音楽用USBメモリおすすめ9選｜音楽を入れる方法やパソコンなしの入れ方【容量は？】

Transcend(トランセンド)は台湾の台北市に本社を置き、主に半導体メモリ製品を製造しているメーカーです。USBメモリの他にSDカードやポータブルSDDなどを製造しており、コスパに定評があります。

コンパクトなUSBメモリが多く、外出先で使うときもポーチに入れて簡単に携帯できます。USB Type-AとType-C両方の端子を搭載したものや耐衝撃に対応しているものなど、ラインナップも豊富です。

BUFFALO(バッファロー)は愛知県に本社を置き、PC周辺機器を製造しているメーカーです。Wi-FiルーターやポータブルSSDなど、多くの製品を展開しています。

BUFFALOのUSBメモリは1,000円以下で買えるものもあり、安い価格で購入できることから人気があります。高性能なUSBメモリやコンパクトなUSBメモリもあり、用途に合わせて選びやすいです。

KIOXIA(キオクシア)は東京都に本社を置き、フラッシュメモリを製造する半導体メーカーです。2019年に東芝メモリ株式会社から社名が変更され、USBメモリは日本国内で製造されています。

日本製ならではの高品質さがありながらも価格が安く、コスパに優れているメーカーです。安心感を得られるUSBメモリが欲しい方におすすめです。

USBメモリの容量は多岐にわたります。Word・Excel・PowerPointなどのファイルを受け渡しするだけであれば8GB・16GBの小さいサイズのUSBメモリでも十分使えます。

動画・音楽など、ファイルの容量が大きなデータを扱う場合は256GB以上の大容量のUSBメモリがあると便利です。ただし、容量が上がるほど価格も上がるので、予算とのバランスをみるのも大切です。

USBメモリのデザインはバラエティー豊かです。ボディが合金製だったりスケルトンになっていたりと選ぶ楽しみが広がります。コネクタ部分もキャップレス・ノック式・スライド式などさまざまな仕様になっているので、自分にとって使い勝手のいいデザインを選ぶのがおすすめです。

USBメモリは規格ごとに転送速度が変わります。USB2.0規格のUSBメモリの転送速度が最大480Mbpsであったのに対し、USB3.0規格のUSBメモリの転送速度は最大5000Mbps（5Gbps）と約10倍の差があります。

音楽・動画など大きな容量のデータを転送する際には時間がかかるので、転送速度の速い規格のUSBメモリを選ぶのがおすすめです。

USBメモリにはさまざまなコネクタの種類があり、コネクタによってつなげる機器が変わります。最も主流なのがType-Aで、Type-Aのポートはほとんどのパソコンについています。

他にもプリンター・スキャナーについているType-B、AndroidのスマートフォンについているType-Cなどが挙げられます。手持ちの機器とUSBメモリのコネクタの種類が合わないと接続できないので、事前の確認が大切です。

主流の音楽ファイルといえばMP3ですが、カーオーディオもMP3タイプが多いです。MP3を高音質で変換した場合、1曲あたりのデータ容量は10MBほどになります。あくまで目安ですが、16GBで1,600曲保存できる計算になります。

CDアルバム1枚を60分として計算すると、16GBでアルバム111枚分の音楽を楽しめます。もちろんアルバムの時間はそれぞれ異なってきますので、あくまでも目安として参考にしてください。

1. エクスプローラーを開き、パソコンに保存してある音楽データのコピーを行います。
2. コピーした音楽データを、エクスプローラーのドライブ項目にあるUSBドライブにペーストするとUSBメモリ内に音楽データが保存されます。
3. エクスプローラー上でUSBメモリを右クリックして、取り出しを選択してからUSBを抜きます。データ破損の恐れがあるのでそのままUSBを抜かないよう気を付けてください。

もし、複数の音楽データを保存したいと考えているのなら、USBドライブにジャンルに分けてフォルダを作成し、各フォルダに音楽データを保存すればジャンル分けができるので便利です。

1. デスクトップ上のストレージアイコンをクリックして開きライブラリなどから入れたい曲データをコピーします。
2. ストレージアイコンの内部を表示させて、空いている個所にペーストしてください。
3. USBアイコンを右クリックして「USBを取り外す」をクリックした後抜くようにしてください。

曲のファイルをコピーせず、そのままストレージアイコンにドラッグ＆ドロップしても音楽をUSBに入れられます。

もし手元にパソコンがなくてスマホからUSBに音楽データを転送したい場合、パソコン経由での方法と変換ケーブルを用いて直接USBと接続し、ファイルマネージャー系アプリを使用する方法があります。

しかし、パソコン経由の場合は先ほど説明した手順と変わらないため、ここではパソコンなしでもUSBに音楽を転送する方法をご紹介します。

USBメモリは通常だとスマホに直接挿せませんが、変換ケーブルを用いればUSBメモリとスマホを組み合わせて使用できます。変換ケーブルを使ってスマホとUSBメモリを繋いでデバイス側でUSBメモリが認識されたら、ファイルマネージャーアプリを使ってスマホ内の音楽データをUSBメモリに移すだけで完了です。

AndroidやiPhoneは標準でファイルマネージャーアプリが搭載されているため、別途でアプリのインストールをする必要もありません。もちろん、インストールしたファイルマネージャーアプリを使ってUSBメモリに音楽データを転送できるので、自分の使いやすいアプリを使って音楽を転送してください。

近年ではデータ転送用に多種類のコネクタを搭載したUSBメモリが存在します。接続方法・データの管理がもっとも手軽で使いやすい部類なので、手間をかけずに音楽転送をしたい人におすすめです。

スマホでの使用前提で作られているUSBの中には、専用アプリを用いてデータ転送が楽に行えるものあるため、スマホとUSBの互換性や操作面に不安を感じている人はそちらを選んでください。

なお、データ転送用の多種類コネクタのUSBを使って音楽データを転送する際、OTG（USBホスト機能）対応のスマホである必要があるため古いスマホでは音楽の転送は難しいです。2013年以降のスマホであれば問題なく音楽転送が行えます。

CDからUSBメモリに音楽を転送するには、パソコンを経由する必要があるように思われます。しかし、USB対応のCDレコーダーと呼ばれるアイテムを活用すれば、パソコンなしでのMP3ファイルの転送が可能です。

CDレコ6（CD-6W）などのCDレコーダーで保存するには、他の端末で操作を行う必要があるので、スマホと連携してアプリ経由でデータの転送を行うことになります。CDレコーダーの機種は数種類しかなく、5,000円以上かかるので予算が少ない方には不向きです。

USBメモリに音楽データを入れる際にもっとも気を付けるべき点が「著作権保護のある音源の扱い」についてです。SpotifyやApple Musicなどサブスクリプションサービスを利用してダウンロードした音源は著作権保護があるため、基本的にコピーはできない仕様となっています。

そのため、とくにスマートフォンからUSBメモリに音楽データを転送する際は気を付けてください。もし、どうしてもコピー不可の音楽を聴きたいと考えているならファイル形式を変換すればUSBメモリに保存が可能ですが、規約違反や違法な行為になる可能性があるため事前に確認してください。

音楽ファイルにはMP3・MP4・WMA・AACなど、たくさんのファイル形式があります。カーオーディオと形式が合わないと音楽は再生できません。そのため、音楽ファイルを保存する際にカーオーディオが対応しているファイル形式に変換しておく必要があります。一般的にWAVE・AIFF・MP3・AACの順で音質が下がっていきます。

車で音楽を聴く場合、USBメモリの音楽ファイルに楽曲情報が入っていないとトラック名が表示されず、聞きたい曲がどれなのかわからなくなってしまいます。

そのため、カーオーディオで楽曲情報が表示するためにはタグ情報を追加する必要がります。無料ソフトの「TagScanner 6.0.33ポータブル」があれば、楽曲にタイトル・歌手名などの情報を追加し、カーオーディオに表示できます。

さまざまな媒体から音源を集めると曲によって音量が異なり、曲ごとに調整が必要な場合があります。iPodなどの音楽プレイヤーでも起きる現象で、これは無料ソフトの「SoundEngine Free」を使えば、音楽ファイルの音量・音質を均一に変更できます。