【2023】PC用テレビチューナーのおすすめ10選｜パソコンでテレビを見る方法は？

一人暮らしや手狭な部屋ではテレビを置くスペースがない方も多いです。それでもテレビ番組が見たいときは、パソコンとPC用テレビチューナーを組み合わせると、パソコンでテレビ番組を視聴したりテレビ番組を録画できたりするのでおすすめです。

また、PC用テレビチューナーには外出先でのテレビ視聴に向いているものや録画機能が充実しているものがあるので、ノートパソコンをテレビ代わりにして視聴できるといったメリットがあります。

この記事では、視聴や録画などの用途に適したPC用テレビチューナーの選び方やおすすめ商品を紹介します。また、4K映像の視聴方法やパソコンでテレビを見る方法についても解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

PC用テレビチューナーとは、テレビ番組の視聴や録画をパソコンで行えるようにするための拡張機器を指します。通常、パソコンではテレビ番組の視聴や録画はできませんが、PC用テレビチューナーをパソコンに繋げば、パソコンでテレビが見られるようになります。

通常のテレビと同様に地デジ放送やBS放送を楽しめるので、テレビを購入する余裕がない方やチャンネル争いに負けてしまいがちな方、一人でゆっくりとテレビ番組を楽しみたい方にぴったりのアイテムです。

パソコンでテレビを視聴するメリットは、自宅で場所を選ばず観れたりチャンネルの取り合いをしなくてすむことなどが挙げられます。テレビを置くには大きさにもよりますがある程度の広さが必要ですし、場所を取ります。しかしパソコンでテレビ視聴できれば、場所を取らずにすみます。

パソコンのOSによって、対応するPC用テレビチューナーは異なります。特にMac用のテレビチューナーの数は、Windoow PC用のテレビチューナーと比べて多くありません。

Window PC用にもWindows10や8に対応している商品が多く、スペックの低いパソコンでは対応していない場合があるので注意が必要です。また、高画質での視聴や長時間録画ができるものなど、高性能なタイプを使用したい場合は使用するパソコンのスペックも高くする必要があります。

OSが対応していても、スペックが対応していないとテレビ番組の視聴や録画はできません。また、パソコンはデータ量が大きい映像と音声をリアルタイムで処理する必要があります。スペック不足のパソコンでは映像や音声をスムーズに処理できないので注意しましょう。

PC用テレビチューナーには、内蔵型と外付け型の2種類があります。さらに、外付け型にはUSB接続型とワイヤレス型の2タイプがあるので、自分のパソコンに適したものを選びましょう。

内蔵タイプは録画機能を重視する方におすすめです。デスクトップパソコンのPCI Expressスロットに挿してして利用する内蔵タイプは録画機能が充実しています。

アンテナ線を繋いで使うので、安定した画質で視聴や録画が可能です。また、内蔵タイプのPC用テレビチューナーを利用しながらパソコンに大容量のHDDを搭載すれば、高性能で多機能なレコーダーをカスタマイズできます。

外付けタイプはノートパソコンでもデスクトップパソコンでも手軽に利用できます。さらに、外付けタイプにはUSB接続型とワイヤレス接続型があります。USB接続のチューナーにはコンパクトサイズのものが多く、外出先でもテレビを楽しめるのがポイント。

ワイヤレス接続型はパソコンだけでなく、スマホやタブレットでも利用可能です。また、ワイヤレスタイプは録画時にパソコンが不要なのもメリットです。

PC用テレビチューナーには地デジ放送のみ対応しているものと、地デジ・BS・CSの3波が視聴できるものがあります。BS・CS放送を視聴するためには衛星放送用のアンテナが必要なため、3波対応チューナーは据え置きでの利用に最適です。また、チューナーを複数搭載して、裏番組の録画や複数番組の同時録画が可能なものもあります。

PC用テレビチューナーを利用すると、パソコンをレコーダーにできます。また、裏番組録画・W録画・4番組同時録画などが可能なチューナーや、放送データを圧縮しながら録画できるタイプもあるのでチェックしましょう。

デジタル放送のの番組を保存するためには大容量ストレージが必要です。放送データをハードウェアで圧縮しながら録画できるタイプのチューナーを利用すると、画質は落ちますが少ない容量のストレージでもたくさんの番組を保存できます。また、パソコンでテレビ番組をたくさん録画したい場合には、複数番組の同時録画に対応しているチューナーもおすすめです。

コンテンツ保護技術の「SeeQVault」対応のPC用テレビチューナーを利用すると、パソコンで録画した番組をSeeQVault対応のSDカードやHDDに書き出せます。SeeQVault対応のHDDに保存した録画番組はSeeQVault対応テレビでも視聴できるので、録画番組の楽しみ方が広がります。

外出先などで視聴する場合におすすめなのが、アンテナ付きの外付けタイプのチューナーです。チューナー本体にアンテナがついており、アンテナコンセントを必要としないため、場所を選ばずテレビ視聴ができます。

サイズもUSBメモリーほどのコンパクトなタイプのものが多いため、持ち運びにも便利です。録画機能が搭載されているものもあるので、外出先でも見たい番組が録画できます。

メモリー容量やCPUなど、パソコンのスペックにあったテレビチューナーを選ぶのも重要なポイントです。パソコンのスペックにあっていないものを使用すると、動作が遅くなってしまう場合があります。

一般的には、メモリー容量は4GB以上、CPUはCore i3以上のパソコンであれば、性能の高いチューナーを接続してもうまく使えると言われています。

PC用テレビチューナーには、フルセグチューナーとワンセグチューナーの2つのセグメントがあります。視聴時の電波や求める画質に応じてどちらが適するか変わってきます。

フルセグチューナーは、4Kなどの高画質に対応したPC用テレビチューナーです。迫力ある綺麗な映像を楽しみたい方や、電波のいい環境で視聴する方におすすめ。

ワンセグチューナーは、フルセグチューナーで試聴する場合に比べて画質は落ちてしまいます。しかし、少ないデータ量で試聴できるので、電波の悪い環境で試聴する方や持ち運んで視聴したい方に適しています。

ノートパソコンではなく、PC用のモニターなどに出力してテレビを楽しみたい方は、HDMIケーブルが接続できるかどうかもチェックしておきましょう。チューナーをHDMIケーブルで繋いで出力すると、綺麗な画質で映し出せます。

チューナーは一般的に2〜3万円ほどしますが、安いものだと1万円以下で購入できます。ものによっては画質が低かったり、屋外での電波受信が弱かったりしますが、テレビを買わずパソコンで気軽に視聴したい場合におすすめです。

4K放送チューナーボードを使用すると、パソコンで4K放送を視聴可能です。ただし、4K放送対応の衛星放送アンテナなどの受信環境や4Kディスプレイなども必要なので、購入前に確認しましょう。

また、PC用の4K放送チューナーの選択肢は少なく、視聴用ソフトの設定も難しいです。手軽にパソコンで4K放送を楽しみたい場合は、4K放送が視聴できる4K液晶一体型パソコンを選びましょう。

PC用テレビチューナーにはロッドアンテナで電波を受信するタイプもありますが、据え置きで利用する場合は家の壁のアンテナコンセントからのアンテナ線を繋いで利用します。アンテナ線を繋いで利用する初期設定の方法は、テレビやブルーレイレコーダーと同じです。

【パソコンでテレビを見るための設定方法】

1. テレビチューナーをパソコンに接続する。(テレビ機能搭載パソコンの場合は不要）
2. アンテナ線をチューナーのアンテナ端子に繋ぐ。(3波対応チューナーでも分波器が必要な機種もあれば不要な機種もあります）
3. B-CASカードをセットする(ワンセグチューナーでは不要)。
4. パソコンを起動してテレビ視聴用ソフトを開く。
5. 初期設定を行う。

いろいろな番組を手軽にパソコンで見られたら、とても便利です。最近ではさまざまな動画配信サービスがあり、パソコンでも好みの番組が観られるようになっています。

動画配信サービスのなかでも有名なTVerは、国内のテレビ番組の最新話を無料で視聴できます。Windows OSやMacOSにも幅広く対応しており、登録の必要もないため、ドラマやバラエティなど見たい番組を気軽に視聴できおすすめです。

しかし、ブラウザを最新版にしておかないとうまく視聴できない場合があります。視聴する前にパソコンのブラウザを最新版にアップデートしておくとスムーズに視聴できます。

パソコンとPC用テレビチューナーがあれば、テレビ番組の視聴や録画が可能です。外出先で視聴できたりたくさんの番組を録画できたりと楽しみ方が広がります。ぜひこの記事を参考にして、PC用テレビチューナーを導入してください。