有料画像編集ソフトおすすめ14選｜買い切り・サブスク・プロ御用達も

InstagramやTwitterに載せる画像はなるべくきれいに見えるように加工したいですよね。プライベートで使う場合だけでなく、お店のホームページに載せる宣材写真や素材などに使う際には、特にこだわりたいと思う方が多いのではないでしょうか。

仕事で写真や画像を扱う際は、カメラも大事ですが画像編集・写真編集ソフトも大事です。しかし、画像編集ソフトは種類が多く、ソフトによってできることや操作方法が大きく異なるため、それぞれの違いがよくわからない方も多いです。

この記事では有料の画像編集ソフトについて、無料ソフトとの違いや機能の詳細について詳しく解説・比較して紹介します。買い切り・サブスクのおすすめの画像編集ソフトも紹介するので、有料画像編集ソフトの導入を検討している方はぜひ参考にしてください。

無料の画像編集ソフトと有料の画像編集ソフトの最も大きな違いとして挙げられるのは、アップデートの頻度です。有料の画像編集ソフトは売り上げが開発費に回されているため、基本的にサービスが止まらない限りアップデートされます。

また、利用者のレビューやバグ報告を参考にソフトが改良されるので、無料ソフトと比べると圧倒的に扱いやすく作られています。アップデートのたびに性能や操作性が更新され、新しい機能が追加される場合もあることから、有料版の方が使い勝手が良く完成度が高いのが魅力です。

有料画像編集ソフトから提供されている無料版ソフトは、機能が制限されているものが多いです。切り取りやサイズ変更など、基本的かつ簡単な加工であれば機能が制限された無料版でも事足りる場合があります。

しかし、グラデーションやエフェクトといった高度な操作が必要な場合、アップグレードした有料ソフトの方が機能面で優れているのは間違いありません。

無料版には、ソフト制作者の収入源として広告が入っている場合があります。広告は利用者がクリックしないと収入にならないので、目立つ色や場所に広告が設定されているのも少なくありません。

中には広告の数が非常に多く、作業に支障が出るものもあります。このように無料ソフトは広告が必要以上に目立つことがあるため、画像編集するうえで邪魔になるのがデメリットです。

「Photoshop」と「Illustrator」は、画像編集に疎くても一度は耳にしたことがあると思います。PhotoshopとIllustratorは一見似ていますが、Photoshopは基本的に写真や画像の合成・拡大縮小などを用いた画像加工が主な使い道となります。

一方でIllustratorは、画像やデザインそのものを作成する用途で使うのが主です。そのため、Illustratorで画像を作り、作った画像をPhotoshopで合成・加工するのが基本的な使い方となります。これにより、Illustratorで作った画像をより高クオリティに仕上げられます。

Creative Cloudは20以上のアプリやサービスを提供するソフトです。PhotoshopやIllustratorを初めとしたソフトを管理するソフトであり、Adobeソフトの導入やサブスクリプションの管理が簡単になります。

すべてのアプリが使える「コンプリートプラン」は、年額65,760円の支払いで利用できるのでお得ですが、それぞれのアプリの買い切りはできないので、プランに加入している限り年額料金や月額料金を払わなければいけません。

近年の動画編集ソフトには、買い切りタイプやサブスクタイプの2種類あります。また、それぞれにメリットとデメリットが存在しているので、用途にあわせて選びましょう。

【買い切りタイプのメリット】

• サブスクのように毎月・毎年料金を払う必要がない
• 一度購入すれば、ずっと使える

【買い切りタイプのデメリット】

• 最初に多額の初期投資が必要である
• 購入したソフトによってはアップグレードされない場合がある

【サブスクタイプのメリット】

• 月額・年額で支払うため、初期投資を抑えられる
• 定期的にアップデートされるため、常に最新の状態で使用できる

【サブスクタイプのデメリット】

• 毎月・毎年のランニングコストがかかる
• 長く使えば使うほど買い切りタイプより金額が積もる場合がある

画像編集ソフトはソフトによってできることに違いがあるので、機能の検討は大変重要です。特に写真編集をする方には、撮影した写真をより高クオリティに編集できるRAW現象は必須の機能です。マルチに使いたい方や機能を広範にいろいろ試したい方は、機能の種類がなるべく多いソフトを選びましょう。

画像編集ソフトの形態として、「ブラウザで作動するもの」と「オフラインで作動するもの」の2つが存在します。前者は、画像編集の際にPCの内部で処理をしないので動作が軽い特徴があり、使っていてカクカクする問題を防げます。ただインターネット環境が必須なので、環境によっては使用できません。

一方でオフライン型は、ソフトをPC内にインストールするためインターネット環境不要で使用できます。PCの内部で処理をするので重くなることもありますが、スペックの高いPCならさほど問題にはならないので、ある程度のスペックのPCを持っている方におすすめです。

インストールして使うソフトの場合、種類によって「どのようなOSに対応しているか」が定められています。Windows対応ソフトならWindowsで、MacOS対応ソフトならMacOSで作動する仕組みです。

自分のパソコンのOSに対応した画像編集ソフトを選びましょう。ブラウザ版は、基本的にOS関係なく利用可能となっていますが、一部利用できるブラウザが限られているものもあるので、あらかじめどのブラウザに対応しているかを調べておくのが得策です。

いきなり有料のソフトを買うのは気が引ける場合は、まずはそのソフトの試用版や無料版を試しに使いましょう。何回か画像編集して、操作感や機能などが気に入ったらアップグレードを検討するのがおすすめです。

「BeFunky」は、PCからであればソフトをダウンロードすることなくウェブ上で利用できるソフトです。トリミングやリサイズ、明るさ変更などの基本的な画像編集機能のほか、複数画像のコラージュやデザインまで無料で使えます。

有料のプレミアム版では、豊富なフィルターやスタンプが用意されており、さらに便利な画像編集機能も利用可能です。iPhone（iOS）とAndroid向けスマホアプリは無料で利用できますが、日本語対応はウェブ版のみです。無料版だけでも十分な画像編集機能を持っていますが、ウェブ上で凝った画像編集を行いたい場合はプレミアム版もおすすめですよ。

「Fotor」も、無料で幅広い画像編集ができるソフトです。ブラウザとアプリ両方で利用できますが、ブラウザはインターネット接続が必須となります。シンプルな操作性で使いやすく、日本語対応しているので初心者にもおすすめです。

有料版ではデザインテンプレートやステッカーの利用ができるほか、広告を消せるので無料版よりも操作性が高くできることが増えます。有料版は買い切りではなくサブスクリプション方式なので、定額料金の支払いが続きます。そのため、買い切りの有料版を使いたいという場合はあまりおすすめできません。

「Photoshopを使いたいけれど価格面でなかなか手が出ない」という場合におすすめなのが、こちらの「Pixlr Editor」です。Photoshopに近い操作性で無料版が用意されているので、まずはお試しで使ってみるのもおすすめです。

こちらもブラウザで使用するタイプのソフトで、登録不要で使用できます。無料登録をすればオンライン上で専用の領域をもらえるので、登録しても損はありません。デフォルトは英語ですが、設定変更を行えば日本語でも使用可能です。

無料版は基本的な編集機能を備えていますが、ステッカーやオーバーレイの制限に加えて広告が付きます。有料版は「プレミアム」と「クリエイティブパック」の2種類があり、クリエイティブパックの方が豊富な機能を使用できます。

ここでは、完全に無料で利用したい方におすすめのソフトを紹介します。有料でなくでもある程度の基本の編集は十分できるので、ぜひ以下のソフトを参考にしてください。

完全無料で、かつ有料ソフトにも負けないハイクオリティな編集ができるソフトといえば、まずGIMPです。GIMPは、切り抜き・ぼかし・透過・文字入れ・イラスト作成など基本的な編集は問題なく使えます。また、手書きに近い状態で使用できる「ペイント系ソフトウェア」であるため、初心者でも簡単に使いこなせます。

ソフトをインストールせずともプラウザ上で手軽に使用できるのが、Pixlr E（ピクセライー）です。編集に必要な機能は一通り搭載されているため、パソコンとネット環境があれば、いつでもどこでも簡単に利用できます。また、プラウザ上で操作をするのでインストールする必要がなく、パソコン自体に容量がない方にもおすすめです。

プロのカメラマンによく使われている画像編集ソフトとして、Photoshopやキャプチャーワンがあります。PhotoShopは世界中のクリエイターに愛用されているソフトで、写真や画像の加工や細かい色の調整・高度な写真の切り抜きやテキストの入力など、幅広い用途で使える定番の画像編集ソフトです。

一方でキャプチャーワンはカメラで撮影した写真の加工に特化しており、UIを自由にカスタマイズできる・RAW写真の処理などに優れています。さまざまな用途で画像を編集したい方はPhotoshop、複雑な写真編集を行いたい方はキャプチャーワンがおすすめです。

有料画像編集ソフトは、無料画像編集ソフトに比べてできることが多いのが特徴です。そのため、さまざまな場面で広範にソフトを活かせます。これを機に興味を持った方は、この記事を参考にぜひ有料画像編集ソフトの導入を検討してください。