人気タイピングソフトおすすめ22選｜初心者向けも【有料・無料】

音声入力が少しずつ浸透してきてはいますが、まだパソコンでの文字入力はキーボードが一般的です。慣れてしまえばブラインドタッチもできるようになりますが、キーボードの独特な配置を覚えるには相当の時間と入力回数が必要になります。

ただし、ひたすら文字を打つだけでは、いつまで正しいタイピング覚えられません。また、単純作業は楽しくありませんよね。「子供にタイピングを覚えさせたいけどなかなか続かなくて困った」といった経験がある方も多くいます。実は、タイピングを楽しく覚える方法は存在します。

タイピングソフトとも呼ばれる「ゲームの進行にタイピングを用いたもの」を使った練習が効果的です。面白いタイピングゲームは大人はもちろん、タイピングが初めての子供にもおすすめです。当記事で無料・有料やWindowsに対応したタイピングゲーム一覧と併せて解説しますので、ぜひ参考にしてください。

「タイピングソフトで練習するより自分で文章をタイピングする方法がいいのでは？」と思う方もいるかもしれません。しかし、タイピングソフトを使った練習は、ランダムに文字を打ち続けるより効果的です。タイピングソフトの中には、ホームポジションを表示し運指の練習になるタイプもあります。

すでにホームポジションがしっかり身に付いている人は、効果が感じにくいかもしれません。しかし、ブラインドタッチがまだできずタッチタイピング初級者が練習するときに効果的です。タイピングソフトは主に以下のような人におすすめです。

• パソコンタイピングの初心者
• 自己流でタイピングを覚えた方
• もっとタイピングスピードを速くし効率よく入力したい方
• 無理のないポジションでタイピングをしたい方

小学生でタイピングの練習を始めるなら、アルファベット・ローマ字が何となくでも読めるようになる小学校2〜4年生の中学年頃が最適です。もし中学受験を予定していても、この時期であればまだ勉強もあまり忙しくなく、タイピングの練習に時間を割けます。

また、2020年より小学校で必修化された、プログラミングの授業への備えにもなります。言語能力と同様に、情報活用能力も「学習の基盤となる資質・能力」と位置付けられているので、小学校時点で基本的なパソコン操作をマスターし、プログラミング的な思考を育成していくのが望ましいです。

学習指導要領の中では、5年生の算数でプログラミングを取り入れるとされているため、4年生までにタイピングスキルが身につくよう練習するのをおすすめします。

タイピングソフトにはさまざまなタイプがあります。ここでは、タイピングソフトの種類とおすすめする人について解説します。下記を参考にタイピングソフトを選んでみましょう。

• ゲームタイプのタイピングソフト：子供やゲーム好きな人向け
• 画面の文章をひたすら入力するソフト：基本は学習済みでタイピングのスピードアップを目指す人
• キー配列と運指を覚えるソフト：パソコン初心者やブラインドタッチを学習したい人向け
• 長文が多いタイピングソフト：中上級者向け

自分が初心者かタイピング経験者かどうかによって、タイピングソフトの選び方は変わってきます。また、タイピング練習は焦らずにじっくりと正しい運指で行う練習が上達の近道です。

近年は、インターネットブラウザ上で動作する無料タイピングソフトの「ブラウザゲーム」が主流となっています。しかし、以前はさまざまなタイピングソフトがありましたが、スマホの普及がピークとなりPCの所持率が下がってから、無料ソフトも更新が止まったものも多いです。

特にWindows XPで止まったものが多く「Ozawa-ken」や「うねうねタイプ」などの人気ゲームも最近のパソコンで動作しない、またはフリーソフトの紹介サイトで探すと見つからない場合があります。この記事でもブラウザ版のソフトを紹介するので、無料でタイピングソフトを探している方は特にチェックしてくださいね。

かな入力とローマ字入力で、メジャーなのはローマ字入力です。かな入力ではかなの配置以外に、ローマ字を入力する場合のローマ字の配置も覚えなくてはなりません。しかしローマ字入力なら、ローマ字の配置を覚えるだけでタイピングができます。ただし、速度面では、かな入力がローマ字入力に勝ります。

ローマ字入力は母音以外の1つのひらがなを入力するのに2回キータイピングが必要なためです。一方、かな入力はどのひらがなも基本的に1回のキータイピングで入力できます。

どちらの入力がいいか迷っている場合は、かな入力とローマ字入力の両方に対応したタイピングソフトがおすすめ。1つに絞る場合は、メジャーなローマ字入力を習熟しましょう。

タイピングソフトには「ひたすらタイピング」「ゲーム感覚で楽しめるソフト」「難易度選択があるもの」「子供向けの優しいもの」など、さまざまなタイプのものがリリースされています。基本的には「自分がタイピングの練習をしていて、楽しめるもの」が最適です。

まず、自分のレベルにそのタイピングソフトが合っているかどうかを考えましょう。初級者なのにホームポジションも学ばずに長文のタイピングをしても、あまり意味がありません。初級者の場合はホームポジションが学べるもの、ブラインドタッチに習熟できるソフトを選びましょう。

お子様にタイピングの練習をさせるなら、ひらがなのルビが振ってあるソフトや、絵柄や例文が子供向けのタイピングソフトを選びましょう。点数やポイント、打鍵数が記録されたり表示されたりするソフトは、自分の上達がわかるのでやる気も出ますよ。

UIとはユーザーインターフェースの略です。UIとはユーザーが操作する画面を意味します。UIは直感的に操作がわかるもの、すっきりとシンプルで目が疲れないものを選ぶのがポイントです。UIにイライラさせられるようでは、肝心のタイピングの練習が長続きしません。

特に文章が見づらいようなタイピングソフトは、避けるようにしましょう。タイピングに集中できるUIが、もっともタイピングソフトに最適なUIです。

タイピングソフトでは例文の量が豊富なものを選びましょう。タイピングソフトのスコアに夢中になって、例文を覚えてしまうと指に癖が付いてしまいます。例文を覚えてしまって、その運指が癖になってしまうと意味がありません。

同種類のタイピングソフトでずっとタイピング練習をした後に、別のタイピングソフトで練習すると上手くいかずに唖然とする場合もあります。これは慣れない例文でタイピング速度が遅くなるからです。どのような文章でもスムーズにタイピングできるように、例文の豊富なソフトを選びましょう。

単身でタイピングするにはゲーム要素があると飽きずに練習できます。しかし、ゲーム中心で例文が少ないと上達しないといったデメリットがあります。タイピングソフトは無料タイプも多くありますので、複数のタイピングソフトで練習するのも1つの解決策です。

タイピングソフトを選ぶ際は、実用的かどうかもチェックしておきましょう。たとえば、仕事をしている方なら、ビジネス文章を収録したソフトを選ぶのがおすすめです。単純に興味ない文章をタイピングしても練習のモチベーションは下がる一方だからです。

ですので、自分が興味ある文章や実用的なものを選ぶとモチベーションも維持できます。また、自分で決めた文章を入力してタイピング練習ができるソフトもあるので実用的、かつ自分に合ったタイピングソフトを選んでみてください。

発売されたのが古いタイピングソフトの場合、パソコンの現在の最新OSに対応していない可能性があります。タイピングソフトを購入するときには、最初に自分のパソコンのOSを確認しそのOSに対応したタイピングソフトを購入しましょう。

商品概要や仕様書などに対応OSが掲載されていますので、気に入ったソフトがあればまずOSの種類を確認してください。タイピングソフトをせっかく購入しても、パソコン上で動かないと意味がありません。購入の際は必ずOSのチェックしてください。

タイピングソフトの中には、さまざまな便利機能が搭載されているタイプがあります。ここでは、代表的なものについてご紹介します。ぜひ参考にしてください。

読み上げ音声のサポートが付いているタイピングソフトもあります。読み上げ音声のタイピングによって、より効果的な練習を狙ったソフトです。タイピングする場面ではリスニングしながら、文章を起こすといったケースも考えられます。

さらに、文字を目で見て読むだけよりも読み上げ音声付きの方が、タイピングの反応が速い人もいます。漢字などで速度が遅くなるタイプの人は、読み上げ音声のサポート搭載のソフトも検討しましょう。

タイピングソフトの中には、タイマー設定機能が付いているソフトもあります。タイピングに熱中して、ついついやり過ぎてしまう場面もタイマー設定機能付きなら防止できます。また時間内にどれだけ練習するといった、目標も立てやすくなります。

無料のタイピングソフトにはタイマー機能がほとんど付いていません。もし、タイマー付きが欲しい場合は、有料のタイピングソフトを購入する必要があります。スマートフォンのアラーム機能などと使ってタイマーの代用にする方法などもあります。無料ソフトでも工夫とカバーできます。

1999年にシリーズ第1弾が発売された「北斗の拳 激打〜タイピング奥義 〜」です。シリーズ最後の「北斗の拳 激打3 〜タイピング百裂拳 〜」が2003年に発売された後、現在まで新シリーズの発表はありません。

今でも探している人がいる人気ソフトではありますが、現行PCではOSが非対応なため、別のソフトを探すのをおすすめします。

「Ozawa-ken」は格闘技がモチーフの、痛快アクションが魅力的なタイピングソフトです。フリーソフトは2006年の更新が最後となっています。また、パッケージソフトとしてもあるものの、こちらも古いため別のソフトを選んだ方が賢明です。

キーボードとセットで販売されていた任天堂DSソフト「バトル&ゲット ポケモンタイピングDS」です。ポケットモンスターブラック・ホワイトで登場したポケモンを中心に、400種類以上のポケモンが登場します。タイピング初心者やお子さんもゲームを進めながらスキルを身につけられるおすすめソフトです。

タイピングは一般的にローマ字入力で行います。そのため、タイピングを始める前にまずローマ字を覚えていなければ、タイピングそのものの練習がスムーズに行えません。そんな状態でタイピングを始めてしまうと、タイピング自体に苦手意識を覚えたりしてやる気をそいでしまいます。

まず、アルファベットとローマ字を覚えてから始めるのが大切です。

ホームポジションとは、キーボードの入力を効率よく行える指の配置です。触ってわかる印のついたFとJのキーがポイントで、左手の人差し指がF・右手の人差し指がJに置かれた状態が基本です。

最初にゆっくり基本を正確に覚えていけば、ブラインドタッチもできるようになるので、のちのちスピードを追求しやすくなります。タイピングの練習を始める際は、まずホームポジションを覚えましょう。

ローマ字を覚え、ホームポジションに慣れてきたら、本格的にタイピングの練習です。最初は時間がかかってしまいますが、練習するうちにミスも減り速度も上がっていきます。継続によって身体で覚えるものなので、毎日10分でもいいので続けて練習していきましょう。

タッチタイピングは文章や、資料を作るのにいまや必須の時代です。タイピングの早さで、仕事の効率も大きく左右されます。現代はタイピングを、しっかりと練習して習得する時代になりました。最適なタイピングソフトで、タイピングのスピードと正確性の向上を目指してください。