エアダスターの捨て方・処分・廃棄方法｜中身が残っているときは？何ゴミ？

エアダスターを購入して使い切ったあとに「エアダスターってどうやって捨てるの？」と疑問に思ったことはありませんか。穴をあけて分別して捨てるのが常識だと考えている方も少なくありません。

エアダスターのようなスプレー缶の廃棄・処分方法は地域や自治体によって異なり、穴をあける地域もあれば、あけずに捨てる地域もあります。中身が残っている場合の対処方法についても気になりますよね。

以上を踏まえ、本記事ではエアダスター・ダストブロワーなどのスプレー缶の捨て方について紹介します。種類の区分上、何ゴミかわからない・調べ方がわからないといった方も、ぜひご覧ください。

エアダスターの捨て方は特殊なイメージがあるかもしれませんが、一般のスプレー缶と同じです。ただし、「可燃性」であるため、ライターなどの火気を帯びたものと一緒にゴミに出すのは、危険ですので絶対にやめましょう。また、詳しい捨て方については地域や自治体の指示に従ってください。

エアダスターを捨てる際に、穴あけを行うかどうかについては自治体のサイトを確認しましょう。最近では爆発事故が起きた事例もあるため、大都市では穴あけを禁止しているところが多くなっています。

以下に主要都市での穴あけについて表でまとめていますので、参考にしてください。もしここに提示した地域に住んでないという方は「〇〇（住んでいる地域）　エアダスター」と検索してみましょう。

ガス抜きを行う際は、風通しがいい家の外で行いましょう。冬場は外に出るのが寒くてつい室内で済ませる人もいるようですが、冬の室内は静電気が溜まりやすいため、危険です。面倒でも必ず外で行うことを徹底してください。

またエアダスターの穴あけにも注意が必要で、無理に穴を開けようとすれば中身が吹き出す可能性があります。有害物質である場合は、その空気を吸い込んだり目に入る恐れがあり重大な事故になりかねません。おすすめのガス抜きと穴あけグッズを1つずつ紹介します。

エアダスター廃棄の際、中身が残っていると事故の原因になるため、中身を使い切ってから処分するのが一般的です。ただし具体的な要領は自治体によって異なるため、必ず地域のルールに従って処分しましょう。

たとえば使用後のスプレー缶に穴をあける・あけないといった運用は、自治体によって異なります。自治体のホームページを参照し、不明な場合は直接問い合わせるのがおすすめです。

自治体以外にも、エアダスターなどのスプレー缶を回収してくれるお店があります。例を挙げるとホームセンターの「コーナン」が代行してくれています。

これは自治体がコーナンを回収場所に指定しているケースなので、全国の店舗で回収してくれるわけではありませんので、近くのコーナンが回収してくれているかどうか確認してみてください。コーナン以外にも代理で回収業務を行ってくれているところもあるので探してみましょう。

エアダスターは自治体にしたがって、自分で廃棄するのが一般的です。しかし数が多い時や、どうしても困難な場合など自分で廃棄するのが難しい方は、不用品回収業者や便利屋などに回収を依頼することもできます。

ただし業者に回収を依頼する場合も、最後までガスを使い切ってから渡してください。費用も手間もかかりますので、数本程度であれば自治体の指示にしたがって、自分で廃棄するようにしましょう。

エアダスターを使用したあとに毎回穴を開けて捨てるのが面倒な方もいらっしゃると思います。そんな方は、何度でも使用可能な電動タイプのエアダスターがおすすめです。本来のエアダスターと比べて威力が落ちるものの、充電をするだけで永久に使用できるので、環境に配慮する方にもぴったりです。

製品の特性上、ダストブロワーは使用中に冷たくなるのが一般的です。冷たくなる理由は気化熱によるもので、スプレー内部の液化ガスが気体に変化する際、周囲の熱を奪うため。スプレー缶が冷えると噴射力が下がるため、続けて作業したい場合は複数本用意し、交互に利用するのがおすすめです。

エアダスターを廃棄する場合は、通常のスプレー缶と同様に中身を出し切って自治体の指示にしたがってください。独自の判断で廃棄すると事故につながりかねません。この記事にあるエアダスターの廃棄方法や便利グッズを使用して、安全に捨てましょう。