スライド式キーボードトレイおすすめ11選｜ニトリのキーボードスライダーも

パソコン作業用にキーボードを置いた時、デスクが窮屈に感じる方はたくさんいらっしゃいますよね。そんな方におすすめしたいのが、スライド式キーボードトレイ（キーボードスライダー）です。キーボードを置く空間を増やせるため、デスクの使用範囲を簡単に増やせます。

スライド式のキーボードトレイはタイプによって特徴や利点が異なるため、どの種類が自分に合うかチェックするのが大切です。また、キーボードトレイの選び方のコツはほかにもあり、合わせて知ると自分に合った製品を快適に見つけられます。

本記事では、スライド式キーボードトレイの魅力や上手な選び方・自作する方法を解説します。記事後半ではおすすめキーボードトレイ11選と、ニトリやIKEAの商品も紹介するので、ぜひ最後までお読みください。

キーボードトレイには、スライド式のほかに机上式タイプがあります。机上式の場合は机の上にラックのように配置してモニターを置きますが、スライド式は机の下に引き出しのように収納できる点が異なります。

また、机上式はモニターをトレイ上に置き、キーボードはトレイの下に置くため、キーボード・モニターどちらも机の上のスペースを消費して配置するのが特徴です。一方スライド式の場合は、引き出しのような構造で机よりも手前側にキーボードを置けるため、スペースを無駄なく使用できます。

スライド式のキーボードトレイは机に後付けできるため、トレイや引き出しが備わっていない机でも利便性を拡張できます。また、スライド式のキーボードトレイはデザイン性が豊富で、机やキーボードの見た目に合わせてトレイを選べるのがおすすめポイントの1つです。

加えて、自分に合った高さの机にトレイを後付けできるため、体への負担が軽減される可能性があります。

スライド式ならではの強みとして、使わないときには収納できる点が挙げられます。机の下にスライドさせればすぐにしまえるため、キーボードを使わない時にはスペースを無駄遣いせずに済みます。

また、キーボードやマウスを乗せた状態でもスライドできるため、周辺機器を机の下に収納し使用時のみ取り出すなどのように効率的に利用可能です。

スライド式のキーボードトレイは後付けができる分、気に入った位置に設置しやすいのが魅力です。机の幅に対応していれば好きな方向に取り付け可能で、最も扱いやすい位置にトレイを配置できます。

扱いやすい位置にキーボードを配置すれば、長時間の作業でも疲れづらい環境を作れます。1回の作業時間が特に長い方におすすめです。

メリットが多いスライド式キーボードトレイですが、デメリットもあるので確認しておきましょう。スライド式の取り付け方法はいくつかありますが、ネジ式の場合、机にネジ用の穴をあける必要があるのと、締め付け方によって机が傷ついてしまう場合があります。机への影響が気になる方はクランプ式を使用しましょう。

設置タイプはネジ・クランプ式の2つに分けられます。こちらでは、それぞれの設置タイプの特長や利点について説明します。

ネジ式の場合、ネジを使って固定する分ぐらつきが発生しにくい利点があります。ただし、設置したい机に穴を開ける必要があるため取り外しが簡単にできなくなるのがデメリットです。

また、アームつきタイプがあるのも特徴的です。机の上にトレイを配置し、未使用時にはアームを回転させると邪魔にならないよう調整できます。

クランプ式の場合、隙間ができないようにノブを回して幅を調整後に設置するため、机に穴を開けずに設置できます。本格的な工具を使わないでも設置可能で、クランプを緩めるだけですぐに場所を移動できるため、ネジ式よりも取り入れやすいです。

クランプ式を使用する場合、ノブが締めやすいか・しっかりと隙間なく設置できるかをチェックしましょう。

キーボードや机のサイズに合っているかどうかのチェックも重要です。キーボードより一回り大きいサイズのトレイを探せば、キーボード以外の周辺機器も余裕を持って配置できます。

また、机の幅をあらかじめ測っておくと、クランプ式が対応している幅か確認可能です。ネジ式を設置したい場合、机の横の長さを測ると設置した時の完成図を想像しやすくなります。

スライド式キーボードトレイには製品ごとに耐荷重が決まっています。通常のキーボードであれば問題なく載せられる耐荷重を備えていますが、耐荷重が大きいものほど耐久性が高いです。

トレイに力をかけたり、キーボード以外のものも載せたりしたいなら、耐荷重を確認してから選びましょう。

仕事や勉強、趣味などで長時間パソコンを使うなら、できるだけ体への負担が少ないキーボードトレイを選びましょう。中でも、高さ調節できるキーボードトレイがおすすめです。

机の高さや自分にとって快適な姿勢に合わせて調節できるので、ストレスが減り集中力アップにもつながります。

USBボートや電源タップが付属している製品もあります。USBボート搭載タイプなら、USBケーブルを用いた給電やUSB内のデータを共有する時に役立ち、パソコンでの作業が捗ります。

電源タップ付属タイプは、手元での充電が行いやすくなるため、有線のキーボードやマウスをメインで使用する方におすすめです。

タブレットやスマホのスタンド機能搭載の製品は、手元で画面を確認しながらの作業に役立ちます。Bluetoothキーボードとタブレットを接続し、タブレット上で文書の作成をスムーズに行いたい際に活躍します。

また、スマホを手元に置けば、職場・知人からの連絡をすぐにチェックできるため、パソコンの作業を円滑に進めることが可能です。

キーボードトレイの中には、マウス専用のトレイがついたタイプもあります。キーボードとほぼ同じ高さでマウスも操作できるためおすすめです。

デザイン性にこだわれば、インテリアグッズとしても取り入れられます。メタリックなデザインはパソコンやキーボードのような機器類と親和性が高く、価格帯が安めです。モダンな印象を演出できます。

また、木材を使用したデザインば木製の机や椅子とマッチし、部屋全体が柔らかい印象になるのもポイントです。

スライド式キーボードトレイの選び方として、メーカーで選ぶのも1つの方法です。たくさんの商品の中から選ぶのに悩む場合は、メーカーで選んでみましょう。ここでは2つのメーカーをご紹介します。

パソコン周辺機器を多数扱っているサンワサプライでは、ネジ式・クランプ式両方のキーボードトレイを販売しています。机回りがすっきり見えるデザインとしっかりした機能性でありながら、安価な値段設定が魅力です。サンワサプライ直営通販サイトのサンワダイレクトでも多数取り扱っているのでぜひチェックしてみましょう。

FlexiSpotはアメリカで誕生したブランドで、スタンディングデスク・昇降デスク・オフィスチェアなどを中心に扱っています。人間工学に基づいて設計されており、机回りの作業効率や健康面への配慮がされているのが特徴です。キーボードトレイはクランプ式を扱っており、面積が広く使いやすくて人気があります。

IKEAのスライドキーボードシェルフは、ブラックを基調としたデザインで人気を集めています。丸みを帯びたデザインなので、一見シンプルに見えても暖かみのあるインテリアとして活用可能です。また、クランプ式なので、机を傷つけることなく手軽に設置できます。

クランプ式として対応している机の幅は1.5cmから4cmで、ある程度の幅の机であれば設置できます。個性的なデザインではない分、モノクロのインテリアにも馴染みやすいです。

現在のところ、ニトリはスライド式キーボードトレイを販売していません。代わりに、机上式のモニター台は取り扱っているので、モニター台の下のスペースにキーボードを収納できます。

モニター台は色の種類が豊富で、木目調のおしゃれなデザインなため、ナチュラルなインテリアとしてもぴったりです。また、ニトリでは同じデザインのデスクも販売されているため、机と揃えて統一感を持たせることも可能です。

できるだけパソコン周辺のものは価格を抑えて揃えたい・まずは手ごろなものから試してみたいという方に向けて、リンク先では100均アイテムを利用した自作アイデアを紹介しています。こちらも合わせてチェックしてください。

キーボードスライダーを活用すると、デスクを広く使えます。本記事を参考にして、設置方法・幅調整の自由度・付加機能などを入念にチェックの上、収納できるスライダー式キーボードトレイで机周りをすっきり見せましょう。