USBメモリは256GBがおすすめ！購入の注意ポイントや選び方も

USBメモリの容量サイズには多くの種類がありますが、容量によって使い方が変わってきます。16GBならちょっとしたデータの受け渡しに向いていますが、256GB以上のサイズになれば写真・音楽・動画などのデータをたくさん保存できるので、データのバックアップ用にも使えます。

256GBはUSBメモリの中ではかなりの大容量ですが、技術の進歩によりUSBの価格は下がってきているので、リーズナブルに入手できます。さらに、国内メーカーよりも海外メーカーの方がよりリーズナブルです。

この記事ではおすすめの256GBのUSBメモリ8選をご紹介するとともに、256GBのメモリを選ぶ注意ポイントについて詳しく解説します。

USBメモリの容量はB（バイト）で表現されますが、具体的にどのくらいのデータが入るのかは分かりづらいですよね。そこで、この項目ではUSBメモリの容量別にどのくらいのデータを保存できるか詳しく解説します。

256GBはUSBメモリの容量サイズの中では大きい部類に入ります。具体的には、写真85,600枚、動画40時間、音楽51,200曲、ワード・エクセルファイルは25,600ページ保存できます。

これだけの容量があればパソコンデータのバックアップ用にも使え、Type-C型のUSBメモリなら、USBメモリに動画や音楽など大容量のデータを入れて、スマホに接続して外出先でも楽しめます。

以下が、各USBメモリ容量の保存量目安となります。

※動画はフレームレートによっても変わります。

USBメモリを選ぶ際に容量で選ぶ方が多いと思いますが、一般的には容量が大きくなるほど価格も上がります。ちょっとしたデータの受け渡しや一時的なデータ保存の目的でUSBメモリを使うならそこまで大容量のUSBメモリは必要ないので、16GB・32GB程度のUSBメモリがおすすめです。

反対に、パソコンデータのバックアップやデータを長期保存したい場合は、USBメモリのデータ容量が大きければ大きいほど役に立ちます。

USBメモリのコネクタにはさまざまな種類があります。Type-A・Type-B・Type-C・Mini USB Type-B・micro USB Type-B・micro USB Type-B SuperSpeed・Lightningなどが挙げられます。

一般的に普及しているのがType-Aで、大抵のパソコンにはType-Aのポートがついています。Type-Cは2015年から登場したUSBコネクタで、端子の上下に区別がないのでいちいち確認せずとも差し込める点が魅力です。Type-CはMacBookやAndroidスマホに使用されています。

スライド式は、本体についているスイッチをずらすだけで接続端子を出し入れするタイプです。別途キャップがついておらず、接続端子を引っ込めて保護するため、キャップを無くす心配がありません。長年使用しているとロックが緩くなり、勝手に接続端子が出てくるなどの事態も起きてしまう点はデメリットだと言えます。

回転式は、本体を回しながら接続端子を出し入れするタイプです。こちらもスライド式と同様キャップが別に付属しているわけではないため、キャップを忘れる事態は起きません。しかし、何度も回転する際に固定する部分がすり減ってくるため、長年使用していると固定が甘くなってくるデメリットはあります。

キャップ式は、その名の通り接続端子を保護するキャップがついたタイプです。キャップでしっかり保護するため、その他のタイプよりも埃やゴミなどが詰まりにくくなります。しかし、キャップを外した後収納し忘れたり、勝手に外れてなくなってしまうなどの事態も起こり得ます。なくすのが心配な方は、キャップが本体についている商品を選ぶのがおすすめです。

ノック式は、ボールペンのようにカチカチとノックして接続端子を出し入れするタイプです。カチカチするだけですぐに使えるため、操作性を重視する方におすすめです。このタイプも、長年使っているとギミック部分が故障する可能性があるため、壊れて接続端子部分が出てこないなどの事態を引き起こさないよう注意してください。

ミニUSBは、その他のUSBに比べ本体部分が小さいタイプをいいます。本体が短い分コンパクトで、持ち歩きが楽にできます。小さいため、パソコンに接続したままでも邪魔にならないのがこのタイプの一番のメリットです。しかし、逆に端子が剥き出しになっているため、何かの衝撃を受けた時には壊れやすく、小さいため紛失しやすいなどのデメリットがあるのも留意しておきましょう。

データの転送量はUSBメモリを選ぶ際に大事なポイントです。USBメモリの規格によってデータの転送速度が異なり、動画や音楽など大量のデータを読み込むなら転送速度は速いに越したことはありません。

USBメモリが登場した初期の規格であるUSB1.1の転送速度は最大で12Mbpsでしたが、USB 3.1 Gen2の規格ならデータの転送速度が最大10Gbpsとなり、転送速度がとても進化しているのが伺えます。USBメモリを選ぶ際に規格をチェックしておくのをおすすめします。

セキュリティ機能がついているUSBメモリは、ウイルス感染やデータ漏洩のリスクを回避します。ウイルスチェック機能付きのUSBメモリなら、データにアクセスした瞬間にウイルスを検知・削除するため安心して使用できます。

また、暗号化機能があるUSBメモリならデータを暗号化し、パスワードがないと解除できない仕組みになっているので第三者へデータが漏洩する事態も引き起こしません。大事なデータを扱うビジネスシーンで使いたいUSBメモリです。

USBメモリには主にプラスチック性製・合金製のものがあり、合金製の方が耐久性に優れています。合金製の場合、水に強いのでうっかりUSBメモリを濡らしてしまった場合でも安心です。また、USBメモリはコネクタの部分が露出するので放置していると埃がたまったり、ゴミが付着しやすかったりしますが、防塵機能があるものならそういったトラブルを防ぎ、USBメモリの耐久性を高めてくれます。

商品によっては、アクセスランプがついているものあります。アクセスランプとは、USBがきちんと作動している際に点灯するランプで、光がついてるのを見て確認ができるため、抜き差しの際にデータが飛んでしまうなどの事態を防ぎます。光が強いと気が散る方も中にはいるので、そのような方は光が弱いタイプを選ぶのがおすすめです。

256GBのUSBメモリは大容量なのでそれなりの価格がしますが、海外メーカーのものなど安価で入手できるものもあります。しかし、中には「データが同期できない」「挙動がおかしかい」など不具合が出るものもあるので注意が必要です。聞いたことがないようなメーカーのUSBメモリは粗悪品の可能性が高くなります。

また、記載されている容量と実際の容量が異なる容量詐欺もUSBメモリ界隈でよく聞くトラブルです。容量詐欺のUSBメモリは、ECサイトやフリーマーケットを通じて出回るケースが多いので注意してください。

256GBはUSBメモリの容量サイズの中でも大容量の部類に入り、写真や動画をたくさん保存できるので、パソコンやスマホの引っ越しや一定期間のデータ保存に向いています。この記事を参考に、ぜひ用途に合った容量のUSBメモリを選んでください。