【2023最新】リモートワークおすすめPC10選！テレワークに最適なパソコンは？

最近はリモートワークでの仕事が増えてきました。勤務先によっては、パソコンが支給されず、自分で用意しなくてはいけない会社もあります。個人でパソコンを購入する場合はどれくらいの性能のものを買っていいか迷いますよね。

リモートワークやテレワークで仕事をする際にはメール・Excel・Wordなど複数の作業を同時行行う必要があります。会社と同じような作業をこなすためにはある程度パソコンのスペックを確保する必要があり、なおかつ自分に合ったパソコンを選ばなければいけません。

パソコンを自分で選ぶのは難しそうなイメージがあるかと思いますが、実は「これだけ抑えておけば大丈夫！」なポイントがあります。今回はパソコン選びのポイントとリモートワークにおすすめのPCを紹介していきます。

結論から言うと「自分の環境によってどちらが最適か決まる」です。一概にこちらの方がいいわけではなく、それぞれにメリットとデメリットがあるため、自分の作業環境に合わせて選ぶのが重要です。

デスクトップはカスタマイズが自由でハイスペックです。特に自分の好きなキーボードを選択できるのが魅力的で、自分に合ったものを使用すれば快適な作業を行えます。デスクトップとノートPCの大きな違いは、気分転換に場所を変えて作業したい場合に、持ち運べるか・持ち運べないかです。

ノートPCのメリットは薄型・軽量・持ち運びに便利点です。在宅作業はもちろん、外出先にも気軽に持ち運べるため、作業をする場所を選びません。最近ではタッチパッドを搭載しているノートPCが多く、マウスがなくても作業できます。

ノートPCのデメリットは、デスクトップPCと同等性能のものを購入しようとすると、価格が高価になりやすい点です。保存容量が多い・映像がきれい・速度重視など求める性能と、予算を考えて選ぶ必要があります。

はじめにMacかWindowsか、OSを決める必要があります。「自分の勤務先で使用しているOSに合わせる」基準に合わせれば間違いないです。ホーム画面から操作が変わるので、慣れているOSを選びましょう。

Microsoft社がOSを開発しているWindowsは、世界で最も使用されているOSで、そのシェア率は9割を占めています。また、世界的なユーザー数を誇るため、パソコン操作に困ったときにたくさんの情報を探せます。取り扱いツールやアプリが多いの魅力的で、パソコン作業の短縮や便利ツールが豊富です。

MacはApple社で製造されているPCで、デザインが統一されています。MacのOSである「iOS」は無料で提供されており、常に最新の状態のOSを使用できる点が魅力的です。

また、iPhoneと連動すれば、カレンダー共有やFaceTime（テレビ電話）をPC側で受け取れるため、iPhoneユーザーにおすすめです。MacはiPhone同様、Apple Storeから直接アプリをインストールできるため、一貫性のある操作で初心者でも簡単に操作できます。

CPUとはパソコンの処理速度に大きく影響する「パソコンの電脳」部分になります。動作を快適に行いたい場合はこだわりましょう。

• Core i3：そこそこ速度が速くバランスのいいタイプ、簡単な事務作業にはちょうどいい性能。
• Core i5：ちょうど中間くらいの性能を誇るタイプ、性能は申し分なくExcel、WordなどのOfficeソフトを開きながらインターネットを開いても問題なく使用可能。
• Core i7：高性能で複数のタスクをたくさん開いても快適な操作が可能。動画編集やハイクオリティなゲームをする場合に使用。

メインメモリとは「一時的にデータを保存する場所」です。WordやExcelを立ち上げて入力作業を行っているときに、名前をつけて本体に保存する前に一時保存される場所になります。メインメモリの読み書きの速度に直結するため仕事で使用する場合は、8GB以上のメモリをおすすめします。

8GBあれば複数のタブやアプリケーションを同時使用が十分可能です。プロ仕様の動画編集ソフトや3Dゲームを使用する場合は、16GBのメインメモリが推奨されます。

ストレージはPCに必須の「データ保存」です。PCには本体にデータを保存できる内部ストレージが存在します。OSをはじめ、さまざまなアプリケーションも保存されていて、PCの動作速度にも大きく影響を及ぼします。種類は「HDD」と「SSD」の2種類あり、これら2つの特長を簡単に解説します。

• HDD　メリット：SSDに比べて価格が安く、保存容量も大きい。

　　　　　　 デメリット：衝撃に弱く、消費電力が大きい。読み込み速度が遅い。

• SSD　メリット：HDDに比べて衝撃に強く、消費電力が少ない。読み込み速度が速い。

　　　         デメリット：容量が少ないが価格は高い。

パソコンの画面をディスプレイと呼びますが、ディスプレイのサイズにより使い勝手が大きく変わります。一般的なノートPCだと13〜17インチですが、持ち運びに便利なサイズは13〜15インチです。

デスクトップPCだと19〜30インチ以上のものがあり、大画面で作業ができるため、Excelのデータのように1画面で情報量の多いものを見やすく表示します。最近では4K対応のモニターもあるため、YouTubeや映画をパソコンで大迫力の鑑賞ができます。

すべてのノートPCが軽量で持ち運べるわけではなく、さまざまな重量があるため選ぶときに注意が必要です。一般的に持ち運びに便利なノートパソコンの重量は1〜2kgで、カバンの中に入れても重さを気にせず持ち運べます。

2kg以上になると価格のわりに性能がいいものが多いですが、持ち運びに便利とは言えません。重さを気にする場合や、外出先で使用する場合は2kg以内のPCを選びましょう。

リモートワーク用にパソコンを選ぶ場合にはOfficeソフトの搭載の有無を確認する必要があります。OfficeソフトはWord・Excel・PowerPointなどのビジネスソフトです。元々購入したPCに付属していない場合は個人的に用意しましょう。

【Officeソフトを後から導入する場合】

1. 年間契約（Office365）
2. 月契約（Office365）
3. 買い切りタイプのソフトを購入（Office 2016、2019など）

Office2019のような買い切りタイプは1度購入すると追加費用はかかりませんが、アップデートが受けられないので注意が必要です。

リモートやテレワークでは入出力端子が必要な場面が多いです。たとえばHDMIでモニターと接続してディスプレイにする・USB Type-Cでスマホやアクセサリーを充電するなど、さまざまな用途があります。

ほかにも画像や写真データーの取り扱いがある場合、SDカードスロットがあると役立ちます。またネット環境が整っていなければ、有線LANの接続も可能なほうが便利です。

入出力端子の有無や数は、ノートパソコンによって異なります。外付けの機器で接続する方法もありますが、入出力端子は初めからついていたほうが、臨機応変に使用できて便利です。ですのでノートパソコンの使用目的とそれに対して必要な入出力端子を、購入前に必ず確認しておきましょう。

外出先でパソコン作業をしたいときは、周囲の視線が気になります。そんなときに便利なのが「覗き見防止機能」です。覗き見防止機能は、周囲から直接画面を覗かれ、情報を盗み見られないように防止する機能で、第三者の斜め方向からの視覚を防止できます。また、画面に貼るだけで覗き見防止ができるプライバシーフィルターも登場しています。

自分のスマホ画面をロックする人も多いですが、実はPCにもロック機能が搭載されています。しかし、電源を立ち上げるためにパスワードを毎回入力するのは少し面倒ですよね。そこで便利なのが、指紋センサーと顔認証です。

• 指紋センサー：自分の指紋登録をするとボタン1つでロック解除可能。
• 顔認証：内臓されているWEBカメラに自分の顔を向けるだけでロック解除可能。

指紋センサーと顔認証は簡単操作で登録とロック解除ができるため、スムーズにパソコンを立ち上げられます。

ストレージの暗号化は「データの保存場所に対して暗号化ができる機能」です。画面ロック機能は十分なセキュリティ機能ではありますが、仮にパソコン本体を紛失した場合に内臓ストレージを抜き取られる可能性があります。

暗号化により、ストレージを抜き取られた場合でも情報をブロックできます。情報を抜き取る目的で盗難被害に遭っても、何が書かれているかを読み取れません。専用の暗号化ソフトやその他のツールでも簡単に暗号化できます。

セキュリティソフトはPCやスマートフォンを、インターネットウィルスやハッキングから守れるソフトウェアです。無料ソフトもありますが、リモートワークとしてPCを利用するなら有料のセキュリティソフトがおすすめです。ウィルスソフトには、個人情報の抜き取り・ブロック・悪質サイトへのアクセスを未然に防ぐ役割があります。

リモートワークではzoomやSkypeを用いたオンライン会議が行われる場合もあり、WEBカメラやマイクが必要になります。ノートPCには初めからWEBカメラとマイクを内蔵したタイプものが多くあります。音質やノイズにこだわる場合は専用のヘッドセットがおすすめですが、オンライン会議用なら内蔵型のマイクとカメラでも十分使用できます。

2020年12月25日まで申請をすると、助成金によるリモートワーク用のPCが実質0円のサービスがありました。テレワークのためのパソコン購入が助成金の対象になるかは、以下の補助金の対象者で、申請と審査が必要です。

現在申請可能な助成金・補助金は「IT導入補助金2022」があります。対象となるのは中小企業や小規模事業者（飲食・宿泊・卸・運輸・医療・介護・保育等のサービス事業・製造業なども対象）です。補助対象経費は、ソフトウェア費・クラウド利用料・導入関連費・サービス使用料・ハードウェア購入です。

当てはまる枠によって補助対象内容が異なります。詳しくは「IT導入補助金2022」公式サイトを確認してください。

自分の作業環境を基準にノートかデスクトップを選び、会社で使用しているOSに合わせましょう。複数のタブやアプリケーションを開きたい場合は、CPUやストレージ(SSD)に少しこだわると快適なPCを見つけられます。自分にぴったりなPCを手に入れて作業効率を上げましょう。