MacBookのキーボードカバーおすすめ10選｜Pro・Air【必要性についても】

近年、副業や在宅勤務が日本全体で推進されているため、ノートパソコンを使用する人口が年々増加しています。その中で、最も使用されている人気のノートパソコンはMacBookです。

MacBookは、アップルから発売されている製品で、iPhoneとの互換性が高かったりデザイン性があったりと、さまざまな魅力から日本でも高い人気を得ています。しかし、せっかく購入したMacBookのメンテナンスを怠ってしまっている人は、少なくありません。

とくに、キーボードは一番触る部分で汚れが溜まりやすいのにも関わらず、ほとんどの人が手入れをしていません。使用していくうちにどうしてもキーボードの隙間にゴミが入ったり手汗で汚れたりしてしまうため、パソコンを頻繁に使用する人にはキーボードカバーをおすすめします。本記事では、MacBook用のキーボードカバーの選び方やおすすめ商品を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

キーボードカバーを使う一番のメリットは、パソコン自体の汚れを防いで故障のリスクを下げられることです。キーボードの隙間にゴミが溜まると故障の原因になるので、キーボードカバーを使うとそのリスクを軽減できます。そのほかに、飲み物をこぼした場合もカバーが保護するので、本体にはダメージを与えずに済みます。

キーボードカバーを使う上でのデメリットは、キーボードカバーがすぐ汚れてしまうことです。キーボードカバーを使って汚れを防ごうとしても、キーボードカバー自体に汚れはどうしてもついてしまいます。

しかし、キーボードカバーは丸洗いが可能だったり、汚れが目立たないカラーも販売していたりするので、この問題は簡単に解消できます。

キーボードカバーが汚れる以外にも、MacBookには「キーボードカバーを使用すると排熱の妨げになってしまう」というデメリットがあります。これは、MacBook特有の構造が理由です。

MacBookは、ほかのパソコンのように排熱用の通気口を本体に設けておらず、キーボードの間の小さな隙間から排熱を行なっています。そのため、キーボードカバーでキーボードを覆ってしまうと、排熱を妨げてしまう場合があるのです。排熱がうまくできないと、パソコンに熱がこもって動きが重くなったり、バッテリーの劣化などに繋がります。

しかし、適切な環境で軽い作業を行うぶんには熱がこもってしまうことはあまりないため、キーボードカバーを使用するメリットの方が上回ります。また、2020年から発売されているM1チップ搭載のMacBookは発熱が少ないため、キーボードカバーの使用に伴う弊害はほとんどありません。

一口にMacBookと言っても、画面の大きさが異なったり、キーボードの配列が変わったりと種類によって特徴はさまざまです。キーボードの配列は、日本語配列の「JIS」か海外で使用されている「US」によって異なります。

購入する前に、自分の使っているMacbookの種類と画面のサイズ、キーボード配列を確認して、ジャストフィットするキーボードカバーを選びましょう。

キーボードカバーには、シリコンやTPUという素材が多く使われています。シリコン製は、値段が安くてタッチ感が柔らかいため人気ですが、ホコリが付きやすいのが難点です。TPUは、透明度が高い製品が多く耐久性に優れているのが特徴ですが、少し黄ばみやすいのがデメリットです。どちらも一長一短なので、自分の好みに合ったものを選びましょう。

近年モデルのMacBookには、キーボード上部に「タッチバー」と呼ばれる横長の液晶タッチパネルが付いている場合があります。タッチバーはスマホの画面のように直接手で触れられるため、文字の変換が手軽に行えます。また、タッチバーには指紋認証でロックが解除できるTouch IDも搭載されており、パスコードを打ち込まなくてもロックが解除できるようになりました。

しかし、キーボードカバーの種類によってはタッチバーを覆い隠してしまうデザインのものや、Touch IDに対応していないものもあるので、自分のパソコンにタッチバーが付いているかどうかを確認してから選ぶのがいいです。

MacBookはシンプルなデザインと操作性が人気ですが、その反面、個性が出しにくい製品です。もちろんデフォルトの黒いキーボードが好きな方も多いですが、それでは味気ないと感じる方は、凝ったデザインや個性的なキーボードカバーをおすすめします。

MacBookはユーザーの数が多いため、発売されているキーボードカバーのデザインも豊富です。お気に入りのキーボードカバーを購入して、自分だけのMacBookにカスタマイズしましょう。

キーボードカバーを長く使用していると、装着したてのときよりも使いづらく感じる場合があります。ここではその原因と対処法を紹介するので、すでにキーボードカバーをお持ちの方も参考にしてください。

打ちにくさの原因としては、打鍵感が変わってしまったのではなく、シリコン製のカバーが熱で伸びてキーからずれてしまったのが大きいです。これに関しては、パソコンが熱を帯びるのは仕方ないので、伸びた場合は新しいものに交換しましょう。

打鍵感については、使い込むにつれて柔らかくなって指にやさしく感じる反面、キーを押している感が薄くなっていきます。こちらに関しては好みの問題なので、ご自身の感覚に合わせて買い替えやメンテナンスを検討してください。

キーボードカバーの使用が原因でディスプレイに跡がついてしまう場合、カバーがディスプレイを圧迫している状態にあります。ディスプレイを傷つけないためにも、より薄型のキーボードカバーに交換しましょう。MacBookのRetinaディスプレイは本体を極薄で作っているため、公式がキーボードカバーに対応していないと発表しています。

しかし、キーボードカバーを使用していないのに画面が傷ついてしまった事例もあるので、キーボードにカバーを装着して画面にフィルムを貼るのが故障のリスクを軽減する1番の方法です。

キーボードカバーがあれば、お気に入りのMacbookをより長く使えるだけでなく、自分好みのデザインに変えることもできます。みなさんも、好みの素材やカラーのキーボードカバーを導入し、仕事や趣味の時間をさらに充実させてください。