FPS勢必見！音質を向上させるゲーミングサウンドカードおすすめ6選

パソコンでゲームをするユーザーなら、一度は耳にしたことがある「サウンドカード」という言葉。何となくパソコンに使う機器だとは知っていても、詳しい機能や効果を知らない方が多いのではないでしょうか。

サウンドカードを使用すれば、ゲーム内の音質を向上できます。臨場感のある音や、自分好みの音量バランスを作りたい方にぴったり。とくにFPSでは足音・銃声といった効果音の発生源・方向なども表現されるため、有利に立ち回るためにも欠かせません。

本記事ではサウンドカードの機能や魅力、選び方のポイントからおすすめのゲーミングサウンドカード6選まで紹介します。ゲーミングアンプやオーディオインターフェースとの違いについても解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

サウンドカードは「サウンドボード」とも呼ばれ、パソコンなどのコンピューターの音響信号を強化する役割を担います。パソコンのUSBポートなどに取り付けることで接続します。

多くのパソコンには、既にオンボードサウンド機能が搭載されていますが、サウンドカードは、さらに優れた音質を求める方のために作られたものです。音質を向上させたり、細かな音の表現を可能にする効果、オーディオ設定のカスタマイズ性を高める機能を持ちます。

「オーディオインターフェースとアンプってサウンドカードと同じじゃないの？」そう感じている方も少なくないはず。実は、これらは異なる機能を持ったアイテムです。それぞれに違いがあり、目的に応じて使い分けることが必要です。

ゲーミングアンプはサウンドカードから発生する音を増幅・制御するためのものです。まず、サウンドカードが無ければ音は発生しないので、アンプは能力を発揮できません。 信号を音に変換するサウンドカードとは異なり、アンプは音を調整するために使用します。変換された小さな音を、スピーカーから出るような大きな音にパワーアップさせることができます。

オーディオインターフェースは、ギターなどで発生させた音をコンピューターに取り込んだり、取り込んだ音を再生する機能を持ちます。サウンドカードとの大きな違いは、楽器やマイクに接続して音を録音できる点です。

録音した音をパソコンに送って編集をしたり、スピーカーから再生するときの中継役として使用します。音の出力のみに特化したサウンドカードとは異なった機能を持っています。

FPSなどの生き残りを争うゲームでは、敵の居場所や状況を知るために「音」がとても重要な情報になります。「背後の足音に気付かずに負けてしまった」なんて経験をしたことがありませんか？

そんなときにサウンドカードを利用すれば、小さな足音や銃声さえも鮮明に耳に届くようになります。仲間とのボイスチャットもスムーズになり、ゲームを快適に楽しめます。

ゲーミングサウンドカードの中には、メーカーの専用アプリを使ってイコライザー調整ができるものが多く登場しています。

敵の足音をより大きくしたり、ゲーム内BGMのバランスを整えたりと、ゲーマーにとっては異変魅力的な機能です。自分好みにカスタマイズできるので、さらに理想のゲーミング空間に近付くこと間違いなしです。

パソコンへの接続を前提として作られているゲーミングサウンドカード。しかし、実はPS4やPS5でも使用できるサウンドカードも販売されています。

PS4などのUSBポートに接続し、さらにヘッドホンと繋ぐことで使用できます。ただし、一度パソコンに接続しないと利用できない商品が多いので、パソコンがない場合は注意が必要です。

サウンドカードには、外付けタイプと内蔵タイプの2種類があります。かつては内蔵型が主流でしたが、デスクトップパソコンの減少と共に商品数が少なくなっています。また、内蔵型はノイズが入りやすいという弱点があります。

一方で、外付け型はゲーム用のサウンドカードに多く見られ、購入の選択肢が多いというメリットがあります。音質にも優れ、接続方法もUSBに繋ぐだけの簡単設計。初心者の方にもおすすめです。

サウンドカードにおける入出力数とは、他の機器と接続する端子の数のことを指します。ゲーミングサウンドカードには、デジタル入力・マイク入力・ヘッドホン出力の3つが標準で搭載されたものがほとんどです。

他には、パソコンの音とのミックスができるマイク入力があれば、ゲーム実況などに役立ちます。また、光デジタルやアナログ入力が搭載されていものは、PS4・PS5でも使用できて便利です。

サウンドカードをゲーミングのために使用すれば、より迫力あるサウンド環境を実現可能です。音質がクリアになるほか、銃声・足音といった効果音なども立体的に表現されます。BGMも映画さながらの臨場感を演出するため、高い没入感を得られること請け合いです。

ゲーミングサウンドカードは音楽鑑賞の用途にも適しています。わずかなスペースでハイレゾ音源に代表される本格的なサウンド環境を実現できるため、大がかりなオーディオ機器を買い揃える必要がありません。またPCを介して音源を管理できるため、データ運用・操作面でもスマートです。

ゲーミングサウンドカードを購入するときに重要なのが、使用するヘッドセットなどとの相性です。サウンドカードでレベルアップした音を生成しても、対応できるオーディオ機器でなければ聞き取ることができません。

また、手持ちのヘッドホンやスピーカーが「5.1ch」「7.1ch」などのサラウンド機能を持っていても、サウンドカードにサラウンド機能がなければ使用できないので注意が必要です。購入時に必ず確認しましょう。

今回は、ゲーマー必見のゲーミングサウンドカードについて詳しく紹介しました。ぜひ最適なゲーミングサウンドカードを選んで、いつものゲームプレイをより快適に、よりダイナミックに楽しんでくださいね。