100均のタブレット・iPad用防水ケースは使える？ダイソー・セリアも

水回りでタブレットやiPadを使う際、防水ケースは必需品です。最近ではダイソーやセリアなどの100均でもタブレットやiPad用の防水ケースが販売されていて安価で購入できますが、安さゆえに防水性能が気になりますよね。

100均の防水ケースは水濡れ防止に作られたものなので、お風呂やキッチンでの使用・アウトドアでの軽い水濡れ程度では問題ありません。しかし、湯船や川に水没した場合、故障の危険性があります。

本記事では100均で購入できるタブレット・iPhon用の防水ケースや、防水ケースを選ぶ際のポイントを紹介します。ジップロックでの代用や10インチ以上入る防水ケースも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

防水ケースを選ぶ際、タブレットやiPadのサイズに合ったものを購入する必要があります。サイズを測らずに購入すると、せっかく購入してもケースに入りません。また、ギリギリ入るからと無理やり入れるとケースが破れる原因にもなります。

タブレットケースには対応機種が記載されているものが多いので、手持ちのタブレットやiPadが対応している防水ケースか必ず確認してください。

タブレットやiPad本体には防水機能が搭載されたモデルもありますが、より安全に使用するためにも防水性に優れた防水ケースを選んでください。防水性は防水等級と呼ばれ、「IP」や「IPX」と表されています。

たとえば、「IP68」と記載されている場合6は防塵性・8は防水性の高さを示し、どちらも数字が大きいほど性能が優れています。「IPX6」の場合は防塵性が付いておらず、防水性が6です。アウトドアで使う際は、防塵性も重視しましょう。

ハードタイプはポリカーボネートでできています。ポリカーボネートは衝撃性・耐久性・耐熱性に優れているため、タブレットをよく持ち運ぶ人におすすめです。

ソフトタイプは熱可塑性ポリウレタンを使用しており、弾力性の高さや軽量さが特徴です。さらに、ポリウレタンは着色できるため、カラーバリエーションの豊富さも魅力。また、革で作られたケースもあるので、さまざまなバリエーションから選べます。

100均のタブレットやiPadの防水ケースはサイズが大きいので出し入れも簡単にできます。ただし、タップやクリックなどの操作はできますが、指紋認証はケースの上からでは不可能です。

100均の防水ケースを購入する際は、口コミを調べるとより詳しくその商品の特徴がわかるので、ぜひ口コミのチェックをおすすめします。また、口コミを確認すると、もっと機能性のいい防水ケースを見つけられるかもしれません。

ダイソーにはタブレットなどの大きな画面に対応した防水ケースがあります。ダブルチャックとなっているので湯気程度であれば問題ありません。さらに、生活防水にも対応しています。また、濡れた手でも画面操作ができるので、お風呂での使用も可能です。

タブレット用防水ケースを使う際は必ずしっかりとチャックを閉めているか確認を行ってください。なお、生活防水対応のため湯船の中に落とすと故障する恐れもあります。

セリアでは大きさやデザイン・機能性などの違いがある防水ケースが充実しています。ipad専用防水クリアケースはかなり透明度が高いので、入浴中でもきれいな画像をみられます。さらに、2重ジップになっているのでアウトドアでの活用もおすすめです。

ただし、100均の防水ケースは価格が安い分耐久性は劣ります。もし、破れた場合にはすぐに買い替えを検討してください。また、一部の商品は100円以上の価格である場合があります。

セリアやダイソーと並び100均で有名なキャンドゥですが、iPadやタブレットの防水ケースの取り扱いはありません。キャンドゥでは現在スマホ用の防水ケースのみの取り扱いとなっているので、iPadとタブレット用の防水ケースを求めている人は事前に確認してくださいね。

550円で販売されている3COINSのスマホ防滴ケースは、スマホスタンドとしても使えるタイプです。浴室の壁に付属の取り付けシールを貼って取り付けて使えるようになっていて、上下の角度調整以外にも、手前に引き出したりもできるので、自分の好みのポジションを見つけやすいです。

本体も回せるので、設置してからスマホの向きを縦横変えられるのも特徴です。貼り付けずに浴槽の縁などに立てかけたりしても使えます。ただし、防水ではない点は留意しておきましょう。

外出先で突然の雨が来ても防水ケースがあれば、タブレットが壊れる心配はないので安心です。もし、アウトドア先でもタブレットを使用したいと考えているなら、ストラップ付きの防水ケースがおすすめ。ショルダーストラップ付き防水ケースなら首にかけて使用できるため、雨でうっかり手が滑ってしまっても落下しないのでおすすめです。

もし、お風呂にゆっくり浸かりながら動画や映画を楽しみたいと考えているのなら、スタンド機能がついた防水ケースがおすすめです。手で持ちながらの操作はもちろん、立てかけて映像も楽しめます。ケースに入れたまま操作ができるので、お風呂場で電子書籍も楽しめます。お風呂場でおすすめのタブレット防水ケースを探している人は、以下の商品を確認してみてくださいね。

タブレットやiPod用の防水ケースはジップロックや密閉できる保存用ビニール袋でも代用できます。ジップ付きビニール袋はさまざまな製品が出ていますが、あまり薄いものは破れやすいためおすすめしません。できるだけ分厚いタイプを使用し、完全に密閉して使用を行ってください。ジップ付きビニール袋は、そのままでの操作も可能です。

100均の防水ケースはソフトタイプなので、水濡れや水没を気にする人も多いです。バスルームで毎日使う人やアウトドアで使う際には、ハードケースがおすすめです。防水性はもちろん、うっかりと落とした場合も衝撃から守られます。

また、ハードケースの材質はプラスチックやゴムのような性質があるポリウレタン製です。100均ではハードケースの取り扱いがないため、下記にておすすめ商品を紹介します。

防水ケースに結露を発生させないためには、タブレットをゆっくり温めるのがポイントです。なぜなら、タブレットの温度が急激に変化するのが結露の原因になるからです。方法としては、お風呂に持っていく前に、エアコンの効いた暖かい部屋に置いて温めておきます。

一度タブレットが結露すると、しばらく使えなくなります。故障すると修理費用がかかるためお風呂場に持っていく際はデーターなどをバッグアップしておくのがおすすめです。

100均の防水ケースは、基本的に生活防水用であるため、アウトドアや水中を撮影するためには向いていません。また、取り扱っている種類も少ないため、使用目的によっては、100均以外の防水ケースもチェックしましょう。ぜひこちらの記事も参考にしてください。

100均の防水ケースは低価格ですが、普段の生活での水濡れ程度なら防げます。浸水の危険性がある場所では防水性の高い防水ケースを導入し、タブレットやiPhoneを故障から守りましょう。