【壁掛け】薄型PCモニターおすすめ9選｜持ち運び・ゲームにも

パソコン作業をしていると、「文章や画像が小さく資料が見づらい」「参照したい資料が多いと画面を切り替えるのが面倒」といった場合があります。そんなとき、PCモニターがあると画面拡大・切り替えの手間が不要になるので、効率が一気にアップします。

リモートワークでは、自宅の画面が小さいノートパソコンを使わざるを得ない方も多いです。作業を効率よくこなすために、PCモニターの導入を検討してみませんか？

限られたスペースでも邪魔にならない薄型のPCモニターのなかには、長時間作業を続けても目が疲れにくかったり、格安で気軽に購入できたりする商品があります。今回は薄型PCモニターの選び方やおすすめ商品20選をたっぷりご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

マルチディスプレイを使用する際、パソコンとは別にPCモニターがあるとたいへん便利です。デスクトップ・ノートパソコンの小さい画面では一度に見られるものが限られますが、もう1つPCモニターがあれば作業画面が広くなるので一気に効率が上がります。

そんなに場所がとれない場合は、省スペースな薄型のPCモニターを選ぶとデスクの上をすっきり使えます。「作業は早く、スペースは広く」の効率化に必要な条件を満たすのが薄型PCモニターです。

PCモニターを選ぶ際はデスクのサイズはもちろん、どのような用途に使うかも考慮する必要があります。通常のパソコン作業であれば24インチがおすすめです。ウェブ閲覧やゲームで使えるうえに、目にかかる負担が少なく長時間の作業も快適に行えます。

ただし、映像鑑賞やゲームを中心に使う場合は、もう少し大きめの27〜32インチモニターを選ぶとより迫力ある映像を楽しめます。

解像度は画面の表示を表すコマ数ですが、通常の作業では1920×1080のフルHDの製品であれば十分な性能です。現代ではフルHDよりもさらに解像度の高い「4K」の商品も多く販売されています。

特に4KのPCモニターは元の写真・映像のデータが4K対応のため、映像やグラフィック処理をする方におすすめです。しかし、4Kの場合アイコンや文字が小さく表示されてしまい、使いづらさを感じ場合もあります。こだわりがない方はフルHDのPCモニターがおすすめです。

薄型PCモニターといっても同じ形状をした商品ばかりではありません。使用目的に合わせて「スクエア」・「ワイド」の2種類から形状が選択できます。スクエアの比率は5:4で、ワイドの比率は16:9です。ワイドの方が横に広がる形状をしています。

書類などを書く通常の作業では、設置場所を取らないスクエアがおすすめです。しかし、映画鑑賞・ゲームなど臨場感のあふれる映像を楽しみたい方にはワイドがおすすめです。また、ワイドの中には、さらに横を広くしたウルトラワイドモニターのタイプもあります。ぜひチェックしてください。

IPSパネルは視野角の広さが特徴的です。上下左右に178°の高視野角を持ち、大勢でも寝転がりながらでもモニターの映像を楽しめます。また、どの角度から見ても安定した色だけでなく、発色の良さも人気を集めています。

しかし、IPSパネルは黒色の表現に弱いパネルの種類です。黒がよく使われる映画やゲームといった際には物足りなさを感じてしまう場合もあります。

黒の発色がよく、鮮やかな映像が楽しめるのがVAパネルです。景色や暗い映像などを頻繁に見る方におすすめのパネルです。しかし、鮮やかな発色な分、目が疲れやすいデメリットがあります。また、IPSパネルに比べると視野角が狭いのも特徴です。VAパネルは、1人でモニターを使用する際や座りながら使用する際におすすめのパネルです。

安価で消費電力が少ない種類がTNパネルです。応答速度を速くできるのも特徴で、ゲーミングモニターによく使われています。一方視野角が狭いため、正面以外からモニターを見ると見づらさを感じてしまいます。VAパネルのモニターは、小さいモニターを探している方・ゲーミングモニターを求めている方におすすめです。

モニターの表面処理には、「グレア」の光沢のある仕上げ・「ノングレア」の非光沢仕上げの2つがあります。

グレアは発色が鮮やかですが、光が反射しやすく蛍光灯や日光で画面が見えにくかったり、指紋が目立ちやすかったりするデメリットがあります。

ノングレアは環境光の影響が少なく汚れも目立ちにくい点はメリットですが、グレアのような鮮やかさはなく画面がややくすんだように見えるのが残念な点です。

モニターの画面の周りの枠を限界まで細くしたものを「スリムベゼルタイプ」と呼びます。枠が狭くなる分、画面が広くなるのが特徴です。大きいサイズのPCモニターが設置できなくても、スリムベゼルタイプを選択すると、同じサイズでも広い画面を楽しめます。

また、画面同士の境目が細くなるので、2つのモニターを並べてデュアルディスプレイにしたい方にもおすすめです。

PCモニターは、スピーカーが搭載されているモデル・搭載されていないモデルの2種類が販売されています。PCモニターを購入したら音がでなかったといった失敗を避けるためにも、事前にスピーカーの有無をチェックしておく必要があります。

また、より立体感があるサウンドを求めている方は、スピーカーを外付けにするのもおすすめです。モニター内蔵のスピーカーは音質があまり良くないのも特徴なので、ぜひ外付けスピーカーをチェックしてください。

モニターを壁掛けで使用するなら、軽量のものがおすすめです。一般的な24インチモニターの重量は4kg～5kg程度です。一般的な壁の耐荷重は10kg程度の耐久性がありますが、建付け・家の状態によりこれよりも耐荷重が低い場合があるので、軽いモニターをおすすめします。

作業用モニターは2万円以下の予算を考える人が多く、より安いものを購入する傾向があります。薄型・軽量モデルになると高価になる場合があるので、予算とのバランスを考えて購入を検討しましょう。

外出先で使えるモバイルディスプレイには薄型が便利です。ノートパソコンのサブディスプレイとしたり、出先でプレゼンをしたりするのに役立ちます。

持ち運びをするディスプレイとしては7〜15インチが多く展開されています。タッチパネル搭載のモデルもあり、スマホ・タブレットのように画面に触れて操作できるのも便利です。購入時には接続するデバイスの端子を確認してください。

ウィンドウをいくつも開いて参照したり大きい表計算をしたりする場合は、お持ちのパソコンの画面のほかにPCモニターがあると画面をより広く使えるので便利です。

薄型のPCモニターであればデスク上の狭いスペースを活用できます。ご自宅・職場のデスクスペースに合ったPCモニターを選んでください。

韓国のソウルにある総合家電・情報通信機器メーカーです。PC関連機器だけでなく、テレビをはじめとする家電・スマートフォンなどの販売もおこなっています。LGの商品はデザイン性に優れていて、画面の位置を自在に変更できるアームスタンドを採用したモニターなどを販売しています。また、モニターのラインナップが多いのも特徴です。

「BenQ（ベンキュー）」は台湾にある電子機器メーカーです。モニター・プロジェクターが人気を集めています。PCモニターでは、初心者向けのエントリーモデルからこだわりを持った方向けのハイエンドモデルまで幅広く取り扱っていて、選びやすいのが特徴的です。価格は安いものの、品質に優れたコスパのいいメーカーとしておすすめです。

「iiyama（イイヤマ）」は国内のPCメーカーです。豊富なサイズ・種類のラインナップを取り揃えていて、どの目的にも合ったPCモニターを選べます。価格はやや高いものの、品質が高く国内メーカーで保証があるのも嬉しいポイントです。

「EIZO（エイゾー）」は石川県に本社を置く、ディスプレイ装置専業メーカーです。医療モニターにも使用される高性能なPCモニターの特徴があります。大きいサイズのモニターでも、ノートパソコンにUSBケーブル1本で接続できるなど、使いやすさも優れたメーカーです。

「Acer（エイサー）」は台湾に本社がある、PC関連機器メーカーです。シンプルなデザイン・豊富な種類の特徴があります。また、価格も安いため、初心者の方が手に取りやすいのも魅力の一つです。なかには、デザインがおしゃれな商品も販売しているので、さまざまなニーズに合わせて購入できます。

完全ベゼルレスモニターは、フレームのない画面のみのシンプルなモニターをいいます。現在、完全ベゼルレスモニターは販売されておらず、どうしても数ミリベゼルやフレームがあります。ベゼルレスにこだわりがある場合は、ベゼルが「10mm以下」のモデルがおすすめです。

薄型のPCモニターがあると、仕事での作業効率アップはもちろんゲーム・映像鑑賞といった趣味の用途でも満足度がアップします。スペース・PCモニターのスペックを考慮して、ぴったりの薄型モニターを見つけてください。より省スペースを実現したい方はモニターアームの購入も合わせて検討するのをおすすめします。