【プログラミング】プログラマー・エンジニアにおすすめキーボード｜安い・仕事用

仕事でプログラミングを行う場合は、一般的なキーボードではなくプログラマー向けのモデルを選ぶのがおすすめです。プログラマー向けキーボードは肩や腕に負担がかかりにくく、快適に作業したい方に適しています。

ただし数多くあるキーボードの中から、快適な打鍵感・姿勢で入力できる製品を見つけのは大変です。また予算の制約がある場合、高コスパで安いものを探したいですよね。適切な選び方を把握し、ベストの1台を見つけましょう。

今回は、プログラマーやエンジニアにおすすめのキーボードの選び方と、おすすめ製品3選をご紹介します。これからプログラミングを学ぶ方や、今のキーボードに不満があるプログラマー・エンジニアの方は、ぜひご覧ください。

プログラマーのキーボード選びにこだわるメリットをご紹介します。

• タイプミスが減る：高性能で打ちやすいキーボードはタイピングスピードも上がり正確に打てる
• 肩こり・頭痛・手首の疲れが起こりにくい：合っていないと形や手首に疲れが溜まりやすい

毎日長時間使うものなので自分の身体と好みにあったものを選びましょう。キーボードを選べないノートパソコンでも、外付けキーボードの使用も可能です。

結論から述べると、プログラミングする上でテンキーはなくとも構いません。必要でない理由としては経理・会計業務などと比べて数字を集中的に入力する機会が少なく、専用のテンキーがあっても頻繁には使わないためです。

また、テンキーのないキーボードは省スペースにも役立ちます。仕事・趣味を問わず、プログラミング用キーボードを購入する場合は覚えておきましょう。

メンブレン方式は、「メンブレンスイッチ」と呼ばれる薄い回路が張り巡らされたシート状のものが、重ね合わさって作られています。価格が安いのでコスパ重視の方におすすめです。

シートを重ね合わせて作られているため、液体こぼれといった汚れに強いのが特徴。一方、キーの沈み込みが深く反発力があるので快適なタイピングを求める方には向いていません。

パンタグラフ方式とは、ノートパソコンのキーボードによく採用されている種類です。比較的安価で購入でき、メンブレン方式よりもキーの沈み込みが浅く、少ない力で入力できるのが特徴です。

打ち心地はしっかりとしており、キーの端っこを押しても反応してくれます。タイピングのしやすいさ重視の方におすすめです。

メカニカル方式は金属バネリングを組み込んだキーボードで、ストンと心地のいい打ち味が特徴です。重量感がありますが、耐久性に優れており長いスパンで愛用したい方におすすめ。

また、メカニカル方式はキーの硬さやスイッチ形状に「軸」と呼ばれる種類があり、軸は色によって打ち心地に差があります。下記に軸の種類の特徴をまとめたので、選ぶ時の参考にしてください。

静電気容量無接点方式はメカニカル方式と同じくキー1つ1つにスイッチがあります。こちらもストンと心地のいい打鍵感が特徴です。キーを深く押し込まずとも入力ができるため、指に対する負担が少ないのもポイント。

長時間使っても疲れにくく、キーボードの寿命が長いのも特徴です。打鍵感と疲れにくさ、耐久性すべてにこだわりたい方におすすめです。

4種類のキーボードの中でプログラマーにおすすめなのは、「メカニカル方式」か「静電容量無接点方式」の製品です。メンブレン方式やパンタグラフ方式に比べ高価なキーボードですが、打ちやすさを重視するプログラマーにとっては最適といえます。

また、少ない力でストンとキーを押せ、ミスタイプ防止にもなるので指への負担が少なく効率よく作業を進められます。キーボードの種類で迷ったら、メカニカル方式か静電容量無接点方式を選んでください。

キー配列には、日本語配列の「JISキー」・英語配列の「USキー」があります。アルファベットの配置は同じですが、エンターキーの大きさやキーの割り振りなどに違いがあります。

プログラミング用のキーボードなら、USキータイプがおすすめです。USキーはJISキーよりも記号の配置がわかりやすくキーの端まで指が届きやすいので、コードが打ちやすいのが特徴です。

USキータイプのキーボードは日本で手に入りにくいですが、MacのキーボードはUSキータイプです。Macのキーボードなら通販・実店舗で購入できます。

接続方法は「有線タイプ」「無線タイプ」の2種類があります。どちらもメリット・デメリットがあるのでしっかり押さえましょう。

有線タイプのキーボードは、USBやPS/2コネクタなどに接続して使用します。パソコンに接続して使うため、電池交換の手間がなく急な電池切れをする心配がありません。

また、無線タイプに比べてキー入力が反映されるまでの遅延が少ないのも有線のいいところです。しかし、線で接続しているため線が邪魔になるときもあります。

無線タイプはBluetoothを使いパソコンに接続します。線が不要で少し離れた場所でも入力できます。最近では、ペアリング(複数のパソコンに接続できる)ができる製品が多く、利便性に優れています。

一方、電池で動いているため電池交換の手間やコストがかかる点がデメリットです。

キーボードは製品によってサイズが違います。自分の作業スペースを考慮して選びましょう。プログラミングにはコンパクトなテンキーレスキーボードがおすすめです。テンキーレスキーボードはキーボード右側の数字キーがないタイプのキーボードです。

テンキーレスタイプは右側のキーが搭載されていないので10cmほどコンパクト。数字入力したい場合はキーボード上段のキーで十分なので、ぜひテンキーレスキーボードを検討してください。

キーボードは自分が長時間使って疲れにくいものを選ぶのも大切です。実際に店舗で触って、キーボードの打鍵感を確かめてから購入するのがおすすめ。プログラミング用のキーボードは1万円以上するものが多いです。決して安くない買い物なので、自分が触って疲れにくいと感じたものを選びましょう。

プログラミング用のキーボードとして、まずチェックしてほしいのがHHKBのキーボード。実際に多くのプログラマーに選ばれている人気のメーカーで、主にメンブレン方式と静電容量無接点式のキーボードを取り扱っています。

打鍵感とミス入力をしにくい設計で、コンパクトなデザインが特徴です。高級キーボードとして有名なので、予算がある方はぜひチェックしてください。

「プログラミング用のキーボードが欲しいけど予算がそこまでない」方におすすめなのが東プレのキーボードです。キーボードにこだわりながらも、低予算で購入できます。

中でも「REALFORCE」キーボードは2万円以下で購入可能。ハイエンドモデルのような使いやすいさで人気です。また、楽天ふるさと納税の返礼品でもあります。

ロジクールはゲーミング用周辺機器を得意とするメーカーです。ゲーミングキーボードのほかプログラミング用のキーボードも扱っており、Bluetooth接続で持ち運びしやすいメリットがあります。

駆動方式はパンタグラフ方式なので価格が安いものが多く、コスパ重視の方にぴったり。ハイエンドモデルでも15,000円程度で購入できます。

FILCOはプログラマーに人気が高いメーカーで、特にキーボードにこだわりたい方に選ばれています。メカニカル方式のキーボードのラインナップが豊富で、クリックや静音性など細かく選べるのがポイントです。中でも「Majestouch」は多くのプログラマーに選ばれています。

パームレストはキーボードの手間に置き、手首を支えるアイテム。キーボードに高さがあると、入力するときに手首を曲げるので疲れやすいです。パームレストがあれば、キーボードに高さがあっても手首は水平になるため、手首の負担が少なく長時間作業しても快適です。

下記に素材別の特徴をまとめました。

プログラミングをする方におすすめなのが「エルゴノミクスチェア」。人間工学に基づいて設計されており、座った時に腰からS字をかいた理想的な姿勢になります。椅子の高さや背もたれの角度など自分好みに細かく調節可能です。

高価ですが、ほかの椅子とは比べ物にならない快適さがあります。

エルゴノミクスマウスは人間工学に基づいて設計されたマウスで、通常のマウスよりも手首の負担が少ないのが特徴です。マウスに傾斜が付いているものが多く、自然な形で持てるので腱鞘炎の予防や肩の負担軽減になります。

マウスも長時間作業する方にとっては大事なアイテムなので、自分が使いやすいものを選んでください。

キーボードはプログラミングをするにあたって重要なアイテムです。自分に合っていないキーボードを選ぶと作業効率が悪くなります。妥協せずに自分に合ったキーボードを選び、作業を快適にこなしましょう。