BTOパソコンおすすめメーカー10選｜ドスパラやツクモ・パソコン工房も

パーツを組み合わせて作るBTOパソコンの人気が高まっています。メモリやCPUなどにこだわってハイエンドなパソコンや、ゲームに特化したパソコンを注文することも可能です。また、自作パソコンと比べるとサポートや保証が充実している点も安心できるポイントです。

しかし、BTOパソコンを注文しようとしても、メーカーがたくさんあってどれをいいか悩んでしまいます。本記事ではBTOパソコンが気になっている方に向けて、メーカーを選ぶときの確認ポイント・おすすめメーカーを10選をご紹介します。

また、BTOパソコンの選び方やカスタマイズ・メリット・デメリットについても解説します。また、BTOパソコンのドスパラやツクモ・パソコン工房などおすすめメーカーも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

BTOパソコンの「BTO」とは「Build To Order」の頭文字を取ったもので、受注生産したパソコンのことを指します。ユーザーがカスタマイズしたものを専門メーカーに発注し、生産してもらいます。

好みのパーツを使い1からカスタマイズをしたり、ベースを基に細かくグレードアップしたりすることも可能なので、自分だけのこだわりが詰まったパソコンを手に入れることができます。

大手メーカーで販売しているパソコンは、購入時からメーカー独自のアプリがいくつも導入されています。BTOパソコンは、最初から不要なアプリやソフトを省くことができるため、メモリ容量に余裕が出るのがメリットです。

また、パーツの組み合わせ次第ではゲーミング用に特化させたり、高性能モデルとして作ったりすることも可能です。自分の用途に合わせてパソコンを作ることができるのもBTOならではの良さです。

BTOパソコンは業者が組み立てを行った後に動作保証があるため、安心して注文できます。また、メーカーによっては万が一購入後に不具合が発生しても修理や取り換えといったサポートが受けられます。自作にはないメーカーならではの保証があるのもBTOパソコンのメリットです。

BTOパソコンの最大の魅力は、コストを抑えられる点です。その理由は、BTOパソコンの販売側と製造側が同じ業者のため、無駄な工数がかからないからです。メーカーパソコンのような仲介業者などの費用が掛からず、メーカーのパソコンよりも低価格で購入することが可能です。

メーカー通販サイトや大手通販サイトに比べると、受注生産であるBTOパソコンは納品日数がかかります。メーカーによっては翌営業日に発送や納品といったこともありますが、一般的には1週間~2週間くらいで納品されることがほとんどです。

お急ぎの方はBTOパソコン購入前に、納品までにかかる日数を確認しておきましょう。BTOの通販サイトで購入する場合は、注文画面から日数を確認することができます。

OSとはパソコン全体を管理するソフトウェアのことです。CPUやメモリなどのハードウェアと、Excel・Wordなどのアプリケーションの中間に位置しています。OSがないパソコンやスマーフォンは機能しないため必要不可欠で、現在のBTOパソコンは、windows10(ProもしくはHome)を導入することが多いです。

CPUはパソコンの「頭脳」とも言われる重要なパーツで、計算や情報処理を行います。CPUの性能によってパソコンの処理速度が大きく変わります。一般的に速度の速いとされているCPUはcorei7とさらにその上のcorei9です。最近の3Dゲームをプレイする場合にはこの2つが推奨されます。

ストレージはデータやプログラムの読み書きをする「保存容量」です。「HDD」・「SSD」という2種類に分かれそれぞれメリット・デメリットがあります。動画編集や3Dゲームをプレイする場合には「SSD」が推奨されています。

SSDはHDDに比べると高価で保存容量が少ないですが、読み書き速度が速く3Dゲームの場合はロード時間短縮などに繋がります。

パソコンのメモリとは、データを一時的に保存する場所のことを指します。パソコンの電源が付いている間は、wordやExcelのアプリケーションに名前をつけて保存をしていなくてもメモリが一時保存してくれます。普通の事務作業なら8Gで充分ですが、動画編集や高画質ゲームは16GBが推奨されます。

パソコンのグラフィックに大きく影響を与えるのが「グラフィックカード」で、3Ｄ映像をモニターに映し出すパーツのことを指します。最近のFPSゲームやオープンワールドのゲームをプレイする場合は、グラフィックカードを重視しましょう。価格はグラフィックカード単体で数万円になる場合が多いです。

BTOパソコンは細かくカスタマイズできるポイントが他にもあります。ここでは、光学ドライブやゲームに最適なパーツ選びについて解説します。

光学ドライブとはDVDやCDに記録された情報の読み書きをする装置のことです。CDドライブやDVDが一般的で、最近ではパソコンにブルーレイ対応の光学ドライブを搭載し、高画質の映画鑑賞が楽しめるようになりました。光学ドライブは数千円で搭載できるため、映画鑑賞をする人にはおすすめです。

ゲーム用にBTOパソコンの購入を検討している人は、自分のプレイしたいゲームの公式サイトで動作環境などを確認しましょう。具体的にチェックしておきたい項目は、以下を参考にしてください。

• CPU
• メモリ
• HDD・SSD空き容量
• モニター解像度
• グラフィックカード
• 必要動作環境・最低動作環境
• 必要スペック
• 基準動作環境

最低動作環境よりも、少し高めのスペックになるようにカスタマイズするのがおすすめです。

注文してから納品される日数には各メーカーごとに異なります。注文から翌営業日で届くものや2週間以上かかるものもあります。BTOパソコンをすぐに欲しい場合は、早く納品してくれるメーカーを探す必要があります。

各メーカーの納品日に関しては公式サイト内のステータスから確認できる場合もあるので、納期の目安が知りたい場合はこまめにチェックしましょう。

パソコンに関する不具合が起きた場合すぐに問い合わせできるよう、サポート受付時間もも確認しておきましょう。パソコンのサポート時間は各メーカーごとに異なります。各メーカーのサポート受付時間は公式サイトから確認ができるので、購入前にチェックすることをおすすめします。

自作PCと違いBTOパソコンにはメーカー保証を付けることができます。不具合が生じているのに保証が受けられない状態には避けたいですよね。メーカー保証期間内なら、状況に応じて無償で修理対応をしてくれます。保証内容は各メーカーごとに異なるため、事前に確認しましょう。

BTOパソコンメーカーには悪い評判がつきものです。実は人気のBTOパソコンメーカーほど悪い評判が多くなります。シンプルに購入者が多く、口コミの数が多くなるからです。評判悪いBTOパソコンメーカーこそ、実はいい評判が多い場合が多いです。

BTOパソコンはパーツの基礎知識と推奨スペックさえ理解していれば、自分にぴったりの1台をカスタマイズできます。また、メーカーごとにサポート受付時間・営業日・納期など違いがありますので、本記事を参考にお気に入りのメーカーを見つけてください。