【2023年最新】セキュリティソフトおすすめ13選|選び方のポイントは？

インターネットに接続できる環境があれば、ボタン1つでネットショッピングをしたり世界中の人とコミュニケーションを取ったりできます。しかし、ネット上にはさまざまな脅威が潜んでいるのも事実。

安全にインターネットを楽しむためには、セキュリティソフトが欠かせません。パソコンを購入したときあらかじめインストールされているセキュリティソフトがあっても、体験版だと1ヶ月程度しか使用できません。

とはいえ、ソフトは高いのでどれを購入するのか悩みます。この記事ではセキュリティソフトの選び方とおすすめ商品を紹介します。セキュリティソフトの導入を検討している方は、ぜひ参考にして役立ててください。

「わざわざセキュリティソフトを使わなくても、怪しいサイトを閲覧したりメールの添付ファイルをむやみにクリックしたりしなければ大丈夫」と思う方もいるかもしれません。しかし、インターネットに接続している以上は常に驚異にさらされている状態です。

リスクを回避しているつもりでも、ソフトウエアやハードウエアのバグがあればシステムに隙が生じ、思わぬ攻撃を受ける可能性があります。安全にインターネットを楽しみたいのであれば、セキュリティソフトの導入をおすすめします。

無料ソフトは費用がかからないのが魅力ですが、定期的にポップアップ広告が表示されます。有料版と無料版を両方扱っているメーカーもありますが、無料版では利用できる機能が限られるので注意が必要です。

有料ソフトは購入後の更新が永久的に無料というものもあり、用途に合わせて複数のプランを用意しているメーカーもあります。有料ソフトでも30日間無料で試せるものがあるので、まずは無料体験版を試してから決めるのがおすすめです。

セキュリティソフトを選ぶポイントは、対応するOSの確認・機能・用途に合った機能の有無・第三者機関の評価をチェックすることです。それぞれのポイントについて詳しく解説します。

セキュリティソフトによって、対応OSは異なります。Windowsを利用している方がMac対応のソフトを選んでしまうと使用できないので注意してください。また、パソコンだけでなくスマホにもセキュリティソフトを導入したい場合は、スマホに対応しているかも要チェックです。

複数デバイスに利用できるものは、1つ持っておくとパソコン・スマホの両方で使用できます。家族やグループでシェアしたい方は、複数台で使用できるかどうかもチェックしてください。

パソコンやスマホを日常的に利用する方は、マルチウエア対策とランサムウエア対策に対応しているものをおすすめします。それぞれの機能について詳しく解説します。

マルチウエアはウイルス・トロイの木馬・ワームなど、悪意を持ってパソコンに害を与える目的で作られたソフトの総称です。感染すると知らない間にパソコンのデータが外部に流出したり、外部から操られたりする可能性があります。

マルウエア対策機能を搭載したセキュリティソフトであれば、これらのリスクを防げるのでおすすめです。メーカーごとに検出率は異なりますので、いくつか比較して決めてください。

ランサムウエアは、メールや改ざんしたサイトに誘導してパソコンを操作不能にするものです。パソコンを元の状態に戻すことを条件に、金銭を要求する内容が画面に表示されます。ランサムには身代金という意味があり、ソフトウエアと組み合わせてランサムウエアと呼ばれています。

まさにコンピュータを人質にして、元に戻したければ身代金を払えということです。ランサムウエア対策機能を搭載したセキュリティソフトがあれば、このような事態を未然に防げます。

セキュリティソフトを選ぶ際は、利用するシーンに合わせて安心な機能が搭載されているかをチェックするのもおすすめです。あると便利なその他の機能について説明します。

ネット銀行を利用する際、マルチウエアに感染しているのに気付かず口座にログインすると、不正にお金を引き出される危険があります。万が一、不正にお金を盗まれても返金してもらえますが、セキュリティ対策がずさんだと全額補償してもらえないことも。

ネットバング保護やネット決済保護機能があると安心ですが、金融機関が提供するワンタイムパスワードを併用して対応すると安心です。

子供にもパソコンを使用させる場合は、保護者機能があると安心です。保護者機能があれば、親が見ていないところで年齢制限のあるサイトを閲覧しようとしてもアクセスできないので、トラブルを未然に防げます。

夢中になって長時間パソコンを使用しそうなときも、利用時間を設定しておける機能があると安心です。子供もパソコンを使う場合は、保護者機能をチェックしてください。

1日に何十通何百通のメールを受信すると、中には詐欺メールも含まれています。最近は有名企業を名乗って偽サイトに誘導し、IDやパスワードを盗もうとしたりクレジットカード情報を盗み取ろうとしたりするメールも増えています。

知らずにクリックしたりIDやパスワードを入力したりすると、個人情報が盗まれる可能性があるので注意しましょう。

身に覚えがないメールであれば無視できますが、利用しているサイトやクレジットカード会社を名乗るメールもあります。フィッシング対策機能や迷惑メール対策機能があればこのようなトラブルを防げます。

セキュリティソフトの安全性を確認したい場合は、第三者機関の評価をチェックするのもおすすめです。メーカーではなく、第三者機関が中立な立場で検証した結果を公開しているので信憑性があります。

有名なところでは、AV-Comparatives・AV-TEST・SE Labsなどがありますので、購入前に評価をチェックしてください。

Windows7・8またはWindows10ユーザーであれば、デフォルトでWindows Defenderがインストールされています。以前は第三者機関からの評価もあまり高くはありませんでしたが、機能は向上しており一定水準は満たしていると言われています。

しかし、Windows Defenderには最低限の機能しか搭載されていません。安全性を重視してセキュリティソフトを選びたいのであれば、他のセキュリティソフトの導入をおすすめします。

Windows Defenderは有料ソフトをインストールすると自動で無効化されますが、無料ソフトでは自動で無効化されません。無料ソフトを使用する場合は手動で無効化してください。

機能性や価格など用途に合ったセキュリティソフトが見つかっても、パソコンとの相性が悪いとインターネット接続が遅くなったり、動作が遅くなったりする可能性があります。セキュリティソフトを選ぶ際は、使用しているパソコンとの相性もチェックして選んでください。

有料ソフトの多くは購入後のキャンセルが難しいので、まずは無料体験版で試してから購入するかどうかを検討してください。

パソコンやスマホのデータを守り、安全にインターネットを楽しむにはセキュリティソフトが欠かせません。広告が気にならないのであれば無料ソフトでも十分対応できますし、より充実した機能を求める方は有料ソフトをチェックしてください。まずは無料体験版から試すのがおすすめです。