外付けSSD・ポータブルSSD人気おすすめランキング20選｜初心者・PS4の容量増設にもおすすめ！

SSDとは「Solid State Drive」の略称、HDDは「Hard Disk Drive」の略称で、いずれもゲームやパソコンのデータを保存しておく場所を指します。

SSDの特徴は、動作の速度の速さです。機器との組み合わせにもよるものの、HDDと比較すると数倍以上になる場合も。

また、一般にSSDは高価なイメージがありますが、1~2TBまでの容量ならHDDとの価格差は2,000円程度と、さほど大きくありません。

容量も2TBあれば、動画編集やゲームをメインに使用する人でもストレージを気にせず使用できます。4TB・8TBなど大容量モデルを価格重視で選びたい！という人以外はSSDがおすすめです。

外付けSSDには主に以下4つのメリットがあります。

• 容量の増加が簡単
  →内蔵型と違ってパソコン内部に手を加えないので、特別な知識がいらない
  →ゲームのロード時間改善にも◎
• HDDよりも読み込み速度が速い
  →重たいデータを扱ったり、ゲームのロード時間を短縮できる
• 外出先でも使いやすい
  →サイズ感・静音性・節電が◎
  →本体に直接差せるUSBメモリのような形状のモデルも
• 耐衝撃性がある
  →カバンやポーチの中に入れても安心

価格は比較的高いですが、メリットが多いので「手軽・高速・持ち運び」のキーワードが気になる方にはおすすめです。

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【結論】

• 費用の安さ重視
  →512GB
  
• ゲーム・動画など重たいデータを日常的に扱う
  →1~2TB

SSDの容量には余裕を持つのがおすすめです。なぜなら、SSDの容量がギリギリの状態だとパフォーマンスが落ちてしまうためです。以下に用途別のおすすめ容量を一覧にしたので、参考にしてください。

▼用途別おすすめ容量

4TB以上の大容量なSSDもありますが、大容量になるほどHDDの方がコスパは良い傾向があります。

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SSDは基本的に容量が大きい方がコスパが良い傾向にあります。

ここでは市場の売れ筋商品から見た容量別相場と1GBあたりの価格でコスパを算出したので解説します。

現行販売されている外付けSSDの場合、最もコスパがいいのは2TBです。2TBもいらない・本体価格が高いのが気になる方は、次にコスパのいい1TBもおすすめです。

500GB以下は本体価格こそ安いものの、すぐに容量がいっぱいになる可能性も。動画・スマホのバックアップ・写真を多く保存するなど、扱うデータ量が多い人は1TB以上がおすすめです。

外付けSSDにもUSB2.0・USB3.0・Type-Cと接続方式が違います。USB2.0対応の機器にUSB3.0のSSDを繋いでも動作はしますが、パフォーマンスを最大限発揮できません。自分のPC・ゲーム機器がどれに対応しているか最初に確認しましょう。

SSDの読み書き速度は、最大読み込み速度：○MB/s・最大書き込み速度：○MB/sと表されます。数字が大きいほど読み書きが速いことを表しています。

SSDの読み書き速度は以下を基準に選びましょう。

NAND型フラッシュメモリとは、セル(メモリの保存領域の最小単位)に保存できる容量のレベルを指します。

NANDの種類によってSSDの寿命である書き換え回数の上限値が大きく変わるため、SSDを選ぶ際には注目したいポイントです。

価格・耐久性(書き換え回数の上限)・容量のバランスを加味すると、MLC・TLCはバランスが良く、一般的にも普及しています。

スマホの人気ブランドGalaxyをはじめ、電子部品・製品を多く手掛ける韓国のメーカー「サムスン」。ラインナップが豊富で、SATA・M.2・外付けいずれも販売しています。SSDの部品も純正が多く、信頼性の高さが特徴です。

アメリカに本社を置き、世界最大のメモリメーカーとして知られる「Crucial」。メモリだけでなくSSDの性能もいいと評判で、通販サイトのランキング上位常連、口コミもいいものが多く寄せられています。SSDの種類も豊富なので、内蔵型が欲しい人にも外付けが欲しい人にもおすすめです。

メモリメーカーとして高い実績、自作PCユーザーから厚い信頼を集めるアメリカに本社を置く「キングストン」。高品質かつリーズナブルな商品も多く、コストを抑えたい時にも便利なメーカーです。

2015年にフラッシュメモリ業界で有名なSandiskを買収したアメリカの「Western Digital」。速度や耐久性能に定評があり、価格もそれほど高くないので人気があるメーカーです。

買収されたSandisk名義でもSSDを出しており、商品によってはパッケージが違うだけで中身は同じということもあるので、メーカーデザインや価格で決めても問題ありません。

SSDの保証期間は5年程度が標準です。

HDDに比べると衝撃に強いため、HDDより保証期間が長い傾向にあります。ただ、使用頻度や環境によって変化するので、必ずしもSSDのほうが長持ちとは言い切れません。

また、耐久性の目安はメーカーの保証期間を参考にしましょう。保証期間が長いのは、耐久性を高めた裏返し。メーカー保証期間が長いほど、製品本来の信頼性も高いといえます。

パソコン本体の起動・動作速度を高速化したい場合、外付けSSDを使うのではなくパソコン本体にある内蔵HDDをSSDに換装しましょう。

今まで外付けHDDを使っていた人が外付けSSDに変えることでも、単純にデータの読み書き速度が上がるため作業効率はアップできます。

HDDをSSDに変える場合、OSを新たにインストールする「クリーンインストール」という方法と、OSごと新しいSSDに移行する「データ移行」という方法があります。

「データ移行」はこれまで使用していたOS・データをそのまま使えますが、事前にコピー作業が必要です。「クリーンインストール」はこれまでのデータはすべて消去されてしまいます。デバイスの使用状況によって使い分けましょう。

内蔵型SSDの換装方法は以下の手順です。

1. 自分のデバイスが換装可能なモデルか確認する
   (わからない場合はメーカーに問い合わせ)
2. 接続方式・規格の合うSSDを用意する
3. 「クリーンインストール」する場合は
   消去したくないデータのバックアップを取っておく
   「データ移行」の場合は新しいSSDにクローンを作成する
4. デバイス内部のHDDをSSDに差し替える
5. SSDをフォーマットしてデバイスに認識させる

NVMeはSSDに最適化された通信プロトコル(データをやり取りする際のルール・手順)です。

厳密には接続方式(インターフェイス)とは異なりますが、「NVMe接続」とも表記されるため、PCIe接続・SATA接続との違いに混乱する人もいますよね。

NVMe接続はPCIe接続のM.2 SSDに採用されているため、SATA接続とは互換性がありません。

簡単な覚え方としては

M.2 SSD = PCIe接続(NVMe接続) 

となります。

SSDの適正温度はおよそ50℃以下です。
60℃、70℃になるとSSDが故障・破損しかねないため、発熱が起きやすい場合は熱対策をしておきましょう。

具体的な熱対策は以下のようなものがあります。

• 冷却ファンが機能しているか確認
• 負荷の高い処理を止める
• 室内環境を整える
• 通気口がホコリで塞がっていないか確認

SSDの温度をすぐに冷やしたい場合でも、保冷剤を当てて温度を下げるのはNGです。水滴が入るだけでも、デバイス自体の故障を招きかねません。

すぐに冷やしたいときは作業を中断し、風を当てるなどして温度を下げましょう。

SSDは、以前よりも価格が安くなったため、読み書きの速さを生かしたり、HDDの代わりに使ったりなど、普及が進んでいます。外付けSSDを使用し、パソコンの容量アップ・ゲームのロード時間短縮・テレビの録画などに使いましょう。