白いPCモニターおすすめ13選｜フレームを白くするには？【ゲーミングモニターも】

ゲーミングモニターなどのデスクトップパソコンを接続するPCモニターを探していると、どうしてもブラックカラーのPCモニターが多く目につきます。しかし、自分の部屋には黒のPCモニターは合わないと考えている方も少なくありません。

「白」は清潔なイメージや明るいイメージを表現してくれる色です。また、部屋全体を白くすると、光の反射で明るい印象にしてくれます。さらに、中にはフレームがないフレームレスのモニターもあり、どんな雰囲気の部屋にもなじみやすいのが特徴です。

今回は、大きめの27インチや24インチなどおすすめの白いPCモニター11選や、PCモニターを選ぶときにチェックするべきポイントをご紹介します。ゲーミングモニターに強いメーカーやフレームを白くする方法も必見です。

白いモニターについて、まずはメリット・デメリットから解説します。おしゃれなどのメリットがありながらも黄ばむといったデメリットもあるので、以下の記事でしっかりと確認してから購入してください。

まずは白いモニターを使うメリットを解説します。モニターを含めてパソコン周辺機器を白で統一すると、おしゃれで高級感があり他の家具とあわせやすい点が大きなメリットです。黒いモニターは重厚感はありますが渋い雰囲気になりがちです。

また、モニターのフレームやキーボードなどが白いとライティングされた色味が映るため、ゲーミングデバイス特有のRGBライティングが黒とは違った楽しみ方ができます。

白いモニターのデメリットは、種類が少なく全体的に価格が高い点です。また、フレーム・スタンドなど全体的に真っ白なモニターはほぼないため、部分的に他の色味があるのは考慮する必要があります。

また、黒いモニターよりもホコリや汚れが目立ちやすく、黄ばみが出やすい点もデメリットです。価格の安さを重視する方や、室内でタバコを吸うなどモニターが変色する可能性がある環境で使用する方は、黒いモニターを検討してください。

まずは、PCモニターのサイズを確認しましょう。置き場所やモニターまでの距離にもよりますが、大きなワイドモニターがおすすめです。広さやどのような使い方をするのかを考えて、自分の環境に合ったサイズを選んでください。

主に映画やゲームをするためにモニターを使うのなら、大きめの28インチや32インチのサイズが使いやすいです。

• 21インチ以下：コンパクト・安い
• 24インチ：標準・PC仕事におすすめ
• 27インチ以上：大きな画面・動画視聴、ゲームにおすすめ

また、モニターアームやスタンドを設置する場合には、PCモニターを取り付けるネジ穴のVESAマウント規格をチェックしておきましょう。標準は100mm前後になりますが、大きいネジ穴などもあるので確認が必要です。

PCモニターには、画面の高さの調節ができるものがあります。高さ調節できるものであれば、その時の用途や使用する人によって適切な高さにその都度設定できます。高さ調節が可能なPCモニターかどうかは、購入の際に必ず確認しましょう。

4KのPCモニターは、高解像度が自慢です。IPSパネルを採用すると、より高精細な映像を楽しめます。また、HDMIは4k・60Hzにも対応しているため、PS4・NintendoSwitchなど家庭用ゲームをプレイするのにもぴったりです。

フリッカーセーフやブルーライト低減モードも搭載されているので目が疲れにくく、長時間ゲームをプレイする方にもおすすめですよ。

液晶パネルは駆動方式によって違いがあり、TN・VA・IPSの3つのタイプに分かれます。以前までの液晶パネルの中心的存在は、価格の安いTNタイプでした。

しかし、今では低価格化が進む高性能なIPSやVAが主流です。映像エンジンなどを工夫し、メリットを生かしてデメリットをカバーする設計がされています。

ゲーミングモニターは画面遅延を起こさずサクサクと動き、鮮やかな色彩とさまざまな機能が充実しているのが特徴です。ユーチューバーや動画編集が趣味の人にも幅広く使われています。

黒も色彩で表現されるため、映画鑑賞や動画鑑賞が趣味の方にもおすすめのPCモニターです。ゲーミングモニターはさまざまな仕様や機能を備えています。ニーズにあった最適なモニターを選んでください。

モニターを選ぶ際は内臓スピーカーの有無も大切なポイントです。仕事で主に入力作業を行う方はなくても問題はありませんが、動画・音楽を楽しみたい方はスピーカーが内蔵されているモニターの方が、イヤホンなどに接続する必要がないためおすすめです。

他にも、スピーカー内臓モニターでも出力端子に「3.5mm ステレオミニジャック」がついていると、好みの音が出る外付けのスピーカーなどに接続できます。また、音質を重視する方は大きなW数のモニターを選ぶのがおすすめです。

ナナオ（EIZO）は、プロ仕様で高品質が特徴です。色の再現性もいいので、映像関係の仕事にも使われているメーカーです。最近ではユーチューバーだけでなく、個人で映像制作をしている方からも支持を受けています。

ナナオ（EIZO）は一般向け・業務向けの両方のPCモニターがあります。より高品質な動画作成をしたい方におすすめのメーカーです。

ASUSのモニターは機能が充実していて低価格で購入できるため、コスパがいい商品として知られています。ASUSのゲーミングモニターは高画質・応答速度など、高性能で人気が高いです。

また、ゲームのプレイをサポートする独自の機能も充実しています。プロフェッショナル向けのモニターもあり、特にクリエイターやデザイナーにおすすめのメーカーです。

最近では、多くのメーカーがゲーミングモニターに力を入れています。Acerもその1つです。安いエントリーモデルからハイエンドモデルまで、多彩なモニターを販売しています。

画面サイズのラインナップも充実しており、安価なモニターでも応答速度は0.7msと優秀なスペックです。こちらもコスパ最高なメーカーです。

IO DATAはパソコンのパーツメーカーとして有名です。外づけの液晶モニターでありながら、タッチパネル対応モデルやLAN給電モデルがあり、少々変わり種のモニターを販売しています。IO DATAの商品は、家電量販店でも見る機会があるので、1度チェックしてみてください。

人気の「LCD-MF244EDSW」は、23.8インチの使いやすいサイズ感が嬉しいホワイトモニターとなっています。フルHD画面でリーズナブルなので、価格重視で選ぶならおすすめのメーカーです。

BenQはモニターやプロジェクター・デスクライトを主に販売しているメーカーです。価格を抑えたコスパのいいモニターやゲーミングモニター・プロ向けの性能が高いモニターなどさまざまなラインナップを展開しています。

BenQの「MOBIUZ EX2710U」は解像度が4Kの高画質で、リフレッシュレートが144Hzと画面がぬるぬる動き、性能が高く好評です。ハイスペックの白いモニターがほしい方におすすめです。

白いモニターが欲しくても価格が高く選択肢も少ないため、黒いモニターを購入した方もいるのではないでしょうか。そうすると「自分でモニターを白に塗装したい」と思う方もいますよね。推奨はできませんが、黒いモニターを市販の白いスプレー塗料で白くするのは可能です。

しかし、塗装はフレームを完全に分解できるモニターでおこなってください。手順は、フレームをマイナスドライバーなどでモニターから完全に剥がし、分離してから中性洗剤で油脂を落として陰干しで完全に乾かします。

塗料がついたら困る部分は念入りにマスキングし、風がない日にベランダなどで、プライマー→サーフェサー→アクリル系スプレーの順で塗装します。しかし、精密機器のため素人が行うと故障する可能性があるので、心配な方は最初から白いモニターを購入しましょう。

PCモニターが白飛びする理由は、カラー設定にあります。設定画面で「カラー設定の調整」・「モニターの色」（メーカーによって設定名が異なります）などを選び、明るさやコントラストなどを設定しなおすと解消される場合がほとんどです。

同じように黒つぶれと言われるものもあり、こちらもカラー設定の再調整が必要です。故障を疑う前に、1度設定を確認しましょう。Windows HD Color 設定から調整する方法は以下の通りです。

1. [スタート] ボタンを選択して、[設定] をクリックする
2. [HDR ビデオのストリーミング] で、[Windows HD Color 設定] を選択する
3.  [ディスプレイの選択] →[調整の設定を変更する] →[HDR ビデオの調整]を選択する
4. サンプルビデオの [全画面表示] を選択して[ディスプレイの調整] 画面でスライダーを左または右へドラッグする

白いPCモニターはスッキリとした印象を与えます。色で部屋を統一している場合でも、白いモニターなら気にならないものです。ただし、白は汚れが目立つ色でもあります。こまめに「テレビ・モニター画面専用シート」などで拭き取りましょう。お部屋にマッチする白いモニターなら、どんな作業でも楽しめますね。