NEC無線LANルーターの人気おすすめ10選｜安心の日本メーカー製をチェック！

家電製品や電子機器を購入するのなら日本メーカー製を選びたい方は多いはず。そんな方におすすめしたいのは、NECの無線LANルーターです。無線LANルーターを生産販売している企業は数多くありますが、NECは日本のコンピューター・通信関連機器を製造している大企業なので、安心して使用できますよ。

これまで培ってきた確かな技術で無線LANルーターを開発・製造しており、実際にNECの無線LANルーターは数多くの一般家庭で使用されています。しかし、いざ購入しようと思っても、これといった選ぶポイントがつかめず機種選びの判断に困っている方もいるのではないでしょうか。

機種選びを間違うと快適なネット環境を構築できません。そこで、この記事ではNECの無線LANルーターの選び方およびおすすめ機種を紹介します。便利機能の付いた機種や新製品も紹介しますので、チェックしてみてください。

NECのルーターの特徴は、既存のルーターから乗り換えた場合でも、「Wi-Fi設定引っ越し機能」で端末を自動的に接続できる点。設定し直す必要がないため、手間がかからず初心者の方にも簡単に取り扱えます。

また、2.4Ghｚと5Ghzの二種類の周波数を混雑度合いによって自動的に切り替える「ハンドステアリング機能」で、安定した通信ができるのもポイント。アンテナが本体に内蔵されているため、スッキリとした見た目で部屋になじみやすいのも嬉しいですね。

まず、対応している通信規格を確認しましょう。「IEEE802.11○」といった規格名が標準的な呼び名ですが、「Wi-Fi 6」「Wi-Fi 5」のような名称で呼ばれる場合もあります。

現在最新の無線LANの通信規格はWi-Fi 6（IEE802.11ax）で、転送速度が速く、電子レンジ等の家電製品と電波干渉も起こりづらいのが特徴。高速な光回線に加入している場合は、Wi-Fi 6やWi-Fi 5に買い替えるだけで、通信速度が向上する可能性がありますよ。

また、ルーターにはほとんどの機種に下位互換性があるため、古い通信規格で通信する場合にはほぼ問題ありません。ルーターの規格が古いと、どんなに高速な通信対応のデバイスを使っていても速度は上がらない点に留意しましょう。迷う場合は、Wi-Fi 6やWi-Fi 5に対応したルーターを購入すれば間違いありません。

無線LANルーターの外箱には転送速度が表記されています。この数字が大きければ大きいほど、通信速度は速くなりますので、可能な限り早い機種を選んでおくことをおおすすめします。IEE802.11ac以上がおすすめと上述しましたが、この規格でも機種によって速度は異なります。

一番早いものは1733Mbps続いて1300Mbps、867Mbps、433Mbpsと速度は大幅に違います。契約しているインターネット回線のプランにもよりますが、1Gを超えるような通信速度のプランで契約しているなら最大転送速度1733Mbpsの機種がおすすめです。

通信速度を重視したい方はアンテナ数にもこだわってみてください。無線LANルーターにはアンテナが装備されています。パった見た感じではよくわかりませんが、NEC製の無線LANルーターはアンテナが機体の内部に内蔵されています。

このアンテナ数が増えるほど通信速度は速くなります。アンテナ数が多いと、接続する端末を増やした場合にも速度の低下を起こしづらいです。接続する端末の多い方も、アンテナ数の多いもの選びましょう。グレードの高い機種ほどアンテナ数は多く、低いものほど少なくなる傾向にあります。

ルーターに有線接続してパソコンを使用する方も多いのではないでしょうか。そんな方は、有線接続時の通信速度も確認してください。最新のNEC製無線LANルーターは1000Mbpsのギガビットイーサネット対応のものが多いです。

旧モデルのものになると、100Mbpsしか通信速度は出ないものもあります。このため、ルーター選びでは無線LANの速度以外にも有線接続時のスピードもチェックしましょう。

NECの無線LANルーターには、複数の端末を接続した場合にも、通信速度の低下を起こさせないMU-MIMOという機能を搭載しているものがあります。この機能を使えば複数の端末に同時に電波を届けられます。

というわけで、複数の端末を同時接続したい方はMU-MIMO機能搭載のルーターをおすすめします。ただし、接続する端末側にもMU-MIMO機能が搭載されていないと効果は発揮できません。

NECの無線LANルーターにはビフォーミングがついているものがあります。ビフォーミングとは、電波を端末に向けて集中して発信できる機能のことです。

ルーターを設置しているところから、端末を利用する部屋までの間に障害物があって電波が届きにくい場合は、ビフォーミング機能のあるものを選ぶと安定した通信が可能になります。

戸建て住宅の1階にルーターを設置して2階で端末を使うといった場合にも、ビフォーミングの搭載されているモデルをおすすめします。

NECの無線LANルーターのなかには、NEC独自のチューニング技術「ハイパワーシステム」が搭載されているモデルがあります。ハイパワーシステムを搭載することで、電波を広範囲に送受信できるようになっています。

電波の受信状態がよくないなと思っている方は、ハイパワーシステムを搭載しているモデルを検討しましょう。

戸建て住宅の1階に無線LANルーターを設置して、2階の部屋でスマホやパソコンを使うといった場合には電波が受信しづらくなるといったこともよく起こります。この場合は子機の付いているモデルを購入してみてもいいかもしれません。

2階に子機を置くことで、電波を中継できるようになりますので通信は安定します。

NECの無線LANルーターを選ぶときには、USBポートがあるかどうかも確認しましょう。特に、NAS導入を考えている方は必須です。無線LANルーターのUSBポートにHDDを接続すると、NASとしてHDDを使用できるようになります。

HDDをNASとして使えば、動画やファイルの保存・共有もできますし、パソコンやスマホにあるデータのバックアップも可能です。NECの無線LANルーターにはUSBポートがついていないものもあるので、購入の際には必ずスペックを確認しましょう。

接続する機器が多い方は、混雑回避機能があるかチェックしましょう。混雑回避機能には、バンドステアリング機能・オートチャネルセレクト機能の2種類があります。それぞれの機能について解説するので、チェックしてください。

バンドステアリング機能とは、2.4GHzにつながる端末が混雑したときに、自動的に5GHzに誘導する機能です。複数の端末を使用しても快適にネットを使用できます。2.4GHzと5GHzの容量の空きのバランスを自動的に判断してくれ、いつでも快適にネットを楽しめるのが魅力です。

オートチャネルセレクト機能は、電波の状況がいい周波数帯に自動で接続する機能のこと。マンションなどの集合住宅で、近隣のWi-Fi干渉を防げます。集合住宅で使用したい方は、オートチャネルセレクト機能があるかチェックしましょう。

インターネットやオンラインゲームを快適に楽しみたいなら、IPv6対応の無線ルーターを選びましょう。プロバイダとルーターがIPv6対応モデルなら、ネットの遅延を大幅に緩和できます。プロバイダーによってはIPv6オプションに加入する場合もあるので、無線ルーターを購入する前に確認するのをおすすめします。

他社の無線LANルーターからNECの製品に替えると、無線LANの接続設定を最初にしなくてはいけません。しかし、NECの無線LANルーターにはWI-FI設定引っ越し機能を搭載しているモデルがあります。

こちらなら、それまで使用していた無線LANルーターにWPS機能が搭載されていれば、簡単に接続設定を引き継げます。

NECの無線LANルーターのなかには、TVモード機能の付いているモデルがあります。このTVモード機能の付いた親機と子機2台使うのであれば、テレビやパソコンに子機を接続して使用できます。

TVモード機能では5GHz帯を使用するため、、ストリーミング動画のような大容量のデータでも安定した通信が可能です。美しい映像を楽しみたいといった方は選んでみてもいいかもしれません。

近年のルーターは高性能になり、電波が安定して届く範囲はぐっと広がりました。しかし、住環境によっては1つだけでは速度が安定しなかったり、途切れ途切れになったりする場合もあります。

そのため、1階から2階までといった広い範囲をカバーしたい場合は、親機と子機の間に中継器を購入することも検討しましょう。

今回は、NECの無線LANルーターの選び方とおすすめモデルを紹介しました。最新の機種や前モデルもあり、搭載している機能もさまざまです。今回の記事を参考に、自身の利用用途に最適なNECの無線LANルーターを選んでください。