フィルムスキャナーのおすすめ人気7選を紹介！種類や選び方も解説！

最近はレトロ感溢れ、味があるフィルムカメラで撮ったフィルム写真の人気が急増してますよね。ちょっとした出先でも長期旅行の旅先でも、フィルムカメラで撮ればとびっきり素敵な思い出になること間違いなしです！

ただ、自宅に暗室を持っている人は限られるし、いちいち写真屋さんにプリントはお願いするのも手間がかかってしまいます...そんなフィルムたちの写真をデータ化したい時に役立つのが「フィルムスキャナー」です。

「フィルムスキャナー」を使えば自宅でもどこでもフィルム写真をデータ化できますが、とにかく種類が多いため購入の際に決め手に困ってしまうこともしばしば。そんな方のために今回は徹底的にフィルムスキャナーの選び方とおすすめ商品を紹介していきます。最後まで読んで、ぜひ参考にしてみてくださいね！

フィルムスキャナーとは、写真フィルムをデーター化して読み込むためのアイテムです。デジタルカメラと違いフィルムは、写真屋さんで現像してもらうのが一般的です。フィルムをプリント可能なネガフィルムにするためには暗室が必要になり、自宅で行うには知識だけじゃなく技術も道具も足りません。

しかしフィルムスキャナーがあれば、フィルムのネガやポジを画像データとして取り込み、誰でも簡単に自宅でデジタル変換して現像することができるので、写真屋さんに出向く必要がなくなります。さらに、機種によってはネガが残っていない思い出の写真も、パソコンに取り込んで保存することができます。

フィルムスキャナーはフィルム写真が好きな方にとってはもちろん、古い写真を整理したいときにも役立つ優秀なアイテムです。

フィルムスキャナーは、明確な種類分けがされています。ここからはフィルムスキャナーの3つの種類について、詳しくご紹介します。

フィルムスキャナーを種類別に分け、それぞれの特色を長所・短所含めて解説しますので、用途を考慮し自身に合った製品を選びましょう。

フラットベッド・スキャナは、プリント済みの写真にも対応している優れものです。高いセンサー精度と画質の高さで思い出の写真を整理するだけでなく、古びた写真をキレイによみがえらせることもできます。

機種によっては幅広いフィルムに対応しているものもありますが、コントロールが難しく、効率は他の2種より劣ります。しかし、画質や汎用性を重視するのであれば、フラットベッドタイプがおすすめです。

プリント済みの写真にも対応している優れもの

フィルムスキャナのフィルムを取り込むときの画質や効率は、他を寄せ付けない高いクオリティがあります。写真を取り込むなどの汎用性には欠けますが、リーズナブルな製品が多く操作もシンプルなので、フィルムスキャナー初心者の方におすすめです。

高性能！フィルムスキャナーと言ったらこれ

シートフィードタイプは、たくさんの写真を一気に取り込む際に、短時間でスキャンできるのが魅力です。基本的にフィルム用のスキャナーではないため、フィルムを取り込める商品が少ない点には注意が必要です。

作業効率をぐんとあげる一品

フィルムカメラで撮った写真をデータ化できる便利なフィルムスキャナーですが、商品によって機能に差があり種類もメーカーも豊富なので、どれを選んだらいいのか迷うところです。ここからは、選ぶ際の重要ポイントを項目ごとに詳しく解説していきます。

色補正やピント調節は、本来1枚ずつ調整しながら整理していくものですが、初心者にはハードルが高くなってしまいます。そこで大切になってくるのが、色補正機能とフォーカス調整機能です。

色補正機能は写真の色合いだけでなく、少しぐらいのキズやホコリなら自動で補正してくれます。フォーカス調整機能は、フィルムの状態や明暗によって必要になるピント調節を、自動でしてくれます。これらの作業は、専門的な知識と技術を持っている方でも、手間と労力が必要です。

そのため、初心者の方にとっては、必須の機能といえます。製品の説明を確認し「色補正機能付き」あるいは「フォーカス調整機能付き」の商品を選びましょう。

解像度とは、フィルムから取り込む画像の美しさを示す数値で、高ければ高いほどが高画質な画像を取り込むことができます。フィルムスキャナーの基本的な解像度は2400dpiとされているので、画質にそこそこのこだわりがある方でも2400dpiが妥当な最低ラインのようです。

さらに、スマホやパソコンで見る程度なら1200dpi、フィルムネガの原版保存のためのデジタル化であれば3600dpiなど、目的に合わせて最適解像度が変わります。もちろん、解像度が高くなればコストも比例しますが、美しく鮮明な画像を残したい方には、解像度が高めのものをおすすめします。

センサーのサイズとは、カメラについている部品のひとつでもあるセンサーの大きさのことです。フィルムスキャナーで読み込むフィルムは、カメラのセンサーサイズによって変わります。手軽さが人気のレンズ付きフィルムや一般的なフィルムカメラで使用されているのは、35mmセンサーです。

35mmフィルムはメジャーなフィルム規格になるため、ほとんどの機種が対応しています。ただし、高品質な描写が楽しめるブローニーフィルムは、フォーマットサイズが35mmフィルムより格段に大きくなります。そのため、サイズが大きくマイナーなフィルムを使用している方は、対応フィルムを注意して見ることが必要です。

フィルムスキャナーの中にはフィルムだけでなく、紙写真やハガキなどもスキャンできる製品があります。読み取った後はJPGやPDHファイルなどに変換してくれるタイプもあるので、スキャンの幅が広がります。

フィルムスキャンのみが用途の方には必要ないですが、「せっかく購入するなら様々な用途が備わったものが良い」という方には、プリント写真やA4用紙もスキャン可能な複合型タイプがオススメです。

フィルムスキャナーのデータ保存方法は、パソコンに繋いで保存するタイプとSDカードなどを直接差し込んで保存するタイプの2種類があります。SDカードに直接保存できるタイプは、パソコンなどの機器を別に用意する必要がなく、スキャンまでの準備が少ないので気軽におこなえます。

さらに、USBケーブル転送にも対応しているものもあるので、目的に応じて画像データの保存先を選べるのも魅力のひとつです。利便性を考慮するなら、いちいちパソコンに繋ぐ手間を省ける、SDカードに直接保存可能かをチェックするようにしましょう。

フィルムカメラやフィルムスキャナーは、レンタルへの需要もあります。たとえば、旅行などで一度きりの利用だったり古い写真の整理のためだけだったり、さらには購入を検討している方が試しに一度使ってみてから決めたいなど、理由はさまざまです。

家電レンタルサービスを行っている会社や機種によって、レンタル料やレンタル期間は違ってきますが、3日間3,850円位が目安になります。月額レンタルでは、最低レンタル期間がある場合もあるので、説明は熟読しましょう。

レンタルの最大の利点は、購入するよりも圧倒的にリーズナブルな点です。気になる機種の、使い勝手や仕上がり具合を購入前に確認できるのも魅力です。用途にピッタリなフィルムスキャナーを見つけるためにも、レンタルなどのサービスを上手に活用してみてはいかがでしょうか。

一昔前までは、撮影したフィルムは写真屋さんで現像してもらうのが一般的でしたが、フィルムスキャナーの登場でフィルムカメラがぐっと身近になりました。レトロな魅力あふれるフィルム写真をもっと手軽に楽しむためにも、今回の選び方やおすすめ商品を参考に、フィルムスキャナーをぜひ活用してみてください。