リポバッテリーのおすすめ8選｜電動ガン・エアガンにも

リポバッテリーはリチウムイオンポリマーバッテリーの略称で、リチウムイオンバッテリーの一種です。高い電圧を維持できるので、電動ガン・エアガン・RCカーをはじめ、スマートフォン・ノートパソコン・カメラなどの機器に利用されています。

通常のバッテリーに比べて、小型であり軽量な高性能なバッテリーです。電力が強くパワーがあり、メモリー効果が生じないので、継ぎ足し充電を行ったりしても問題無く充電しやすいです。扱いに多少気を使いますがパフォーマンスの高さがとても魅力の商品です。

しかしリポバッテリーはどれを選べばいいかわからないという方もいますよね。そこで今回はリポバッテリーの選び方を分かりやすく解説して、おすすめ商品をご紹介します。リポバッテリーに興味があるけど購入を迷っている方はぜひ最後までご覧ください。

リポバッテリーの限らず、バッテリーには電圧が存在します。電圧は高ければ高いほど、一度に多くの容量のエネルギーを流せます。そのため、リポバッテリーを選ぶ際は、できる限り電圧の大きなリポバッテリーを選ぶといいです。

注意点として、電圧が高ければハイパワーになりますが、バッテリーを使用する製品がその電圧に対応している必要があります。規定以上の電圧のリポバッテリーを使用すると製品を壊してしまう可能性もあるので注意してください。

多くのリポバッテリーは、7.4Vか11.1Vが主流ですので、使用する製品の規定電圧を調べてから購入しましょう。その規定の電圧のリポバッテリーを購入すれば、一番ハイパワーなリポバッテリーが手に入ります。

もう一つバッテリーの性能を表す数値として、リポバッテリーの容量があります。おおよそ1300mAhの容量の場合、この数値が高ければ高いほど稼働時間が長くなる傾向です。簡単に言えば長持ちするバッテリーを意味します。

電圧だけ高くてもバッテリーは長持ちしないので、使い物になりません。しかし、容量が大きければ長時間使用しても電池が切れないメリットがあります。そのため、同じ電圧であれば容量の大きなリポバッテリーを購入するといいです。

リポバッテリーの放電レート（Cレート）の数値は、一度に放電できる量を示しています。20Cよりも40Cの方が放電しやすいメリットがあります。製品のレスポンスやサイクルに影響するので、電圧や容量の次に大切な性能を表す数値です。選ぶ際は電圧と容量を優先して確認し、そのあとに放電レート（Cレート）を確認すれば問題ありません。

リポバッテリーを選ぶ際にどんな製品に使う方によって、リポバッテリーを選ぶのも大切です。製品にあったリポバッテリーを選ぶと、よりハイパワーな遊び方ができるようになりますので、確認しましょう。

電動ガンに使用する場合は、小型なリポバッテリーであることが前提になります。小型でありながら、電圧や容量などの性能が高いリポバッテリーを選ぶと、コスパの高い選び方を可能にします。その中でもリーズナブルなリポバッテリーを選ぶのが大切です。

電動ガンに使用する場合は、電圧や容量も大切ですが、放電レートも大切な要素です。放電レートの数値が高い方が、電動ガンをよりパワフルに動作させられるので、購入する際は放電レートにも着目しましょう。

よりハイパワーな動作を得て、電動ガンの遊び方も深まっていきます。リポバッテリーの特性を理解すると、リーズナブルなリポバッテリーを選べるようになります。

RCカーについては、サイズは幅広いリポバッテリーを使用できます。そのため、できる限り大容量で電圧の高いバッテリーを選ぶといいです。また、軽量なバッテリーを選ぶと軽量化が可能になります。

RCカーはモーターで駆動するものであり、アンプなどの規定の電圧が記載されている場合が多いので、そちらを確認の上で電圧が高く、容量の大きなリポバッテリーを選ぶようにしましょう。より速くより長い走行時間が可能になるので、おすすめです。

他にも、放電レートの数値が高い方が、より速くバッテリーの充電を行えるため、RCカーで遊ぶ際に、充電を素早く行えます。走行を楽しむ際は充電も行う機会が多いので、放電レートの高いリポバッテリーをできる限り選ぶようにしましょう。

エアガン・ラジコン用リポバッテリーのメーカーは、Turginy・Fconegyなどの社外品と、メーカー純正品の2種類に大きく分けられます。社外品は海外製の商品も多いですが、以下の3つの日本製メーカーがリポバッテリーの互換品を販売しています。

• オプションNO.1：電動ガン・ラジコンカー用のリポバッテリーを販売している
• ジーフォース：ドローン・ラジコンヘリ用のリポバッテリーを中心に取り揃えている
• LayLax（ライラクス）：トイガン用のリポバッテリーの販売を積極的に行っている

リポバッテリーを充電する際には専用のものを使用しましょう。リポバッテリー専用の充電器にはLipo・Li-poといった表記があります。ニッケル水素用・ニッカド用といったリポバッテリー専用でない充電器を使うと発火するおそれがあり、非常に危険です。

リポバッテリーを保管する場合はセーフティーバッグに入れましょう。リポバッテリーは物理的な影響を受けやすく、裸の状態だと衝撃で破損したり、水分によって腐食したりする場合があります。

また、セーフティーバッグの利用は充電中にも効果的です。充電中はバッテリー温度が上がりやすく、発火のリスクも高まります。以上を踏まえ、燃えにくい素材のセーフティーバッグを選びましょう。

リポバッテリーの充電時は、バッテリーから離れないようにしましょう。というのも充電作業に伴う発熱により、膨張・破裂・発火のリスクがあるためです。過熱の兆候としては膨張のほか、異臭の発生が挙げられます。上記のような異常が生じた場合は速やかに充電を中止し、製品マニュアルに沿って対処しましょう。

リポバッテリーの寿命は、おおよその目安で使用開始から1年程度です。充放電サイクルペースだと500回程度で、いずれかの目安を超えたあたりから徐々に劣化し、バッテリー容量も低下し始めます。

リポバッテリーの寿命を延ばすには、電池残量が十分な状態での継ぎ足し充電を避ける・直射日光を避けるといった点に配慮しましょう。

リポバッテリーのおすすめアイテムをご紹介しましたが、装着できる商品は見つかりましたか。エアガン・ラジコンなどの各用途で必要な電池容量を把握できれば、よりコスパのいいリポバッテリーを選べるので、Amazonレビューなども参考にしつつ購入しましょう。