【後付け】Bluetoothアダプタおすすめ9選｜ゲーム用にも！使い方を紹介

スマホに付いているBluetooth機能は、イヤホンなどをワイヤレス接続できるので便利です。ただ、パソコンには搭載されてない場合もあり、「Bluetoothが使えなくて困った・不便だ」と感じた経験があるかもしれません。

実はパソコンにBluetoothアダプターを後付けするだけで、Bluetooth機能は使えるんです。Bluetooth機能が使えば、マウス・キーボード・イヤホン・ヘッドホンなどすべて無線で接続できます。PS4などのゲーム用にイヤホンをワイヤレス接続するのもおすすめです。

この記事では、Bluetoothアダプタの選び方・低遅延なものを含むおすすめ商品・使い方などについて紹介します。Bluetoothアダプタはどこで売ってるのか・Bluetoothレシーバーとの違いなども解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

Bluetoothは無線接続規格の1つで、対応した機器同士をケーブルを使わずに接続できます。有効な範囲は10メートル前後の製品が多く、近距離での接続を目的としています。BluetoothとWi-Fiの違いは主に対応機器数と消費電力です。

Wi-Fiは多くの機器を一度に接続するのに向いていますが、Bluetoothは1対1の機器の接続を想定されて作られています。通信速度や距離はWi-Fiの方が大きく、逆にBluetoothは消費電力が小さいのがメリットです。

また、Bluetoothはペアリングし、機器同士を接続します。ペアリングは非常にシンプルな設定で利用できるため接続も簡単です。Bluetoothが使用できるかどうかは、製品を購入する前にチェックしてください。

PS4のBluetoothは入力のみ対応しているため、そのままではBluetoothイヤホン・ヘッドホンへの音声出力はできません。しかし、「Bluetoothトランスミッター」を組み合わせて使用するとBluetooth非対応の機器でも音声出力が可能です。

Bluetoothトランスミッターをテレビモニターに接続し、電源を入れてペアリングを行うだけで簡単にBluetooth機器が使えるようになります。

PS4コントローラーは、パソコンにワイヤレス接続して使用できます。パソコンのゲームをPS4コントローラーで操作可能です。

• Bluetoothアダプタをパソコンに後付けしたら、タスク場に表示された「Bluetoothデバイスマーク」をクリック
• 「Bluetoothデバイスの追加」を選択
• 「Bluetoothとその他のデバイス」が表示されたら、「Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する」をクリック
• Bluetoothをクリックすると、デバイスの検索が始まる
• PS4コントローラの「PS4のコントローラ」とPSボタンを同時に押して、3秒以上待つ
• パソコンの画面に表示された「Wireless Controller」をクリック
• 「デバイスの準備が完了しました！」と表示されたら、完了を押して接続終わり

Bluetooth機器を使用する際は、Bluetoothのバージョンの確認が必要です。各バージョンごとの概要については以下の表のとおりです。

2009年以前のBluetooth3.0は一般的にクラシックと呼ばれており、クラシックはBluetooth4.0以降に実装されたLE機能と互換性がありません。そのため、クラシック機器と最新のデバイスは接続ができないため気を付けてください。

BluetoothにはBluetooth3.0以前のクラシックと、Bluetooth4.0以降のLEがあります。この2つは互換性がないため、最近の機器を接続する目的ならBluetooth4.0以降のLEを選んでおけば間違いありません。

クラシックに比べてLEは消費電力が少なく、通信速度や通信距離は大きくなっています。古いクラシックの機器を接続する目的以外では、LEに対応したアダプタを選びましょう。

Bluetoothのクラスとは、Bluetoothが送信可能な通信距離の規格です。Class1～3まで存在しており、それぞれ1m・10m・100mが最大通信距離となります。もっとも主流なのはClass2で10mの通信距離です。

Bluetoothアダプタや接続機器をどのような目的で使用するかによって、必要な通信距離は変わります。しかし、普段使いはClass2で十分です。

Bluetoothのプロファイルにはその機器同士の動作が定義されています。共通のプロファイルを持っていないと、機器同士の接続ができません。プロファイルは製品の公式ページや、取扱説明書で表記されています。

ただし、スマートフォンやタブレット、PCとBluetoothの組み合わせの場合、Bluetooth4.0以降に対応している製品では、プロファイルをほとんど意識しなくて問題ありません。

Bluetoothは仕様がかなり複雑です。バージョン、プロファイル、そしてコーデックがあります。高音質にこだわりたいなら、コーデックにaptXが採用されている製品を選びましょう。ただしそのコーデックに、スマートフォンやPCが対応している必要があります。

コーデックとは簡単に言えば、圧縮形式です。音楽のデータを圧縮してからBluetoothで通信し、イヤホン側で解凍して音にするので、だからこそコーデックによって、音質に差異が出てきます。各コーデックの種類・特徴については以下の表をご覧ください。

Bluetooth1.0が一般公開されたのは、1999年でした。Windows2000よりも前のWindowsで、Bluetoothは使用できません。Windows2000にかろうじて対応しているクラシックでもドライバの改造などが必要になりますので、古いOSでの使用はおすすめしません。

また、Windows8.1・Windows10・Windows11などでも、OSアップデートでBluetoothアダプタが使用できなくなるトラブルが起こります。トラブルが起きたら、ドライバの再インストールで対処しましょう。

Bluetoothアダプタには、ドライバが不要の製品も数多くリリースされています。プラグアンドプレイで即使用できますし、OSアップデートなどにも影響されないため安定して使えます。初心者はドライバ不要の製品を選びましょう。

ドライバとはそもそも、デバイスを動作させるために必要なソフトです。ドライバ不要の製品はもともと、OSにドライバが組み込まれています。そのため、OSアップデートにも影響されにくく安定しているのが特徴です。

Bluetoothアダプタを使用する際は、USB規格も要チェックです。USB規格は2.0と3.0があり、どちらも互換性がありますが、数字が大きいほど通信速度も速くなります。USB規格3.0の通信速度を得るには、接続デバイス側のUSBポートも3.0規格に対応している必要があるので気を付けてください。

BUFFALOはパソコン周辺機器メーカーとして有名で、Bluetooth機器も多く販売している会社です。BUFFALOではパソコンと組み合わせて使用できる商品を数多く取り揃えています。そのため、パソコンで使用するBluetoothアダプタを求めている人は、BUFFALOがおすすめです。

ELECOMはネットワーク機器を製造・販売しているメーカーで、スマホやパソコン、タブレットに関するBluetooth機器も多く取り扱っています。ゲーミングデバイス関連のBluetooth機器も販売しています。ゲーミング用にBluetoothアダプタを求めている人は、ELECOM製がおすすめです。

TP-Linkは中国に本社を持ち、家庭用とビジネス向けのネットワーク機器を提供しているメーカーです。他社メーカーと比べてもTP-Linkは安い値段でBluetoothアダプタを販売しているので、値段を重視している人に向いています。

石川県金沢市に本社を構えるI-O DATAは、PC周辺機器の老舗メーカーです。Bluetoothアダプタのラインナップは4.0・5.0対応の2タイプ。Bluetooth5.0のclass1対応モデルは最大100mの通信範囲をカバーします。

Bluetoothアダプタを初めて使うときは、どうやって使用したらいいのか分からないかもしれません。設定方法や接続方法のポイントを簡単に解説します。ぜひ参考にしてください。

Bluetoothアダプタをパソコンに使用する場合、USBに差し込んで認識されるのを確認します。確認したら左下虫眼鏡の検索から「Bluetooth」と調べましょう。Bluetoothの接続設定へのリンクが出てきますので、クリックしてペアリングしたい機器を認識させれば接続設定は完了します。

ドライバが必要なBluetoothアダプタは、メーカーの公式サイトからドライバをダウンロードしてインストールができます。

Bluetoothアダプタの通信が不安定なケースなど、トラブルの原因が分からない場合はドライバをまず疑いましょう。一度ドライバをアンインストールしてから、再インストールするとトラブルが解決する場合が多いです。

Bluetoothアダプターは、残念ながらダイソーなどの100均やコンビニでは販売されていません。ヨドバシなどの家電量販店やインターネットで販売されているので、気になる方はチェックしてください。

Bluetoothアダプタ一台で、複数機器を接続できます。製品によって複数接続できる数は異なりますが、最大7台まで接続できるのが一般的です。ただし、Bluetoothアダプタで複数接続はできるのは、異なる系統の機器である必要があります。

複数のイヤホンやイヤホンとスピーカーなど、同系統の機器はBluetoothアダプタで複数接続できません。マルチペアリングに対応したBluetoothアダプタなら、同系統の機器の複数接続が可能です。

Bluetoothアダプタはワイヤレスでデータの送受信を行うのに対して、Bluetoothレシーバーは受信しかできないのが違いです。Bluetoothに対応していないヘッドホンやスピーカーが、ワイヤレスで音声データを受け取るにBluetoothレシーバーを使うのが一般的です。

Bluetoothトランスミッターは、送信のみを行います。送受信が可能なBluetoothアダプタは、レシーバーやトランスミッターより接続できる器具が多いです。

Bluetoothはイヤホンやマウス、キーボードなどさまざまな機器の接続に使われています。ケーブルなしに接続できるのはとても快適ですよね。Bluetoothアダプタを利用して、ケーブルレスで快適なBluetooth環境を手に入れてください。