【大学生にも】USBメモリおすすめ7選｜選び方は？人気メーカーも解説

USBメモリは、パソコンに保存しているデータのバックアップや、データを持ち歩くときに便利な記憶装置です。最近ではスマホ用も登場しており、音楽・写真など大切なデータを持ち運びたいときに活用できます。

友達と撮った写真の共有や、ビジネス利用で書類の保存や共有するときにも便利です。しかし、USBメモリと言っても容量やスペックによって使い勝手が異なるので、用途に合ったものを選ぶ必要があります。しかし、種類が多くてどれを選べばいいか迷う方も多いはず。

そこでこの記事では、USBメモリの人気メーカーやUSBメモリの選び方、転送速度の速いおすすめ商品などを紹介します。記事の最後にはUSBメモリに関するお役立ち情報もあるので、ぜひ最後まで読んで活用してください。

USBメモリを選ぶポイントでは最も重要となるのが、容量です。大容量データを保存する目的で選んでも、容量が少ないとすべてのデータを保存できません。

大容量なほど保存できるデータは多くなりますが、価格も高くなるので保存したいデータ量に合わせるのが大切です。用途別におすすめの容量を紹介するので、どのくらいの容量が必要かを見極めてください。

• 写真やメモ書きのみなら8GB～16GB
• 動画や音楽を保存したいなら32GB～64GB
• パソコンのバックアップや大容量データの保存には128GB以上

USB2.0は、旧式モデルに分類されるコスパ重視の方におすすめのタイプです。転送速度は超高速を重視する方には物足りないと感じるかもしれませんが、あまり速度を気にしないのであれば手頃な価格で購入できます。

旧式モデルでも最大で480Mbps出ますが、パソコンのスペックも転送速度に影響します。パソコンが低スペックだと思うように速度が出ないので、注意してください。

USB3.0の最大速度は5Gbpsで、旧モデルのUSB2.0に比べて約10倍の速さを実現しています。映像や音楽ファイルなどもUSB3.0であればストレスなく使用できます。以前まで主流だったUSB2.0に代わりUSB3.0が主流になっているので、選択肢が多く自身に合った商品を選びやすいのもメリットです。

とにかくスピード重視でUSBメモリを選びたいのであれば、USB3.0よりもさらに速いUSB3.2をおすすめします。ビジネス利用でもプライベート利用でも、できるだけ時間をかけずに転送したいという方に最適です。USB3.2の最大速度は20Gbpsで、USB3.0の4倍の速さを実現しています。

Type-Aはパソコンに使用したいときにおすすめです。USBメモリではポピュラーなタイプなので、選択肢が豊富です。USBメモリをパソコンだけで使用するというのであれば、Type-Aでも問題ありません。

ただし、ノートパソコンの場合Type-Cのみの製品もあります。コネクタ形状をチェックして自身のパソコンに合うものを選んでください。

Type-Cは端子の上下を気にせず使用できるので手軽に使えるのがメリットです。MacBookやAndroidスマホで使用したい方は、Type-Cを選んでください。Type-Cは高速でデータを転送できるのもポイントです。さらに、パソコン周辺機器にも対応しているモデルが多いので、幅広い用途で活用したい方にもおすすめです。

iPhoneやiPadなど、Apple社の製品を使用したい方は、Lightningを選んでください。LightningはApple社が独自に発売している端子なので、Apple社製品限定です。iPhoneユーザー同士で写真の共有をしたり、iPhoneのバックアップを取ったりするときに活用できます。機種変更でデータを移したいときにも便利です。

キャップ式のUEBメモリは使用するときにキャップを外して、使わないときはキャップをはめておけるのでコネクタ部分を保護できます。しっかりとキャップをはめておけば、ホコリや水が入るのを防げます。

ただし、キャップだけ紛失しやすいので注意してください。紛失が心配な方は、置き場所を決めておくか後部にキャップをはめておけるものを選ぶと安心です。

回転タイプは、使用する際に本体の一部を回転させて端子を露出させ、使わないときはさらに回転させればコネクタ部分が隠れます。収納しておけば端子部分が覆われているので、異物が入りにくいのがメリットです。使い勝手を重視したいのであれば、回転部分がロックできるものを選ぶといいでしょう。

スライドタイプは、コネクタ部分をスライドさせて使用します。使うときは本体のレバーでコネクタ部分を露出させるだけでOK。使い終わったらレバーをスライドさせ、コネクタ部分を本体に収納します。

片手で使用できるので、作業中に片手がふさがっているときにも手軽に使用できます。キャップの紛失の心配もありません。

より手軽に使用したい方にはノック式もおすすめです。ノック式ボールペンのように片手で使えるのもポイント。1日に何度もUSBメモリを使用する方も、片手でノックして差し込むだけなので手軽です。

ノック式もキャップの紛失がなく、使いたいときにサッと取り出して使用できます。できるだけ無駄な動きを減らして作業効率を高めたい方におすすめです。

USBメモリにデータを移して持ち歩くことを前提に選ぶ場合は、防水・防塵機能を搭載したモデルをおすすめします。キャップをしておけば壊れにくいと安心しがちですが、落下させたりデスクの上でお茶をこぼしたりする可能性もあります。

防水・防塵機能を搭載していれば、不測の事態に備えることができます。外出時に持ち歩く方は、安全に持ち歩けるような機能が付いたものがおすすめです。

プライベート利用であればさほど気になりませんが、仕事で使う資料を保存したUSBメモリを落としたとき、中身を誰かに見られたら危険です。ビジネス利用で重要なデータを扱う場合は、セキュリティ対策は欠かせません。

セキュリティ機能としては、パスワードや指紋認証、中にはウイルス対策ソフトを搭載したモデルもあります。使いやすいものを選んでください。

USBメモリを持ち歩く場合は、ストラップホールがあると便利です。ポケットに入れたつもりでもどこかに落とす恐れがあります。ストラップホールがついていればキーホルダーやキーケースに着けておけるので、紛失のリスクを軽減できます。

USBメモリはなるべく長く使える長寿命のものを選びましょう。一般的にUSBの寿命は低価格だと1～2年ですが、品質が高いものは10年以上持つ場合があります。寿命についての確認は、製品パッケージに記載されている動作保証年数をチェックしましょう。

サンディスクはアメリカ生まれのメーカーで、大容量モデルや転送速度の速いモデルまでラインナップが充実しています。スタイリッシュなデザインが多いので、おしゃれなUSBメモリを選びたい方にもおすすめです。パスワード機能や暗号化ソフトを導入したモデルもあります。

バッファローはパソコン周辺機器を扱う1978年創業の国内メーカーです。国内メーカーの安心感も魅力ですが、手頃な価格帯のモデルから高性能モデルまで幅広く展開しています。高性能モデルではパスワードロックやウイルスチェック機能を搭載したものもあるので、ビジネス利用にもおすすめです。

エレコムもパソコン周辺機器を扱う国内メーカーです。シンプルでどんなシーンにも合うデザインが魅力で、オフィスでの使用にも違和感なく使用できます。おしゃれなデザインや、パソコン・スマホなど用途別に選べるのもポイントです。パソコン周辺機器を扱うメーカーだけあって、セキュリティ機能を搭載したモデルも充実しています。

トランセンドは、半導体メモリを手掛ける台湾発のメーカーです。リーズナブルで購入しやすい価格でありながら、大容量や高速転送が可能なモデルが充実しています。幅広いデバイスに対応できるようラインナップも豊富なので、用途に合わせて最適な商品が見つかります。

USBメモリにデータを保存しておけば安心と思われがちですが、実はUSBメモリには寿命があるのでデータは永久に保存できません。製品や使い方による違いはあるものの、おおよその寿命は2年～3年と言われています。

接続端子に汚れやホコリが溜まると電量が正しく流れなくなり、寿命を縮める危険性があります。また、データの保存中に抜き差ししないことも重要です。少しでも長く使うためには、落としたりぶつけたりせずに大切に使ってください。

USBメモリはデバイス間のデータ転送・持ち運びなどをメインとする機器であり、長期保存・重要データの管理には適していません。特に長期間のデータ保存を想定する場合は、M-DISC・LTOといった高耐久のメディアを利用しましょう。オンラインストレージを利用する方法もありますが、機密保全には不向きです。

USBメモリの中にはMFI認証の商品もあります。MFI認証とは「Made for iPod iPhone iPad」の略であり、iPhone・iPadのメーカーであるAppleが正式に互換性を認めた証です。

MFI認証のUSBメモリは一般的な競合品と比べて1,000～3,000円程度高額である一方、高い耐久性・セキュリティ性を実現しています。特にiPhoneとの組み合わせを想定して使用する場合は、MFI認証商品を優先的に選びましょう。

USBメモリを使えば、大切な写真やデータを保存できます。プライベート利用にもビジネス利用にも幅広く活用できますので、ぜひ活用してください。ただし、USBメモリには寿命があるのである程度使用したら新しく買い換えることも大切です。