで特定の場所に電波を届けやすいのが特徴。一方、内蔵タイプはコンパクトなので収納しやすいメリットがあります。

また、アンテナの本数は通信速度に関わり、本数が増えれば増えるほど通信速度が増します。通信速度重視の方や、同時接続の機器が多い方はアンテナが4本のモデルがおすすめです。商品によっては対応範囲を表記しているので、自宅のネット環境に合わせて選択してください。

近年は、PC以外にもスマホやPC、ゲーム機や家電など無線でネット接続する機器は増えています。無線LANルーターによって同時接続可能な台数が違うので、使いたい機器や利用人数を考慮して選びましょう。

メーカーの推奨台数以上の機器を接続すると、通信速度が遅くなるので注意してください。当然ですが、価格が安くなるほど同時に接続できる台数が少ないため、無線LANルーターを選択する場合は価格だけを基準にしない方が賢明です。

通信速度やつながりやすさを重視するなら、以下の機能が搭載されているかをチェックしましょう。

MU-MIMOを使用するためには、親機の無線LANルーターと子機側の両方に対応していなければいけません。無線LANルーターを購入する前に、MU-MIMOに機器が対応しているかを必ず確認しましょう。

無線LANルーターは、機種によって設置方法がさまざまです。一般的に多いのは縦置きや横置きのイメージが強かったですが、今は壁掛け可能なモデルも販売されています。

自宅の環境により、無線LANルーターの設置方法は変わってきます。設置したい場所が、変わる可能性もあるので移動先でもスペースを取らないようにコンパクトなサイズで、複数の設置方法に対応しているモデルがおすすめです。

無線LANルーターを選ぶ場合は、使用端末や子機のスペックを事前に調べておく必要があります。11axのルーターを購入しても、使用する端末や子機が11ax非対応だと通信速度が落ちる原因にもなりかねません。

また、MIMOやビームフォーミングなどの機能を子機が持ち合わせていないと、満足な速度を望むことはできません。親機と子機のどちらも性能が釣り合っていないと、十分な速度を得ることはできない点に注意してください。

外付けHDDはデータをバックアップ用に保存可能な機器です。データを使うときは機器ごとに接続をし直す必要があります。一方NAS（ナス）は、保存したデータをLAN接続しているPCやスマホから、いつでも使用が可能な高機能な機器です。

ですが、NAS機能が搭載されているHDDは価格が高いです。お持ちの外付けHDDを、NASとして利用するのならルーターにUSBポートが必要です。外付けHDDがNAS搭載の場合は、ルーターもUSBポートが付いているタイプを選ぶことをおすすめします。

無線LANルーターを選ぶ際はセキュリティ機能もチェックしましょう。ルーターを介して個人情報流出や不正アクセスなど万が一の事態が起こる可能性もゼロではありません。セキュリティ規格は安全性の高い「WPA3」に対応したものがおすすめです。

バッファローの無線ルーターはWi-Fi5とWi-Fi6に対応した商品をメインとして販売しています。バッファロー独自のメッシュ技術を採用しているのが特徴です。設置する環境に合った効率の高いメッシュネットワークを構築できます。

幅広く快適に使用できるので、間取りの広い家に住んでいる方におすすめです。

NECの無線ルーターはスタイリッシュなデザインで、アンテナが内蔵されているタイプが特徴的です。書斎やデスクなどに収納しやすい無線ルーターをお探しの方におすすめです。Wi-Fi5とWi-Fi6に対応しています。

用途別・予算別に選びやすいので、比較して合ったものを購入するのがおすすめです。

エレコムの無線ルーターはネットワーク・メモリ・ストレージと幅広く取り扱いのあるメーカーです。Wi-Fiルーターは多機能なものを数多く販売していて、ビームフォーミング・MU-MIMO・IPv6対応などがあります。

広いエリアをカバーできる無線ルーターなので、仕切りが多い家に住んでいる方におすすめです。

無線LANルーターを自宅に設置し、ネットのつながりが遅い場合があります。ここでは、通信が遅くなった場合の原因と対処法について説明をいたします。

無線LANルーターは、障害物があると通信が遅くなってしまいます。たとえば、壁を挟みルーターと子機が配置されていたり、ラックなどに収納しているケースなどです。部屋数が多い一戸建てや、鉄筋型マンションは壁を挟んだ状態になることが多いので注意してください。

また無線LANルーターを、自宅に導入する場合は電波の向きに気を付けてください。親機と子機の間に障害となるものがないかどうかは、十分な速度でネットをするために大変重要なファクターとなります。

ネットの速度が遅くなる要因として多いのが、ルーターと子機の距離が離れているケースです。ルーターとの距離がある場合の、速度を早くする方法があります。それはWi-Fi中継器を設置する方法です。

親機と子機の間に中継器を設置すると、親機の電波を中継器を挟んで子機まで安定した速度を得やすいです。たとえば2階建ての一軒家に住んでいる場合、中継器を階段などに設置すると上階まで範囲が広がるので、ネットが繋がりにくいという症状も皆瀬しやすくなります。

いかがでしたでしょうか。この記事では、無線LANルーターのおすすめ15線と選び方について詳しく紹介をいたしました。環境によって選び方が大きく変わるルーター。自身の環境に合わせて、最適な無線LANルーターを選び快適なネット環境を作ってください。