キーボードカバーのおすすめ12選！手作り・自作する方法もご紹介！

日常的にパソコンを使用する方は、キーボードの汚れや故障が気になります。本体と別になっているデスクトップパソコンのキーボードはすぐに取り替えられますが、キーボードと一体になっているノートパソコンは故障してしまうと修理に時間がかかってしまいます。

そこでおすすめなのが、ノートパソコンのキーボードを傷や汚れから守るキーボードカバーです。キーボードカバーにはコストパフォーマンスがいいナイロン・ポリウレタン製のものから、機能性に優れたシリコン製のものまでさまざまな商品が販売されています。

こちらの記事ではキーボードカバーの選び方やおすすめの商品をご紹介していきます。キーボードカバーを使用するメリットや自作する方法も解説しているので、購入しようか迷っている方もぜひ参考にしてみてください。

キーボードカバーを購入する前に多くの人が抱く疑問が、「果たしてキーボードカバーは必ず使用すべきものなのか？」ということです。結論から言うと、個人の好みと何を優先したいかによります。

カバーをつけることで、ノートパソコンの故障を防ぐなどメリットはたくさんあります。ただし、使用にあたっては確認しておいた方がいいポイントもあるので、あわせて詳しく見ていきましょう。

キーボードカバーのメリットは、パソコンの汚れを防げることです。キーの隙間には知らず知らずのうちにゴミやホコリがたまっていきます。その汚れはキーの故障を引き起こしてしまうこともあります。

キーボードは必ず触るものなので、できるだけ清潔な状態を保ちたいですよね。長く使っていると、コーヒーやお茶の飲みこぼしで汚してしまう可能性も高くなります。キーボードが汚れない環境を作るのに、カバーは一役買ってくれます。

また、カバーをすることでタイピングの静音効果も期待できます。気を付けていても、キータッチの音は目立ってしまうものです。静かなカフェや大勢いるオフィスで仕事をする時も、静かに集中して作業できます。

キーボードカバーのデメリットは、キーの使い心地が今までと変わってしまうことです。パソコンを使う人にとって、キーの打鍵感は仕事の生産性を大きく左右するとても重要なポイントです。

キーボードカバーをつけると素材の感触が気になったり、タイピングの指の滑りが悪くなったりすることがあります。しかし、自分に合ったカバーを見つけることで、そのようなデメリットを回避できます。カバーを選ぶ際は、商品のスペックを必ずチェックするようにしましょう。

まずは素材について解説します。キーボードカバーの多くは「ナイロン」「ポリウレタン」「シリコン」で作られています。それぞれの特徴を見ていきましょう。

「カバーは消耗品だし、できる限り安く抑えたい！」という方におすすめなのが、コストパフォーマンスが高いナイロン製かポリウレタン製。より耐久性を重視するなら、ナイロン製を選びましょう。

ナイロン・ポリウレタン製は、素材に少し厚みがあるので、キータッチには少し硬さを感じます。しかし、透明感が高くキーボードの文字がよく見えるため、タイピング自体の不便さは気になりません。カバーの形状を保ちやすくホコリがつきにくいので、使い続けてもボロボロになりにくく、お手入れがしやすいのが嬉しいポイントです。

予算に制限がなく機能性をとことん重視したいなら、シリコン製を選びましょう。ナイロン、ポリウレタンより薄く作られているものが多く、柔らかい素材感なのでキータッチの邪魔になることを防ぎます。

薄いにも関わらず、耐久性が高いのも特徴の1つです。どうせ使うのであれば、より長持ちする製品をえらびたいもの。キーボードをよく使う人はカバーの消耗も早くなるので、シリコン製がおすすめです。

また、シリコン製は抗菌性にも優れています。水洗いできるので常に清潔な状態で使用できるほか、万が一飲みものをこぼすなど酷く汚してしまった時も安心してお手入れができます。

キーボードカバーには、パソコンの対応機種が決まっている「専用タイプ」と、あらゆるパソコンに対応できる「マルチタイプ」があります。

機種ごとに専用のものを使用するとフィット感がいいため、キーボードを打ちやすくなります。一方で、どんな機種にも使えるものを使用すると、フィット感が劣るため使い心地が悪い傾向にあります。

しかし、専用タイプのものはパソコンを買い替える時に、また新しいカバーを買う必要があります。それに対し、マルチタイプであればまとめ買いして友人と分け合うことも可能です。何の用途でどのくらいの期間使いたいのかを考えて購入するのがおすすめです。

キーボードカバー選びで欠かせないポイントが、なんといっても操作感です。合わないカバーをかけることでキーを押すのに強い力が必要になってしまったり、キーの凹凸を感じづらくなってしまったりすると、パソコンの作業効率が大幅に下がってしまうこともあります。

カバーの素材が厚すぎるものは操作感が悪いため、おすすめできません。それに対し、0.2mm以下の薄いものは操作感が良く、スムーズなタイピングを可能にします。同じ素材や価格帯で悩んだら、より薄い方を選ぶといい買い物になります。

それでは、キーボードカバー（MacBook用）のおすすめを4つご紹介します。自分の持っているパソコンの機種と照らし合わせてお考えください。

キーボードカバー（Windows用）のおすすめを8つご紹介します。残念ながら、Windows用はMac用に比べて流通が少ないのが現状です。自分のパソコンに合ったものが見つからない場合は、マルチタイプもあわせて候補に入れましょう。

100均ショップでもキーボードカバーの取り扱いがあります。ダイソーでは洗えるキーボードカバーが販売されていて、汚れたら洗えるためコスパが高い点が魅力です。ノートパソコン用のキーボードカバーはぴったりと張り付くシートタイプです。キーに水をこぼしてもカバーがあれば安心です。

セリアにもノートパソコン用のキーボードカバーがあり、15インチに対応しています。厚みのあるシリコン製で、カバーしたままパソコン操作が可能です。

「予算の都合上、コストはできるだけ抑えたい」「まずは気軽にカバーを使ってみたい」と思っている方もいるのではないでしょうか。材料さえ揃えれば、キーボードカバーは簡単に自分で作ることもできます。ここでは2種類の作り方を解説していきます。

ラップでのカバー作成は、とにかく費用を抑えたい方におすすめの方法です。汚れた時にすぐに取り換えられるので、コストパフォーマンスは高めです。

＜作り方＞

1. ラップをパソコンの上からかぶせ、キーボードを覆う
2. 2重に巻きつける（破れを防止するため）
3. タイピングの際にズレが気になる場合は、セロテープやマスキングテープで数か所とめておく

以上で完了です。汚れや水分から守る簡易的な方法ではありますが、何もしない状態よりも十分な汚れ防止になります。ただし、ラップなので、タイピングするごとに消耗し破けてきてしまうことがあります。長持ちするものを使いたい場合は、既製品の購入を検討してみましょう。

ラップだけでは耐久性が弱いと感じる場合は、少し手間はかかりますがシリコンで作ることも考えてみましょう。シリコン樹脂で作ると自分の持っているキーボードの造形に合わせられるので、よりフィット感を高められます。

＜作り方＞

1. キーボード全体にラップを敷く(できるだけキーの溝まで密着させる)
2. ホームセンターで購入できるシリコンを、ラップの上に薄く伸ばす
3. シリコンが固まったらラップを丁寧にはがして完成

ラップを敷く際は、穴が開かないように気をつけましょう。完成品はシリコンの単調な色になってしまうので、デザインに味気がないなと感じたらマスキングテープなどで好きなデザインに加工することもおすすめです。少し手間のかけた分だけ、自分だけのオリジナルなキーボードカバーができるので、パソコンを使うのが楽しくなりますよ。

汚れ防止のためには、カバーと合わせてキーボードブラシの使用も検討してください。キーボードの隙間に溜まったホコリを取り除くのであれば、特にキーボードブラシはおすすめです。キーボードブラシを使用するメリットは、細かい部分まで掃除できることと、故障につながる静電気を抑えられることです。

現在はシンプルなものだけでなく、形のかわいいものやスタイリッシュなキーボードブラシもたくさん販売されています。オフィスのインテリアにもなるので、カバーとブラシの両方を使うとよりパソコン環境が整います。

今回はキーボードカバーの選び方からおすすめ人気商品12選をご紹介してきました。キーボードカバーはキーボードを傷や汚れから守る大切なアイテムです。自作や購入など自分に合うスタイルで、ぜひピッタリのカバーを見つけてください！