【徹底解説】変換不要のipad対応USBメモリおすすめ3選｜miniでも使える

iPad使用中に「メモリが不足しています」というメッセージが表示された経験はありませんか？iPadはスマートフォンと比べて画面が大きく美しいため、写真をたくさん撮影して容量がいっぱいになることがあります。

「画像をパソコンに保存したいけどやり方が分からない」などデータ転送で戸惑う方が少なくありません。しかし、iPadに対応したUSBメモリを使用すれば、誰でも手軽にデータを移すことができます。

そこで、本記事ではiPadに対応したUSBメモリの選び方やおすすめ商品だけでなく、実際の使用方法とエラーが出た際の対処法を詳しくお伝えします。きれいな風景や無邪気に走り回る子供の姿を思う存分残してください。

iPadの接続端子は「type-C」か「Lightning」のどちらかです。変換アダプタを使わずにUSBメモリを使用する場合は、お手持ちのiPadの接続端子がどちらのタイプかを必ず確認してください。

変換アダプタを使用すれば一般的な「type-A」のUSBも接続可能ですが、アダプタを介さずに直接接続したいのであれば接続端子に合った商品を購入する必要があります。

基本的にメモリの容量が大きいほどたくさんのデータを保存できるので、USBメモリを買い足す必要はなくなります。しかし、容量が大きくなれば価格も高くなるため、自分の使用用途に合わせて最適なメモリ容量を選んでください。

目安として仕事や勉強の資料をまとめる程度であれば、32GB・64GBが適当なサイズです。写真や動画などのオーディオ関連データを多く扱う場合は、128GB以上の大容量モデルが必要です。

MFI認証とはApple独自の認証システムのことです。Apple製品以外でAppleが公式的に認証した製品は、MFI認証品として販売されています。MFI認証を受けていないUSBがiPadで使用できない訳ではありませんが、やや信頼性に欠けます。

とはいえ、MFI認証を受けている製品が壊れないという保証はありません。しかし、MFI認証を受けていない製品が不具合や故障を起こした場合は、Apple製品自体に影響を及ぼす可能性があるため、MFI認証を受けているUSBメモリを選ぶのがおすすめです。

USBメモリの中には独自の専用アプリを推奨しているメーカーがあります。専用アプリを使用することで、より簡単にデータ移行が行えたりデータの暗号化ができたりするメリットがあります。

iPadやiPhoneなどのApple製品が共通で使える「ファイルアプリ」でもデータ移行は十分行えますが、「どうしても暗号化したい」「専用アプリでしかできない作業がある」という方は目的に合わせて選んでください。

USBメモリは機能面で選ぶことも大切ですが、長く使ううえでサイズやデザインは気にしたいポイントです。あまりにも分厚く大きいと邪魔になりますし、奇抜なデザインだと持ち運びが大変になります。よりスマートに使用したいのであれば、シンプルでコンパクトなUSBメモリを購入してください。

Lightning端子への変換アダプタの中には、USBメモリを認識しないものもあります。そのため、USBメモリからLightning端子への変換アダプタにはApple純正のものを選びましょう。Apple純正のものであれば別の規格のUSBメモリも使用できます。

また、万が一Apple純正の変換アダプタがUSBメモリを認識しない場合でも、サポートが充実しているため安心です。

iPadの接続端子がLightning端子の場合は外部機器への給電が少ないため、外部ストレージを接続した際に「Cannot Use Accessory」と表示され使用できないことがあります。この問題は「セルフパワーのUSBハブ」を使用することで解決できます。

セルフパワーのUSBハブをiPadに接続する手順は以下のとおりです。

1.   iPadに「Lightning to USB変換アダプタ」を接続
2. 「Lightning to USB変換アダプタ」に「セルフパワーUSBハブ」を接続
3. 「セルフパワーUSBハブ」にモバイルバッテリーや充電アダプタで「電源供給」
4. 「セルフパワーUSBハブ」に「外部ストレージ」を接続して完了

iPad内にあるApple共通アプリ「ファイル」を使用することで、USBから簡単に写真や動画を読み込めます。使用方法は非常にシンプルで難しい操作はありません。

type-CかLightning端子をiPadへ直接接続してください。type-AのUSBメモリの場合はUSBハブで変換する必要があります。

接続後の操作手順は以下のとおりです。

1. 接続したらiPadの「ファイル」から「USBメモリの名前」をタップ
2. 任意の「写真や動画を長押し」して、「共有」をタップ
3. 「ビデオを保存」もしくは「写真を保存」をタップで完了です。

USBメモリ内のWordやExcelは「ファイル」に保存できますが、編集するには「Wordアプリ」が必要です。また、WordやExelを無料で編集できるのは「10.1インチ以下」の端末に限られるため、iPad miniは無料・iPadは有料になります。

ただし、USB側がWordファイルやExcelファイルに対応していない場合は保存自体できないため注意してください。

iPad対応のUSBメモリは変換アダプタ―を介さずに使用することができるため、便利かつ快適にiPadとパソコンのデータを共有・保存できます。購入前は必ずiPadの接続端子がtype-C・Lightningどちらの端子なのかを確認してください。正しくUSBを使用して大切なデータを残しましょう。