【2025年最新】2TBのHDDおすすめ6選｜内蔵型・外付け型それぞれ紹介

2TBのHDDは、動画や音楽をはじめ、録画したテレビ番組やゲームなど、大容量データの保管に適しています。また、パソコンに搭載すれば容量不足も解消可能です。近年では、さまざまなメーカーから2TBのHDDが発表されています。

「2TBのHDDは、実際どのくらいのデータを保存できるのか？」とイメージがわかなかったり、「外付けタイプ・内蔵タイプなど種類があり、どれを選べばいいかわからない」と迷ったりする場合がありますよね。

この記事では、おすすめの2TBのHDDを合計10種類紹介します。2TBのHDDがどれくらいのデータを保存できるのか、外付けタイプのHDDと内蔵タイプのHDDにはどんな違いがあるのかも解説するので、ぜひ最後までチェックしてください。

まずは、「HDDとは何か」の基本的な部分を解説します。HDDを設置したり交換したりするメリットについても紹介するのでチェックしましょう。

「HDD」とは、「ハードディスクドライブ」の略称です。記憶媒体のひとつであり、動画や音楽・テレビ番組の録画など、容量の大きなデータを保管するのに適しています。メモリと違い、通電していなくても内部データを保存し続けるのが特徴です。

HDDには「外付け型」と「内蔵型」の2種類あります。外付け型のHDDは、USBを介して機器と接続するのが特徴で、USBを繋ぐだけで使用可能です。また、内蔵型のHDDは機器内部に組み込んで使用するため、設置スペースを必要としないのが魅力です。

HDDを増設するメリットは、単純に保存できるデータの数や量が増やせる点です。動画やテレビ番組などがたくさん保有できるので、楽しめるコンテンツのバリエーションが豊富になります。ゲーム機に接続すれば、さまざまなタイトルを楽しめます。

また、HDDは劣化する製品です。劣化したHDDを使い続けると起動がしにくくなったり、最悪の場合データが破損してしまったりするケースもあります。HDDを交換すると、劣化によるデータ破損を防げます。

内蔵タイプと外付けタイプ、それぞれのHDDのメリットと使い方を紹介します。自分のパソコンや設置環境に合う方を選びましょう。

内蔵HDDは、パソコンやゲーム機などの内部に組み込んで使用するHDDを指します。内蔵HDDは、外付けHDDと違って設置スペースを必要としないのがメリットです。一方で組み込むための作業工程が必要であったり、組み込んだ後に設定やフォーマットを行う必要があるため、ある程度の知識が求められます。

またノートパソコンや一体型のデスクトップパソコンには、内蔵HDDは取り付けられない場合があります。購入の際には自分のパソコンに増設スペースがあるかどうかを確認するようにしましょう。

外付けHDDは、パソコンやゲーム機の外部に接続して使用するHDDを指します。内蔵型HDDとは違い、増設スペースがないノートパソコンや一体型デスクトップパソコンでも使用できます。

外付けHDDはUSBによる接続方式を採用しており、ケーブルを繋ぐだけで簡単に使い始められるのが魅力です。また、バスパワーに対応したモデルを選べば、ACアダプタなしで使用できます。一方で設置場所を確保しなければなりません。

2TBは2000GBです。ノートパソコンに標準搭載されているHDDの容量は500GB～1TBなので、容量を2～4倍に増やせます。2TBのHDDで保存できる容量の目安は下記の通りです。映像データの保管にも適しており、高画質での撮影機会が多い方や、テレビ番組を録り溜めして週末にまとめて見る方におすすめです。

この項目では、内蔵・外付けタイプ別にHDDを選ぶポイントを紹介します。ポイントを把握しておくと、スムーズに目的のHDDが購入できます。

まずは内蔵タイプのHDDの選び方について紹介します。内蔵タイプのHDDは外付けタイプのHDDより多少知識が必要になるので、この項目で押さえておきましょう。

内蔵タイプのHDDには、「2.5インチ」と「3.5インチ」2種類のサイズがあります。2.5インチのモデルはノートパソコンやゲーム機に搭載可能です。3.5インチのモデルはデスクトップパソコンに搭載できます。

ノートパソコンに3.5インチのHDDを搭載したり、デスクトップパソコンに2.5インチのHDDの搭載できません。ゲーミングPCなどに増設する場合も、事前にサイズを確認しておきましょう。また、機器によってはインチだけでなく厚さが指定されているものもあるのでしっかりと確認が必要です。

HDDの接続規格には「IDE」と「SATA」の2種類があります。IDEは2000年の初めまで使用されていた旧規格であり、SATAは近年用いられている新規格です。IDEとSATAの間には互換性がないので気をつけましょう。

なお、SATAには「SATA1」「SATA2」「SATA3」と複数の規格が設けられています。数字が大きなモデルほど転送速度が速いのが特徴です。また、SATAは規格に拘わらず互換性があります。

外付けタイプのHDDには、「据え置き型」と「ポータブル型」の2種類があります。据え置き型の外付けHDDは、机上や機器の隣など一定の場所への設置を想定に作られたHDDです。ポータブル型と比べ、安定してデータのやり取りを行えます。

一方、ポータブル型の外付けHDDは、外出先などに携帯するのを想定に作られたHDDです。据え置き型と比べて軽量性に優れ、耐衝撃性が備わっているのが特徴です。また、多くのモデルがバスパワーに対応しており、ACアダプタを用意せずとも使用できます。

外付けタイプのHDDはUSB Type-Aケーブルで機器と接続するため、デスクトップパソコンやテレビなど、USB Type-Aポートが搭載されたさまざまな機器に繋げられます。PS4に繋げば保有タイトルを増やせるのが魅力です。

また、ケーブルを接続するだけで使い始められるメリットもあります。なお、USBには「2.0」や「3.0」といった規格があり、2.0よりも3.0の方が転送速度が速いです。下位互換性があるため、2.0と3.0を接続した場合、速度の遅い2.0に揃えられる特徴があります。

パソコンやテレビなど、多くの機器はUSB Type-Aポートを搭載しています。しかし、近年発表されたWindowsパソコンの一部やMacBookにはUSB Type-Cポートが用いられているのでよくチェックしましょう。

USB Type-AとUSB Type-Cには互換性がないため接続できません。接続するためには変換ケーブルが必要です。そのため、外付けHDDを購入する際には変換ケーブルが付属するかどうかも事前に確認しておきましょう。

ここでは、内蔵タイプのHDD・外付けタイプのHDDに共通するチェックポイントを紹介します。容量以外にも確認すべき項目がいくつかあるので、ここで押さえておきましょう。

外付けタイプHDDのインターフェースで、最も多く用いられているのがUSBです。USBには「2.0」や「3.0」などの規格があり、「Type-A」や「Type-C」などのタイプがあります。規格同士には互換性があるものの、タイプ同士には互換性がありません。

一方、内蔵タイプHDDのインターフェースで最も多く用いられているのはSATAです。SATAにもUSBと同様に「SATA1」「SATA2」「SATA3」といった規格があります。

「キャッシュ」とは、HDD内でデータのやり取りを行う際、一時的にデータを保管しておく場所です。連続してデータの読み込みを行う際、キャッシュメモリから読み込みを始めるためデータの転送速度を向上させます。

キャッシュの容量の単位は「MB」で、多くのHDDが8～128MBのキャッシュ容量を持っています。キャッシュの容量が大きいモデルほど素早くデータの転送が行えるので、HDDを購入する際にはキャッシュの容量にも注目しましょう。

「ディスクの回転数」とは、HDDに内蔵されているディスクが1分間に何回転するかを表したものです。HDDには主に5400rpmのモデルと7200rpmのモデルがあり、それぞれ特徴や強みが異なります。

5400rpmのモデルはデータへのアクセス速度が遅いものの、静音性に優れており、発熱量や電力量が小さく安定して動作するのが魅力です。一方、7200rpmのモデルは消費電力が大きく稼働音が大きいものの、データへのアクセス速度が速いメリットがあります。

HDDは消耗品であるため、高い耐久性が備わっているかどうかも確認しましょう。HDDが故障する原因のひとつに「熱」があるため、発熱量が大きいか小さいか、熱を効率的に逃がす仕組みになっているかをチェックしておくのがおすすめです。

また、持ち運びを想定に作られたポータブルタイプのHDDでは、ケースに耐久性の高い素材が用いられているかを見ておきましょう。

• 東芝
• BUFFALO
• エレコム

一口にHDDと言っても多くのメーカーからさまざまな種類のHDDが発表されています。この項目では、HDDに関する気になる事柄について解説します。

一般的にHDDの寿命は3～4年程度と言われています。HDDが壊れやすいか壊れにくいかは、使用環境によって大きく左右されますが、たとえば24時間使用しっぱなしの場合には1年程度で寿命を迎えてしまう場合もあります。寿命を迎える前には動作が遅くなる、頻繫にフリーズするなどの兆候が見られたら買い替え時です。

また外付けHDDの場合、USBケーブルの取り扱いに気をつけましょう。ケーブルが折れ曲がった状態で長時間接続していると断線してしまう恐れがあります。

近年SSDが急速に普及したため、価格が安く設定されているHDDであっても性能が極端に落ち心配はありません。また、近年では安価ながらも性能に優れたコスパのいいモデルも登場しています。

ただし、ほかの製品と比べて明らかに値段設定が低い激安のHDDの場合、中古品の場合があるのでしっかりと確認が必要です。中古のHDDは、それまでにどのような使われ方をされてきたのかが把握できないため、最悪の場合は購入後すぐに使えなくなる可能性もあります。

結論から言うと、中古のHDDであっても使用可能です。しかし、中古のHDDを使用する際にはいくつか気をつける点があります。中古のHDDは中古パソコン専門店から購入するのがおすすめです。使用テストやエラーチェックを行っているので安全に使用できます。

リサイクルショップでは簡単な接続テストしか行われていない場合がほとんどです。フリマアプリなど個人間の取引は明確な動作保証もなく危険なので避けるのをおすすめします。また、購入後は診断ソフトを利用し、HDDの状態を確認しましょう。

2TBのHDDは容量や価格的に購入しやすいサイズのHDDとなります。HDDを使えば簡単に容量が増やせるため、音楽や動画がたくさん保存できて便利です。また、テレビに繋げば多くの番組が録画が可能可能になります。この記事を参考に、自分の目的や用途に合ったHDDを探し購入検討してみてください。