腱鞘炎対策にも！トラックボールマウスおすすめランキング12選｜ケンジントン・エレコムなど人気メーカーも紹介！

通常のマウスと違ってマウス本体を動かさずにカーソル移動ができる「トラックボールマウス」。

手首を使わずに操作できるため、長時間使用しても手が疲れにくく、腱鞘炎の予防効果も期待できます。CADオペレーターや長時間作業するデスクワーカーの方には特におすすめです。

また、ボールの径が大きいものなら、少しの操作で大きなカーソル移動ができます。デュアルディスプレイ・マルチモニターなどで作業スペースが広い人にも最適です。

スタンダードなトラックボールマウスは親指部分にボールがある「サムタイプ」です。

操作する指の位置はそれぞれ以下の通りです

• マウスカーソルの移動：親指(ボール部分)
• 縦方向スクロール：人差し指(ホイール部分)
• クリック：人差し指・中指(左右ボタン)

一般的なマウスにかなり近い形状なので、トラックボールに慣れていない人でも大きな違和感を感じずに使用できます。ボール部分の操作はスマホを片手で操作するのと同じ使い方なので、慣れるまでの時間もさほどかかりません。

進む・戻る・コピペなど、ショートカット操作をマウスで行いたい人にはフィンガータイプのトラックボールマウスがおすすめです。

通常のマウスと指の使い方が異なるため最初は違和感のある人もいるかもしれませんが、8ボタン以上のモデルもあったりと機能性も充実しているため、愛用者は多いです。

フィンガータイプと同じくマウス中央にボールがある据え置き型のトラックボール。このタイプは人差し指・中指や指の腹・手のひらでボールを大きく操作します。

本体が大きく据え置き仕様が前提なのでオフィスワーク・持ち運びには不向きですが、プロのクリエイターやゲーマー・CADオペレーターなど玄人にも愛されています。他のタイプに比べて慣れるまで時間はかかりますが、一度使いこなしてしまうと離れられない人も多いようです。

形状が完全に左右対称なので、右利き・左利きを気にせず使えるというメリットもあります。

空中マウスとは、その名の通りデスクに置く必要がなく、空中で操作できるマウスです。トラックボールが付いているものやリモコン型の形状があり、マウスポインタやページ送り・動画の再生/停止などを操作できます。

プレゼンで立っている時、寝姿勢で動画を観ている時などデスクが使えない時には便利なマウスです。

ゲーミングマウスとは、センサーの反応速度/精度やボタンの機能性が通常のマウスよりも高性能なマウスのことです。PCゲームを快適にプレイできる機能に特化していて、カラフルに光るなどデザイン性も特徴的です。

ゲーミングマウス選びは、プレイするゲームによって重要なポイントが変わります。

▼FPSなら反射的な動きに対応できるマウスがおすすめ！

• DPIの数値
  →数値が大きいほど少しの動きでポインタを大きく動かせる

• IPSの数値
  →数値が大きいほどマウス操作時の読み取り速度が速い

▼MMOはショートカットキーをたくさん使えるマウスがおすすめ！

• ボタン数
  →通常のゲーミングマウスは5~8ボタン
  MMOなら15~20あるとコマンド入力がスムーズ◎

下記の記事ではさらに詳しい選び方のポイントを解説、おすすめモデルも紹介しているのであわせて参考にしてください。

▼ゲーミングマウスはこちらもチェック！▼

カチカチッというマウスのクリック音。自宅ではあまり気にならなくても、静かなオフィスやコワーキングスペース、図書館、カフェなど周囲に人がいると意外にも気になりますよね。

静音マウスはクリック音を抑える設計になっているマウスです。押し感はモデルにもよりますが、操作感を損なわずに周囲にも配慮できます。

しかし、通常のマウスを長く使っている人は、静音マウスをついつい強くクリックしてしまうことも。慣れるまでは手に馴染まないと感じる場合もあります。使用環境にあわせて選びましょう。

ワイヤレスマウスとPCを接続する方式は、以下のようなものがあります。

• 2.4GHz
  →製品数が多いのはこちら！
  Bluetoothと違って接続設定不要で使えるが、
  USBレシーバーをPC側に差す必要あり△
• Bluetooth
  →レシーバー不要で本体のみで使える◎
  初期設定は必要なものの、2回目以降は自動接続可能

主流は2.4GHzですが、Bluetoothは持ち運び時にレシーバーをなくす心配がないといったメリットもあります。複数のPCに繋いで使う人は切り替えが簡単な2.4GHzがおすすめです。

DPIとは、1インチマウスを動かした時にポインタがどのくらい動くかを表した数値です。数値が大きいほど少しマウスを動かすだけで大きくポインタを動かせます。

主流なのは1,000~1,600dpi程度。設定は基本的に変えられませんが、ゲーミングマウスの場合は操作しやすいDPIに調整する機能もあります。

dpiは高すぎるとポインタが動きすぎて微調整がしにくくなるため、あまりこだわりがない人は1,600以下から選びましょう。

ワイヤレスマウスはスマホのように充電する「充電式」、電池を入れ替える「電池式」があります。

「電池式」は電池がなくなるたびに入れ替える必要がありますが、本体価格は安い傾向があります。また、電池を充電池にすれば繰り返し使用できます。
「充電式」はUSBケーブルを差せばすぐに充電できるのでよりお手軽です。また、乾電池を入れない分本体が軽いものが多いでせす。

モデルによっては縦スクロールだけでなく横スクロールに対応しているモデルもあります。いずれも好みで選んで問題ありませんが、切り替えタイプはミスタッチしにくいため慣れていない人にもおすすめです。

• サムホイール
  →マウスの親指部分に横スクロール用のホイールがあるタイプ
• 切り替えタイプ
  →主流はこれ！
  ボタンを押しながらホイールを回すと縦から横に切り替えられるタイプ
• チルトホイール
  →ホイールを左右に倒すと横スクロールできるタイプ

ショートカットキーをよく使用する人は、マウスにサイドボタンがあるとキーボード操作が不要になります。
ボタン数は2~20までさまざまで、使い方によって必要なボタン数は変わります。

• 3~5ボタン
  戻る・進むに加えてコピペもよく使う人
• 7~10ボタン
  タブ移動・タブを開く閉じるなど普段からショートカットキーを多用する人
• 10ボタン以上
  PCゲームのコマンド入力を多用する人

中でも3ボタン・5ボタンの製品が最も多く、一般的です。5ボタン以上は普段からショートカットキーをたくさん使う人・ゲームなど特定の用途がある人向けと言えます。

Logicoolはマウスの老舗メーカーとして完成度の高いマウスを提供し続けています。また、ゲーム向けのキーボード・スピーカー・イヤホンなども手掛け、パソコン周辺機器ではトップシェアを誇ります。

高機能センサーを搭載したマウスが人気で、飛行機や新幹線の中でも快適な操作が可能です。さらに、バッテリー性能も優れており、3分の充電で丸1日は使用できます。

ELECOMはマウスといったパソコン周辺機器以外にも、ヘッドホン・ゲームコントローラーなど幅広い分野へ事業を展開しています。また、海外デザイナーを起用した実用性のある製品デザインも特徴の1つです。

ELECOMのマウスは多彩なラインナップが揃っており、長時間作業向けや女性向けなど用途に適したタイプを選びやすいです。さらに、マウスのフィット感においてはマウスメーカーの中でも特に高い評価を得ています。

Microsoftは世界最大のソフトメーカーとしてIT業界で躍進を続け、パソコンの普及率を一気に上げた企業ともいわれています。マウス・キーボード・インターネットサーバーなどの開発や販売を行っています。

Microsoftのマウスは、1日中パソコン作業することを考慮した疲労を感じにくい形状なのが特徴です。他にも、チルトホイール機能搭載や両手対応の機種も多く、安定感のある使いやすさに定評があります。

BUFFLOは主にパソコン周辺機器を手掛けており、マウスや充電器など多くの定番製品を生み出しています。さらに、ルーターやUSBメモリではトップシェアを誇るほどの販売実績を上げています。

BUFFLOのマウスは、安価なものだと1,000円以下で購入でき、初心者でも購入しやすいです。また、クリック音が気になる方に役立つ静音性の高いマウスも多く販売しています。

トラックボールマウスは長時間操作しても手が疲れにくいので、コアゲーマーの方に向いています。しかし、普通のマウスに比べて拡張ボタン数が少なく、ショートカット操作を行いづらいのでMMORPGなどには向いていません。

また、通常のマウスに比べてカーソルを止めづらいので、FPSゲームなどのエイミングにも不向きです。ただし、マウスのスペースに関係なく振り向き等の動作を行えるので、トラックボールマウスの方が使いやすいと感じる方もいます。

トラックボールをしばらく使うと、ボールの滑りが悪くなり操作しづらくなることがあります。以下の方法でトラックボールマウスを掃除すると、トラックボールの滑らかさが復活します。

1. 割り箸を使ってマウス裏面の穴からトラックボールを押し出す
2. ウエットティッシュで接点とトラックボールの汚れを落とす
3. センサー部分はダストスプレーを使って掃除する
4. 清掃が終わったらトラックボールをくぼみの部分にはめる

センサー部分を濡らすと故障の原因になるので、センサーの水拭きは行わないように気を付けましょう。

マウスは1,000円程度の安いものから、1~3万円と高いものまでさまざまです。
どちらを選んでも寿命・耐久性はあまり変わりませんが、「機能性」にはかなりの差があります。

▼機能性の例

• サイドボタンの数が多い
• 読み取り方式が高性能なレーザー式
• エルゴノミクスデザインになっている

マウスがうまく反応しない・ポインタが動かないのは、以下のような原因が考えられます。お手持ちのマウスのタイプによってチェックしてみましょう。

• Bluetoothのペアリングができていない
• 電池切れ
• USBレシーバーが外れている
• パソコンのUSBポート側に接触不良がある
• 凸凹面・ガラス面・光沢のあるテーブルなどでうまく読み取りできていない

今まで正常に使えていたマウスが勝手に動いたりクリックされてしまう場合、傷や故障以外にも以下のような原因が考えられます。

• マウスが汚れてレーザーが反応している
  →マウスの読み取り部分を柔らかい布などで掃除する
• マウスの電池切れ
  →充電・または電池の交換をする
• PC側に動作の不具合がある
  →再起動を試す
• PC側がウイルス感染している
  →インストールした覚えのないアプリやファイルがないか確認する

上記に当てはまらない場合は、マウス本体の故障が考えられます。修理するか、新しいマウスへの買い替えを検討しましょう。

長時間パソコン作業をする方は、手首を動かさずに操作できるトラックボールマウスを使うことで体への負担を大幅に減らせます。さらに、追加の便利機能があれば作業効率アップやストレス軽減にもつながります。ぜひ本記事を参考にして、自分に最適なトラックボールマウスを見つけてください。